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MAC(マック)といえば種類豊富なリップスティック
出典:pinterest
MAC Cosmeticsはカナダ・トロント発の世界を牽引するプロフェッショナルメイクアップの権威ともいえるコスメブランドです。
MACといえばなんといっても種類豊富なリップスティックが大人気ですよね。
テクスチャーもマットタイプからクリームタイプ、パウダーやサテン、パール入りなどさまざま。
MACリップスティックの種類はなんと全254色ともいわれています(筆者調べ)。
日本未入荷カラーや限定コラボカラー、期間限定カラーなどを含めるとそれ以上あるかもしれません。
多彩な質感・シェードが揃っているのは嬉しいのですが、ここまで種類が多いと選ぶのが大変ですよね。
実際に重度の優柔不断である筆者はMACのコスメカウンターで何時間もリップのつけ比べをした経験があります(笑)。
MAC(マック)リップの選び方は?
とにかく数が多くて自分に合った色を選ぶのが大変なMACリップスティック。
膨大なシェードの中から無計画に選ぶのはあまり効率的な方法とは言えません。
どんなシェードを探しているかある程度の見通しがなければ、結局どの色もよく見えてきて優柔不断に陥ってしまいます。
多くても3,4色まで絞ってから迷いましょう。
また勢いや直感、なんとなくといった理由でのシェード選びもおすすめしません。
なぜなら目で見て可愛いと思った色でも実際に着けてみると全く印象が違うことが多いからです。
リップ本体の色でなく、実際に唇に塗った着画レビューを参考にされることをおすすめします。
シェード選びはMACのコスメカウンターで実際に試着させてもらうのが一番良いに越したことはないのですが、近くに店舗がない、わざわざ足を運ぶのが面倒、という方には次の方法でシェード選びしてみるのをおすすめします。
筆者は主に次の4つを参考にシェード選びをしています。
- 肌色
- ファッション
- 季節
- TPO
順番に分かりやすく説明していきますね。
1.肌色
これはメイク全般に言えることですが、シェードを選ぶ際に重視されるのが個人のパーソナルカラーです。
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌)と
雰囲気が調和する色(=似合う色)のことです。
人それぞれ個性が違うように、似合う色もそれぞれ違います。
色相/彩度/明度を軸に{春・夏・秋・冬}の4つのタイプに分かれます。
出典:pierrot
個人によって異なる生まれ持った色のことで、俗にいう青み肌の「イエベ」や黄みより肌の「ブルべ」といった肌の色味の分け方のことを指します。
色黒だとイエベ、色白だとブルべ、などとよく勘違いされたりしますが、実際にはそう単純でなく、正しい分類には専門家による診断が必要なほどといわれています。
ブルべの人がイエベ向きのメイクをしたり、逆にイエベ肌の人がブルべ向きのメイクをすると肌色がくすんで見えたりメイクが浮いて見えてしまうことがあるのだそう。
ちなみに筆者はというと、あくまで個人での診断ですがブルべに属していました。
とはいっても一年中日サロ通いでブルべ感が全く感じられないのですが(笑)。
そういうわけであまりブルべorイエベは気にしていない筆者ですが、リップ選びの際には「色白の方が似合うか」「色黒の方が似合うか」という点は気にするようにしています。
特にリップはフェイスに色を与えて顔全体の印象を変える重要な役割を果たしているので、極端に肌色に似合わないシェードを選んでしまうとメイク全体を台無しにしてしまう可能性も。
例えば小麦肌の人が明るすぎるベージュを着用するとヤマンバギャルのようになってしまうので注意が必要です。
もし今後リップ選びをする際は「イエベ」「ブルべ」「色白」「色黒」なども判断材料に入れてみてください。
2. ファッション
実はあまり意識している人が少ない、メイクとファッションの関係性。
筆者はリップ選びの際に必ずこのリップはどんなファッションに似合うか、までイメージします。
もしも似合うようなファッションがイメージできなかった場合は残念ながらそのリップの購入は諦めます。
メイクなしでファッションは考えられないし、ファッションなしのメイクも考えられません。
メイクとファッションは互いに切っても切り離せない関係にあり、メイクとファッションの両方が完ペキにマッチしてトータルコーディネートは完成します。
仕上げのリップが浮いてしまってはせっかくのメイクが洋服と合っていない悲しい状況になってしまいます。
それくらいリップは全体のコーディネートを左右する大きな力を持っているのです。
「人間が想像できることは人間が必ず実現できる」
これは地球上で最も多く翻訳された小説家ジュール・ベルヌの名言です。
人間は想像したことを実現する能力には長けていますが、想像できないことを実現する能力はありません。
同じように、たとえどんなに好みの発色のリップを買ったとしても、実際に着用している自分が詳細にイメージできなければ、結局そのリップを着用するシーンは無いに等しいです。
3.季節
旬メイクでオシャレ上級者を目指したいならリップも旬カラーを選ぶのがおすすめ。
基本的にリップは一年を通して普段使いすることがほとんどですが、季節感を強く印象付けるのに適したシェードもあります。
例えばマットな質感のバーガンディーやテラコッタ、ブラウンなどの深みカラーはシックな色使いのファッションが流行する秋冬に好まれる傾向があります。
一方で春は華やかなピンクが、夏はシアーでグロッシーな発色のオレンジなどが好まれる傾向にあります。
さらにクリスマスは大胆なレッド、バレンタインはラブリーなピンクなど、シーズンのイベントによっても似合うシェードは変わってきます。
こうした季節感をリップにも取り入れることでワンランク上の”旬顔”が完成します。
リップ選びの際にはぜひ参考にしてみてください。
4.TPO
例えばオフィスワークが中心の人は普段使いしやすいベージュや落ち着いたピンクなどを選ぶといいかもしれません。
一般的な職場では派手な色のリップを着用するのはできるだけ避けた方が良いでしょう。
一方でナイトアウトやフェスには目立つ派手色リップが映えたり、デートには可愛らしい色を選んだりとTPOに合わせたシェード選びも重要です。
もちろんメイク全体との調和も忘れずに。
リップはメイクの足し算も引き算もこなすので、しっかりメイクの時はあえて強調しすぎないリップを選んだり、控えめメイクの時はあえて存在感のあるリップを選んでみたりと上手に計算しながら使い分けるのもテクニック。
パーティーや夜遊びなどのフルメイク感を出したいシーンではしっかり発色するシェードを選んだり、家デートでナチュラルメイク感を出したいときは肌なじみの良いシェードを選んだり…。
実際に着用するシーンに合わせて上手に選ぶことがシェード選び成功の鍵です。
番外編 それでもやっぱり選べない!という方へ
選び方のポイントはわかったけど、やっぱりどの色がいいか選べない!というあなた。
筆者も優柔不断なのでその気持ち、よーくわかります。
欲しい色が使いやすい色かどうか、自分の肌色に似合うのか、本当に自分に使いこなせるのか…考えるとキリがなくなってしまいますよね。
どうしても選べない方、MACリップ初心者の方は、まずは以下のカラーに絞って選んでみることをおすすめします。
- レッド系
- ベージュ系
- ピンク系
上記のカラーはいずれも日常生活で使用する頻度が高く、普段使いしやすい傾向にあります。
この3色さえ揃っていればたいていの場合はリップカラーに困ることはありません。
まずは基本となるレッド系、ベージュ系、ピンク系のリップをそれぞれ1色ずつ揃えてみて、それから新しいシェードに挑戦してみるのが結果として最もリスクの少ない選び方になるでしょう。
無類のMAC(マック)リップ好きの筆者が厳選!おすすめ5色を着画スウォッチ
いきなりですが、リップスティックに関しては筆者はとにかくMAC一筋です。
当時筆者はなかなか思うような発色・質感・色持ちのリップに出会えず、話題のリップスティックに挑戦しては唇が荒れてしまったり…。
まさにリップ難民状態でした。
そんな時に出会ったのがMACリップスティック。
初めて塗ったときの感動は今でも忘れません。
業界トップクラスのカラーバリエーション、発色の良さ、クリーミーなテクスチャー、圧倒的な色持ち、そしてなんといっても唇が全く荒れない!
シンプルで洗練されたパッケージデザインもお気に入り。
中身もルックスもパーフェクトなリップスティックに、一瞬で恋に落ちました♡
何度か他のリップに浮気することもありましたが、結局いつも帰ってくるのはMACリップなんですね(笑)。
リーズナブルな価格にもかかわらず、海外セレブやメイクアップアーティストからも広く愛されているMACリップ。
それくらいMACリップには特別な魅力があるのです。
というわけで今回はMACリップを愛してやまない筆者が本当におすすめするシェードを着画付きでスウォッチしていきたいと思います。
使いやすさ抜群の定番色から上級者カラーまで全5色をご紹介。
必見の内容となっていますので、ぜひリップ選びの参考にしてみてください。
発色の比較ができるように一応筆者のすっぴん唇を載せておきます。
暖色系の照明だったのでわかりにくいかもしれませんが、実際のすっぴん唇の色はどちらかというとサクラやローズなどの青みのあるピンクです。
上唇の方が若干くすみ感があります。
先ほど日サロ通いを宣言した筆者ですが、顔周りに至ってはすっぴんは普通に色白です(笑)。
おすすめ1.ホワール
出典:maccosmetics
MACリップのヌード系シェードの中でも特に人気の高いホワール。
テクスチャーはツヤ感のない高発色なマット。
非常に肌なじみの良いダークローズカラーです。
フラッシュなしで撮影した実際のリップはこんな感じ。
若干テラコッタ感のあるくすみブラウンに見えますね。
実際の着画はというと、
フラッシュなし、暖色系照明下での2度塗りの着画です。
ブラウンにちょっぴりくすんだローズがいいアクセントになり、甘すぎずちょっぴりスパイシーな印象を与えてくれます。
どちらかというとイエベ向きのカラーかな?と思いましたが、ブルべ寄りの筆者にもしっかり似合いました。
マットで高発色なのに主張しすぎないニュートラルな色合いなのでどんなメイク、ファッションにも良く似合います。
ナチュラルにもモードにも決まる、普段使いしやすいシェードです。
おすすめ2.ストーン
出典:amazon
続いてご紹介するのはトープ系シェードのストーン。
もともとリップペンシルのシェードだったのですが、人気を受けてリップスティックカラーとしてもリリースされたシェードです。
テクスチャーはツヤ感のない高発色なマット。
青み系のグレーブラウンです。
フラッシュなしで撮影した実際のリップはこんな感じ。
くすみグレーがかったブラウン、色でいうとグレージュといったところでしょうか。
他のブランドには真似できないようなMACらしいモードな色合いです。
実際の着画はというと、
フラッシュなし、暖色系照明下での2度塗りの着画です。
若干似合うファッションは限られてきますが、ストリート系やモード系ファッションとの相性は非常に良さそうです。
エッジの効いたスモーキーなアイメイクによく似合いそうですね。
ニュアンスカラーとしても重宝できるのではないでしょうか。
残念ながら現在では公式サイトでは廃盤になってしまったようですが、個人的にはとてもお気に入りのシェードです。
マック マット リップスティック 3g ストーン (STONE ) M.A.C MATTE LIPSTICK
おすすめ3.パラマウント
出典:maccosmetics
続いてご紹介するのはMACブランリップの中でも高い人気を誇るパラマウント。
テクスチャーはツヤが少なく高発色でセミマットな仕上がりのサテン。
テラコッタ系の赤みがかかったブラウンです。
フラッシュなしで撮影した実際のリップはこんな感じ。
色でいうと若干くすみのあるレッドブラウンやテラコッタといったところでしょうか。
公式サイトのイメージよりは実物の方が若干濃いように見えます。
実際の着画はというと、
フラッシュなし、暖色系照明下での2度塗りの着画です。
実際に唇に塗ってみるとリップスティック実物よりもオレンジ感のある発色になりました。
ブルべ寄り?の筆者でも肌なじみは非常に良かったのでイエベさんにはかなりおすすめのシェードです。
初心者さんでも比較的使いやすいブラウンかと思います。
秋冬は特に出番が増えそうですね。
ナチュラルメイクにもしっかりメイクにも似合うので、最近の筆者一番のお気に入りシェードです。
MAC マック リップスティック #PARAMOUNT パラマウント[ 口紅 ]☆再入荷
おすすめ4.グッバイキス
出典:amazon
続いてご紹介するのは2018年にMIRAGE NOIRコレクションから限定発売されたクールミッドトーンピンクのグッバイキス。
テクスチャーはクリーミーな仕上がりでスムーズな塗り心地、ツヤ感のある高発色のアンプリファイド。
甘すぎずクールな青みピンクです。
フラッシュなしで撮影した実際のリップはこんな感じ。
光沢感のあるクールピンクです。
公式サイトのイメージほど明るいピンクではありません。
実際の着画はというと、
フラッシュなし、暖色系照明下での2度塗りの着画です。
暖色系の照明下でもこの青みピンク、とってもクールです。
黒ギャルメイクで実証済みですのでブルべさんはもちろん、イエベさんでもイケます。
バービーを彷彿とさせるキュートでガーリーなピンクなのに、どこかクールさもあって甘すぎないのが魅力。
ピンク系のファッションの時に重宝しています。
限定コレクションのためすでに完売してしまったのが残念ですが、個人的に復刻してほしいカラーNo.1です。
おすすめ5.アンティークベルベット
出典:maccosmetics
MACリップのブラウン系シェードでカルト的な人気を博しているアンティークベルベット。
テクスチャーはツヤ感のない高発色なマット。
ダークなベリーレッド系のブラウンです。
フラッシュなしで撮影した実際のリップはこんな感じ。
公式サイトのイメージよりも見た目の発色はかなり暗めです。
ダークブラウンに濃い目のベリーレッドを足したような色気たっぷりのシェードです。
実際の着画はというと、
フラッシュなし、暖色系照明下での2度塗りの着画です。
照明のせいもありますが、実際はもっとディープな発色でメイクの差し色になるような強めのシェードです。
ブルべさんや色白さんが着用するとモーブ系に、イエベさんや色黒さんが着用するとダークチェリー系に見える、不思議な色味が魅力。
エッジィな辛口メイクと相性抜群です。
初心者さんには若干使いこなしにくいかもしれませんが、オシャレ上級者さんには普段使いで周りに差をつけられるイチオシカラー。
MAC (マック) マット リップスティック : アンティーク ベルベット
MAC(マック)リップの発色をさらに綺麗に魅せる裏技テクニック
高発色で色持ちも抜群のMACリップですが、実はさらに発色をキレイに魅せて色持ちをキープさせる裏技テクニックがあるんです。
それがこちらのリップベースMAC PREP+PRIME LIP(MAC プレップ プライム リップ)。
出典:maccosmetics
唇や口元のしわを目立たなく見せて、表面をなめらかに整えるリップ用下地です。
まるで高保湿のリップクリームのようなしっとりなめらかなテクスチャーが長時間にわたって唇に潤いを与え、かさつきによる塗りムラを防ぎます。
MACリップスティックのために開発された独自のフォーミュラが、後に塗るリップカラーの発色を良くして発色の良い仕上がりに導きます。
オイルフリー、無香料、皮膚科医テスト済みなのも嬉しいポイントです。
実は今回のスウォッチでもリップベースにこのMAC PREP+PRIME LIP(MAC プレップ プライム リップ)を使用していました。
発色が綺麗になって色むらも無くなるので本当におすすめです。
MACリップを購入するならぜひリップベースもMACリップ専用のMAC PREP+PRIME LIPを使いましょう♡
●全商品ポイント12倍●【ゆうパケット】MAC マック プレップ プライム リップ 1.7g
まとめ:MACリップは結局どれも可愛い♡
MACリップを愛してやまない筆者が厳選したおすすめリップ5色はいかがでしたか?
着画スウォッチですので、実際の発色や着用感の参考にしやすいと思います。
さらに筆者の経験も踏まえて、MACリップ選びの方法などもあわせてご紹介しました。
ここまで色々書いてきましたが、結局MACリップはどのシェードも超かわいいんですよね(笑)。
正直お金があるなら全色買いたいくらいですが、やはりそうもいかないので毎回悩みに悩んでリップ選びをするわけですが。
ただ、だからといってリップ選びに慎重になりすぎることは禁物!
たとえあなたが選んだシェードが思っていた感じと違ったとしても、”このリップはなんか違う、失敗だ”と思うのではなく、”思ってた感じとは違ったけど、使いこなせるようになってやる!”くらいの器量でいることが大切です。
何事にも挑戦する気持ちでいれば、どんどんメイクの可能性が広がって新しい自分に出会えるきっかけになりますよ♡
本記事が皆さんのMACリップ選びに少しでもお役に立てれば幸いです。