電気代を節約

20畳用エアコン最新オススメランキング10選エアコン開発者が作成

前回6畳用エアコンのオススメトップ10選をご紹介したことで、多くの方に閲覧していただけています。

6畳用のオススメエアコントップ10の記事は、この記事のしたの方にリンクがあるので、6畳用のエアコンを検討している方は是非一度目を通してみてください。

エアコン開発に携わっている私だから書ける目線で書いています。

そして、今回はターゲットを20畳用に絞ったオススメトップ10選を書いてみました。

それでは早速ですが、見ていきましょう。

【今回エアコンを選ぶ比較基準の説明】

6畳用の時は、「省エネ性」「サイズ」「各種機能」の3つの条件を提示しました。

しかし、6畳エアコンが600W程度の電力に対して、今回の20畳用エアコンの電力は、

6畳用の約3倍になる約1900Wの電力を要し、明らかに電力が大きいため、本サイトの

基本コンセプトに戻って、あくまで省エネと言う観点から、純粋にエアコンの省エネ

性能(消費電力つまり電気代)のみに絞ってトップ10を選定しました。

又、従来は技術的な専門用語も出して、解説もしていましたが、やはり省エネ性能、

言い換えれば「電気代」に絞った方が結局は、誰にでも分かり易いと反省しました。

また、最初に重要な留意点としてですが、電源についてお話ししておきます。

エアコンも20畳用ともなりますと、一般的な電源100Vでは電力が足りないため、

20畳用エアコンの電源は必然的に200Vになります。

よって、もしも現状で200V電源がない家庭では、追加工事が必要になります。

又、基本料金も上がり、エアコン購入以外の経費が掛かるので、事前に注意願います。

尚、今回は20畳用エアコンの記事なので本題とズレてしまい蛇足ですが、参考までに、

もしも100V電源しかない家庭において、それでもリフォーム等で壁を取り外したりして、

どうしても20畳にエアコンを対応したい場合は、10畳用エアコンを部屋の対角線上に

2台設置すれば良く、それで済めば、電源追加工事や基本料金アップもない上に、案外、

20畳用エアコン1台よりも、10畳用エアコン2台の方が安くて、エアコン性能も

良かったりしますので、そのような機会があれば、是非検討してみて下さい。

ちょっと本題から脱線しましたが、今回はあくまで、20畳用エアコンとして、

省エネ性能が良い、つまり「年間電気代が安い順番」のエアコンランキング

トップ10を紹介していきます。

<第10位>シャープ 高級機種 AY-L63X2

それでは先ず最初の第10位は、シャープの20畳用エアコン高級機種です。

うーん「目の付け所がシャープ!」のはずで、6畳用調査時は見たこともない

エイリアンみたいな形状の室内機で驚きましたが、大型のルームエアコンは

まだ不得手なのか、今まで通りのありがちなエアコンで、期待外れでした。

省エネも競合他社の標準機並み性能が、この会社では高級機種と言うあたり、

大体、この会社の省エネ技術レベルが伺えます。頑張れシャープ!!!

(後々、調べるとシャープ、富士通、ダイキンが同じ省エネ性能でした。)

やっぱり面白いことやらないとシャープじゃないぞ!とエールを送ります。

肝心の年間電気代は年間電力量が1953kWhなので、電気代22円/kWhを

掛けると年間電気代は1953×22=42,966円になります。覚えといて下さい。

これが電気代が安い最新20畳用エアコンの第10位です。

<第9位>富士通ゼネラル 標準機種 AS-Z63K2

この機種は富士通ゼネラル「ノクリア」シリーズの標準機種になります。

後でも記載しますが、実はこの機種、高級機種から余計な機能を外しただけで、

省エネ性能は高級機種と同じなので、お買い得な機種です。

肝心の年間電気代は年間電力量が1922kWhなので、電気代22円/kWhを

掛けると年間電気代は1922×22=42,284円でした。シャープより682円安いです。

これが電気代が安い最新20畳用エアコンの第9位になります。

<第8位>ダイキン 標準機種 AN63XAP

続きまして、第8位は、ダイキンの標準機種です。

この機種も富士通ゼネラル同様、ダイキンの高級機種から差別化機能を

外しただけで、省エネ性能は高級機種同等の為、省エネ観点から見れば、

お買い得な機種です。

年間電気代は年間電力量が1922kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1922×22=42,284円で富士通ゼネラル同等でしたが、

空調世界ナンバー1ダイキンの差別化目的の気流制御等の省エネに無関係な

機能になりますが、機能自体は評価して、9位としました。

<第7位>三菱電機 標準機種 MSZ-ZW6320S

次に第7位は、三菱電機の標準機種になります。

三菱電機の標準機種は、富士通ゼネラルやダイキンの高級機種と同じ

省エネ性能でした。さらに上を行く三菱電機の高級機種が楽しみです。

年間電気代は年間電力量が1922kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1922×22=42,284円になり、富士通やダイキンと同でしたが、

省エネにつながりそうなムーブアイ機能を評価し、今回8位としました。

<第6位>富士通ゼネラル 高級機種 AS-X63K2

第9位で記載しましたが、富士通ゼネラルの高級機種は、標準機種と同じ省エネ性能でした。

省エネ性能を全面に出してくるメーカーは、高級機種と標準機種に必ず差別化を図りますが、

富士通ゼネラルやダイキンの場合、高級機種と標準機種の省エネ性能が同じでしたので、

省エネ性能自体をPRしていることはなく、省エネ自体に重きを置いていないと感じました。

きっと省エネに関しては、業界1位や2位メーカーのエアコンを分解して、特許を回避しつつ

真似して省エネ性能に追従していると予測します。

富士通ゼネラル自体が、コンプレッサを自社で昔から基礎開発している訳でないので、

省エネでリードするのは難しいと言う事情があり、致し方ないとも言えます。

本機種は気流とかAIとか省エネとは直接関係ありませんが、付加価値機能が付いているので

高級機種です。ダイキンなどの他社も同じ傾向にあります。

調査結果は、年間電気代が年間電力量が1922kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1922×22=42,284円で「富士通ゼネラルの標準機」と同じでした。

省エネ性能と言う面で業界をリードすることは期待できない会社になります。

開発研究費を追加機能につぎ込み、省エネ性能はノウハウ蓄積が必要なので、

他社トップメーカー追従で地道に稼いでいるイメージの会社です。

(筐体もかなり大きいですが、高級機種で他社標準レベルの性能です。)

<第5位>ダイキン 高級機種 AN63XRP

あれあれあれ~空調世界ナンバー1のダイキン様の高級機種がこれなんですね。

省エネ性能が、富士通ゼネラル同様、標準機種同等で、プライドとかないのかなぁ。

ダイキンとしても恥ずかしくないのでしょうか?正直、少しガッカリです。

所詮はエアコン屋であって、省エネ技術は電機メーカーの方が上と言うことです。

年間電気代は年間電力量が1922kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1922×22=42,284円で、ダイキンの標準機と同じでした。

本来もっと力のある会社なんですけど、このジャンルは手を抜いてると感じます。

まぁ大抵、ダイキンをベンチマークする時は、コストダウンが目的の場合が多く、

大手全般に言えますが、何か革新的なブレイクスルーした省エネ技術を起こす

会社ではないと言えます。(エアコン冷媒を変えるのは得意な会社です。)

<第4位>パナソニック 標準機種 CS-AX630D2

第5位までは省エネ性能が頭打ちでしたが、やっとここから省エネ性能が向上していきます。

この4位以降の上位メーカー見ますと、全て大手電機メーカーですので、省エネ技術はやっぱり

半導体部品レベルで開発してくる本業の電機メーカーだと言う事が改めてわかりました。

第4位は、待ってました!家電の王者「パナソニック」標準機種です。

パナソニックのラインナップは豊富な種類があり特徴的で、20畳用エアコンだけでも

高級機種の上位と下位、標準機種の上位と下位の4種類があり、ここ第4位で紹介するのは、

高級機種の下位機種になりますが、標準機として省エネ性能の調査結果を紹介します。

年間電気代は年間電力量が1891kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1891×22=41,602円で5位より682円安いです。

<第3位>パナソニック 高級機種 CS-X630D2

第3位は、家電の王者「パナソニック」高級機種になります。

年間電気代は年間電力量が1891kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1891×22=41,602円で4位のパナソニック標準機種と同じでした。

第4位で紹介した通り、パナソニックの場合、高級機種に上位と下位があり、

第3位は高級機種の上位、いわゆるプレミアム機種なります。しかし、

実は第3位と4位の違いは、高濃度の「ナノイーX」搭載してるのが上位で、

してないのが下位と言うぐらいで、省エネ性能は第4位と同等でした。

省エネ性能には関係ありませんが、ナノイーを評価して3位とします。

<第2位>日立 高級機種 RAS-X63J2

第2位は、出てきましたね!省エネと言えば必ず顔を出す日立の高級機種です。

年間電気代は年間電力量が1833kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1833×22=40,326円で3位パナソニックより1276円安いです。

日立の特徴は、実はこの会社、高級機種の省エネだけに命を懸けています。

なので、標準機種の省エネ性能はランキングにも出てこない位に論外で、

まさにいわゆる「選択と集中」を絵に描いたような会社と言えます。

<第1位>三菱電機 高級機種

遂にきました三菱電機の高級機種です。色々長時間残業報道等の闇が多くて

マスコミに叩かれていますが、この会社の凄いのは、省エネのカギを握る

インバーターと言われるエネルギー変換器の最重要部品であるインテリジェント

パワーモジュール(通称IPM)をほぼ独占していて、その技術レベルも量産実績も

追従する他社とは格段の違いがあり、その技術力が現状世界最高レベルである所です。

(油断してたら抜かれるのは言うまでもありません。)

大抵、どのメーカーのエアコンを分解しても三菱IPMが搭載されています。

何を言われようとも、今や三菱IPMなくして、日本のエアコンはありません。

その三菱電機が、今回は堂々の第1位です。おめでとうございます!

年間電気代は年間電力量が1702kWhなので、電気代22円/kWhを掛けると

年間電気代は1702×22=37,444円で2位の日立より2882円安いです。

あまりのダントツの省エネ性能にオジサンもビックリです。

嘘ついてないよねと疑いたくなってくるほど、驚きの高性能で、これぞ

部品レベルで最高水準に設計してくる三菱電機しか出来ない省エネの骨頂です。

ただ、よく見ると200V機種に省エネ大賞が特化しているので、100V系は

諦めたのかネタが切れたのか、流石の三菱もカネに糸目をつけない日立には

勝てない状況です。(と言いつつ、日立も結局は三菱IPMを使っています。)

下記のゴージャスな筐体を見ても、三菱電機の大型ルームエアコン分野における

力の入り方が良く分かります。

【最後に】まとめ

今までは、私自身がエンジニアと言うこともあって、どうしても専門知識を

中心に、誰にでも有効になると考えたネタで話をしていました。しかし、

一般の方々にとっては、別に難しいエアコンの技術を知りたい人は少なく、

それよりも実務上、家庭で一番電気代がかかるエアコンに関しては、

どうしたら電気代が下がるかの1点に集中させて良いと考えました。

まして、今回対象にしたエアコンが20畳用なので、もう殆ど電気代が

底辺までたどり着いている6畳用とは違って、その20畳エアコンの電気代を

中心に今回選定する考えで間違いはなかったと確信しています。

結果としては、20畳用エアコンの省エネ性能、言い換えれば電気代が安い順番

としては、電機メーカ大手の菱電機、日立、パナソニックの順番になりました。

エアコンの省エネ競争も当分の間は、三菱電機と日立の一騎打ちに対して、

パナソニックとダイキンの関西勢が入って来る戦況が変わらないと実感しました。

旧態依然による致命的な経営判断の間違いやコンプライアンス違反さえなければ、

エアコン業界も、永遠に変わらない人材と資金が豊富な大手メーカーは強し!です。

最後に、長年、エアコン調査していて感じるのは、日立は省エネ大賞受賞のためなら、

何でもやってくる会社でその辺は、三菱電機やダイキンも酷似しています。

ただ日立は、日立本体がエアコンをやっているわけでないのが弱点です。

(どっちかと言えば、ユーザー目線で自由なモノ作りはパナソニックです。)

まぁ省エネ大賞も有難いですが、拘り過ぎるのもどうかと思います。

いずれにせよ、終わりなきエアコン開発者の不断の努力には頭が下がると共に、

今後もエアコンの省エネから目が離せません。今回は以上になります。

最後まで読んで下さり有難うございました。

6畳用エアコン最新オススメランキング10選エアコン開発者が教える

はじめまして。私は、某大手メーカのエアコン開発に携わっていた実務経験があり、 競合他社メーカーのエアコン調査もしていました。 そんな私が、過去のエアコン開発実務経験を基に、 2020年の最新エアコンオ ...

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