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スキンケアの正解は?肌断食は意味ない?順番やライン使いの疑問を解決!

メディアやSNSで話題のスキンケアや美容法などを積極的に取り入れている美容熱心なそこのあなた。

もしかしたらそのスキンケア、間違っているかもしれません。

大事なお肌のことですから間違ったスキンケアは禁物です!

何も知らずに間違ったスキンケアを続けていると、何年後、何十年後という長いスパンで見たときに取り返しのつかない肌老化やダメージを引き起こしてしまうかも。

本記事で正しいスキンケア知識とスキンケアルーティンを身に付けて一生綺麗で若々しい肌を手に入れましょう♡

 

スキンケアって何が正解なの?

スキンケアに関する情報があふれすぎて、結局何が正しいのかわからない!というあなた。

  • スキンケアはやりすぎNG
  • オイルクレンジングは肌に悪い
  • 年齢に応じてスキンケアにもお金をかけるべき
  • ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン配合美容液は肌に浸透するようにたっぷりと塗る
  • 化粧水→美容液→乳液の順番に塗る
  • 肌断食は肌に良い
  • スキンケアはライン使いするべき

などなど、巷にはスキンケアに関する情報がたくさん出回っています。

ある雑誌ではウソだったり、別のサイトではホントだったり…

真偽がはっきりしない情報に悩まされた経験はありませんか?

知りたいけど今さら聞けない!という方のために、美容マニアの筆者がスキンケアについてのウソ/ホントを徹底解説します。

それでは順番に見ていきましょう。

 

スキンケアはやりすぎNG→ホント

まず第一に知っておいてほしいのが、肌は吸収器官ではなく排泄器官であるということ。

排泄物をスムーズに出せることで肌のターンオーバーを促し肌の代謝を高めます。

 

肌のターンオーバーとは

肌のターンオーバーは、約6週間のサイクルで起きています。
表皮の一番奥にある基底層から新しい皮膚細胞がつくられ(生成)、それが上へ上へと押し上げられて、肌の表面に出てきます(成長)。やがて、それが垢や古い角質として剥がれ落ちて(排出)、新しい細胞と入れ替わっていきます。この繰り返しが肌のターンオーバーのしくみです。

出典:ハイチオール

肌のターンオーバーサイクルが乱れると肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルの原因となります。

また肌のターンオーバーが活発なほど肌の再生力は高いと言えます。

ターンオーバーが活発な肌は生活習慣の乱れやストレス、飲酒や喫煙といったライフスタイルによるダメージ、紫外線や乾燥といった外部から受けたダメージから回復できる再生力が高い一方、ターンオーバーが乱れた肌はダメージから回復できる再生力が低下し老化しやすい状態であると言えます。

ターンオーバーが遅れた肌は古い細胞が大渋滞して毛穴のゆるみや肌のくすみ、乾燥による小じわなどを引き起こします。

 

正常な肌のターンオーバーを促すには不要な角質を除去して排泄物をスムーズに出すことが大切。

朝晩2回正しい頻度での洗顔が不要な角質を洗い落としてターンオーバーを活性化させることにつながります。

 

一方で肌に良いからといって不必要になんでも塗りたくるのはよくありません。

中にはスキンケアに力を入れるあまり、毎回20種類近くのブースター・化粧水・乳液・セラム・オイル・ナイトクリームなどを使う強者もいるようですが…

米メディアShapeのインタビューに答えたアリエル医師によると、有効成分の重ね塗りは肌にかえって負担を与えてしまうとのこと。

スキンケア化粧品に頼りすぎてしまうと肌本来の回復する力が弱くなってしまい、結果として乾燥や肌トラブルを起こしやすい肌になってしまうといいます。

重ね塗りのし過ぎは結果として排泄器官である肌にふたをしてしまい、ターンオーバーによる新陳代謝の働きを低下させての肌本来の再生力を奪ってしまうため注意が必要です。

肌のターンオーバーを促進させるためには極端なケアのし過ぎは避け、不足している潤いや必要最小限の美容成分を補う程度のシンプルなスキンケアを心がけましょう。

必要以上に何種類も重ね塗りしているという方は、まずは化粧水・乳液・セラムなど用途別にそれぞれ一種類ずつに減らすようにしてみるのがいいかもしれません。

 

オイルクレンジングは肌に悪い→ホント

オイルクレンジングは肌に悪いのか、結論から言うとホントです。

なぜなら市販のほとんどのクレンジングオイルには界面活性剤が配合されているからです。

界面活性剤とは本来は馴染むことのない水と油を混ぜる働きをするものです。

この界面活性剤の働きにより、油性のメイク汚れをこすらずにするすると落とすことができます。

しかしパワフルな洗浄力を持つ界面活性剤は肌の表面を覆っている皮脂膜まで洗い流してひどい乾燥を招いてしまうという一面も。

皮脂膜は肌をさまざまな外的刺激から守る自然の肌バリア機能であり、この皮脂膜がなくなると肌は化学物質に過敏に反応してアレルギーを起こしやすくなったり、敏感肌や乾燥肌になりやすくなります。

市販のクレンジングオイルで洗顔した後に肌がつっぱる、カサつくのはこの皮脂膜まで洗い流されてしまっているからなのです。

実はこうした合成界面活性剤入りのクレンジングオイルを毎日使用することは肌老化の原因にもなります。

化学物質を直接肌に使用するのですから肌に悪いことは当たり前なのですが、もっと恐ろしいのが乾燥による肌老化。

乾燥によって角質がめくれ上がった肌は肌表面のバリア機能が低下するとともにターンオーバーが乱れます。

さらに、肌表面だけでなく真皮層まで影響を受け、皮膚細胞とコラーゲンの力が弱くなり、たるみやしわの原因になるといわれています。

 

下記は市販のクレンジングオイルに含まれる代表的な界面活性剤の種類です。

市販のクレンジングオイルに含まれる代表的な界面活性剤一覧

  • スルホン酸ナトリウム
  • ラウリル硫酸TEA
  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ベンザルコニウムクロリド
  • アルキル硫酸塩
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル
  • 塩化アルキルトリメチルアンモニウム
  • 塩化アルコキシプロピルトリメチルアンモニウム
  • 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム

お持ちのクレンジングオイルの裏面を確認してみましょう。

原料欄に上記いずれかが含まれている場合は合成界面活性剤入り確定です。

お肌のことを考えると、これらが含まれるクレンジングオイルの使用は今すぐ控えることをおすすめします。

スキンケアにいくら気を使っても、どれだけいい化粧品を使っていても肌トラブルが改善されないという人はクレンジングオイルを変えてみましょう。

合成界面活性剤入りクレンジングオイルの使用をやめるだけでお肌の調子が良くなる可能性があります。

価格は高くなりますが、最近では合成界面活性剤不使用のものや100%天然由来のオーガニックのクレンジングオイルなどもあるのでぜひ試してみてください。

 


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年齢に応じてスキンケアにもお金をかけるべき→ウソ

皆さんはスキンケアに毎月どのくらいお金をかけていますか?

スキンケアにあまりお金をかけないという人から高級ブランドの基礎化粧品を揃えているという人までさまざま。

スキンケアにどこまでお金をかけるかは個人差があり、美意識や年齢、生活レベルによっても大きく変わってきます。

 

以下は女性が美容に1か月あたりにかける費用の年代別平均を示した表です。

出典:HOT PEPPER Beauty Academy

上記の表から分かることは

  • 20代の美容にかける費用が最も高い
  • 次いで70代、60代、50代の順に美容にかける費用が高くなる
  • 最も美容にかける費用が少ないのは10代で、次いで40代が少ない

ということです。

 

全年代の中で20代が最も美容にかける費用が高い理由としては

  • 自分磨きに自己投資したい時期であり、脱毛やエステなどにお金をかける女性が多い
  • 未婚で子育てをしていない女性も多く、美容ににお金をかけられる

などが考えられます。

 

20代に次いで70代、60代、50代の順に美容にかける費用が高い理由としては

  • 年齢が上がるにつれて肌や体型、髪などに関する悩みが増え、エイジングケアに興味を持つ女性が増える
  • 勤務年数が増えて年収が上がり自由に使えるお金が増える
  • 子育てが一段落し自分の時間と自由に使えるお金が増える

などが考えられます。

 

10代が最も美容にかける費用が少ない理由としては

  • 美容への関心がそこまで高くない
  • 収入が少ないので自由に使えるお金が少ない
  • 学業や部活動中心の生活で自由な時間が少ない

などが考えられます。

 

次いで40代が少ない理由としては

  • 教育費の捻出など家計のやりくりで自分に使えるお金が少ない
  • 育児や家事と仕事の両立で自由に使える時間が少ない

などが考えられます。

 

30~70代よりも20代が最も美容にかける費用が多いという点では、世の女性が年齢に応じてスキンケアにお金をかけているわけではないことが分かります。

一方で20代に次いで70代、60代、50代が美容にかける費用が多いという点で、女性は年齢が高くなるとスキンケアにもお金をかける傾向にあることがある程度は実証されたとも言えます。

美容にどのくらいお金を使うかは個人の美意識による部分が最も大きく、さらに年齢の悩みや自由に使えるお金や時間なども影響してくるようですね。

 

ただ、筆者個人の意見としては、年齢に応じてスキンケアにお金をかけるのではなく、若いうちからスキンケアにはできる限りお金をかけるべきだと思っています。

 

以下はエイジングケアを始めた年齢に関するアンケート結果を示したグラフです。

出典:CUSTOM LIFE

エイジングケアを始めた年齢で最も多かったのは「お肌の曲がり角」といわれる20代後半、次いで30代後半、30代前半という結果でした。

 

CMや雑誌などで「25歳はお肌の曲がり角」というフレーズをよく耳にしませんか?

実はこれ、悪魔のフレーズです。

老化が目に見えて肌に現れてきて、”あれ、なんかいつもと違うな…”と異変にふと気づくのが25歳あたりなのであって、実は時すでに遅し状態なのです。

実際は成長期が終了して美肌の鍵となるターンオーバーのスピードがピークを迎える18歳あたりからすでに肌の老化は始まります。

18歳以降はどんどん肌の自己回復力が衰えていくため、肌は外的ダメージの影響を受けやすくなり、乾燥やくすみ、シミ、ハリのなさ、しわやたるみなどが目立つようになってきます。

まだ若いから、といつまでもうかうかしていると、気づいた頃にはもう取り返しがつかないほど老化が進行してしまっている状態になっているかも。

 

一般的にエイジング対策は早ければ早いほど良いと言われています。

例えば肌のたるみに関して言えば、一度たるんでしまった肌は重力に逆らうことは難しく、どんどんたるみが進行していってしまうケースがほとんど。

重度のたるみは切開などで皮膚を切って縫い合わせる大がかりなフェイスリフト手術が必要になることも。

クリニックにもよりますが切開によるリフトアップは150万円~200万円とかなり高額になるケースが多いです。

手遅れになってしまってからでは経済的にも肉体的にもかえって負担が大きくなってしまうのです。

将来的なたるみの予防にもつながるので若いうちから美顔器やスキンケアに投資したり、メスを使わず安価な糸リフトなどでたるみを撃退しておくのが賢明といえます。

 

まだ20歳で肌はピチピチだから早すぎるなんてことありません、今この瞬間がはじめ時なのです。

何事にも言えることですが、人生もエイジングケアも先手必勝です。

若いうちから日頃の肌のお手入れを欠かさずエイジングケアにもしっかり投資することが、将来年齢を重ねたときに現れる加齢のサインが少なくなり、長い目で見れば金銭的な負担も少なくなるのでお得です。

 

海外では日本以上にエイジングケアの若年化が顕著に表れています。

まだ20代前半にもかかわらず、高級ブランドのアンチエイジング向けクリームやビューティーセラムを使用したり、注射やレーザーでエイジングケアに勤しむミレニアル世代の海外セレブも多いです。

でも実際はセレブでもない限り、普通の20代女子にとって高級ブランドの数万円もするアンチエイジングクリームなんてかなりハードルが高いですよね。

エイジングケアはお金がないとできないのか?

ご安心ください、若い時期のエイジングケアはお金をかけなくても十分に可能です。

 

お金をかけなくてもできる20代のエイジングケア

お金をかけなくても今すぐ始められるエイジングケアは以下の4つ。

  • 一日2回洗顔を行う
  • 紫外線対策をする
  • 乾燥対策をする
  • 規則正しい生活習慣を心がける
  • 飲酒や喫煙をできるだけ控える

どれもスキンケアの超基本ですよね。

若いうちからこうしたケアを毎日地道にコツコツ続けることが年齢を感じさせない”エイジレス肌”への近道になります。

 

①一日2回洗顔を行う

一日2回洗顔を行うというのは朝晩の洗顔のこと。

朝晩2回正しい頻度での洗顔が不要な角質を洗い落として美肌のカギとなるターンオーバーを活性化させることにつながります。

 

②紫外線対策をする

 

肌老化の原因の8割は紫外線によるものといわれています。

釘やリンゴを放置しておくと茶色く錆びたり変色するように、人間の肌も酸化します。

紫外線を浴びると肌にフリーラジカル(活性酸素)が発生し、肌の老化の原因となる酸化を引き起こすのです。

 

フリーラジカル(活性酸素)とは

活性酸素は、不安定な酸素のことで、何かにくっついて安定しようとする特性を持っています。くっつかれた物質は、酸化されてしまいます。また、活性酸素はフリーラジカルの一種で、皮膚の細胞膜の働きを阻害し、過酸化脂質(酸化した脂質)を作り出します。活性酸素による皮膚細胞の酸化は、メラニン色素を誘発させ、シミの原因となります。皮脂の酸化による刺激は、ニキビの炎症を招き、それを悪化させます。そして、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、しわ、たるみ、肌の老化を促進します。

出典:sunsorit

紫外線は長い時間をかけてゆっくりと肌に老化をもたらします。

出典:カラパイア

この写真は米ノースウエスタン大学のジェニファー.R.S.ゴードン氏とジャクイーン.C.ブレイバ氏が太陽光が皮膚にもたらす変化を研究するためモニタリングしていた男性のものです。

この男性は28年間トラックの運転手として働いていたそうで、左ハンドル社会のアメリカで長時間にわたり左側の窓から差し込む太陽光にさらされていた結果、顔の左側だけが突出して老化が進んでしまっています。

紫外線がどれだけ肌の老化につながるか、この写真を見れば一目瞭然ですね。

 

紫外線による肌の老化を防ぐためにもUVケアは怠らないこと。

夏はSPF50以上、冬はSPF30の日焼け止めを塗って老化の原因となる紫外線から肌を守りましょう。

 

③乾燥対策をする

CMや雑誌などで「乾燥は肌の大敵」なんて決まり文句をよく目にしますよね。

なんとなく肌に悪そうなのはわかるけど、どうして乾燥が肌に良くないのかまで理解している人は少ないです。

乾燥は敏感肌や乾燥肌などさまざまな肌トラブルの原因になるだけでなく、しわやたるみ、小じわといった肌老化の原因にもなると言われています。

乾燥によって角質がめくれ上がった肌は肌表面のバリア機能が低下するとともにターンオーバーが乱れます。

肌が本来備えている自己回復力であるバリア機能が低下することで紫外線や環境汚染などの外的刺激のダメージを受けやすくなったり、トラブルが起こりやすい敏感肌になってしまいます。

また、肌の代謝とも言えるターンオーバーが乱れた肌はダメージから回復できる再生力が低下し、老化しやすい状態に。

さらに、肌表面だけでなく真皮層まで影響を受け、肌内部の水分が蒸発して皮膚細胞とコラーゲンの力が弱くなり、たるみやしわの原因になってしまうのです。

肌を乾燥から守るためには保湿が重要です。

化粧水と乳液だけでなく肌の水分量をキープできる保湿クリームやジェルを合わせて使用するのがおすすめ。

セラミドが配合された化粧品は角層内部に水分を蓄え保湿するとともに、細胞間を隙間なく埋めることで肌のバリア機能を高め外部からの刺激から肌を守ってくれます。

200倍~600倍もの水分を蓄える保水力に優れたヒアルロン酸が配合された化粧品は蒸発しやすい肌表面の水分を保持するのに向いています。

特に乾燥しやすい目元や口元は油分を含むクリームでポイントケアするようにしましょう。

また、週に1~2回は保湿パックで肌にたっぷり潤いを与えてスペシャルケアしてあげるのが理想です。

 

④規則正しい生活習慣を心がける

規則正しい生活習慣を心がけるというのは肌にとって実はとっても重要なこと。

お肌は普段の生活習慣が深くかかわってくるので睡眠の質が悪い、運動しない、食生活の乱れなどには注意が必要です。

 

質の良い睡眠が美肌作りの基本中の基本であることをご存じでしたか?

肌をつくる細胞が作られる睡眠中、特に入眠直後の3時間の間に見られる浅い眠り「ノンレム睡眠」中は成長ホルモンが十分に分泌されて肌のターンオーバーが活発化するゴールデンタイム。

この時間をいかに質の良いものにできるかが美肌を左右する重要なポイントになってきます。

ぐっすりと深い眠りにつくことが質の良い睡眠であり、短時間の睡眠が快適な人、長時間の睡眠が快適な人など個人差があるので、必ずしも8時間寝ることが質の良い睡眠とは言えませんが、睡眠時間そのものよりも自分にとって最も質の良い睡眠を心がけることが大切です。

人間は体温が下がるときに眠りに落ちやすくなると言われているため、質の良い睡眠のためにも寝る1~2時間前には入浴を済ませ体温を下げる準備をしておくのがいいでしょう。

寝る直前までテレビやスマホを使用することは睡眠導入と免疫力アップ効果のあるメラトニンの分泌を抑制することにつながります。

睡眠に適さない照明やBGM、身体に合わないパジャマや寝具などといった劣悪な睡眠環境も質の良い睡眠を妨げるので要注意です。

しっかりと脳を眠りにつかせて入眠と同時に成長ホルモンが分泌されやすい環境を整えることが質の良い睡眠と美肌への最大の近道です。

運動によって得られるのは引き締まったボディだけではありません。

身体が多くの酸素を取り込んで血行促進されることで細胞の隅々にまで酸素や栄養がいきわたって老廃物の排出を促したり、成長ホルモンが分泌されて肌の新陳代謝を高めてターンオーバーを促進したり、自律神経を正常に整えて睡眠の質を向上させるという肌への嬉しいメリットも。

つまり運動は美肌つくりには欠かせない習慣の一つなんですね。

そしてもう一つ、美肌作りに欠かせないのが規則正しい食生活です。

美しい肌は体の内側から作られます。

肌の材料となるタンパク質、ターンオーバーの働きを助けるビタミンB6、抗酸化作用のあるポリフェノールやビタミンE、ビタミンCのほか、全身に酸素を運びコラーゲン生成に関わる鉄分などが含まれる食品を取るように心がけましょう。

タンパク質を多く含む食材として肉、魚、大豆などが、ビタミンB6を多く含む食材としてレバー、かつお、マグロ、ニンニクなどが、ポリフェノールを多く含む食材として赤ワイン、ブルーベリー、コーヒー、チョコレートなどが、ビタミンEを多く含む食材としてアーモンドやアボカドなどが、ビタミンCを多く含む食材として赤ピーマン、ブロッコリー、レモンなどが、鉄分を多く含む食材としてレバー、あさり、しじみなどが挙げられます。

これらの食材を効果的に食生活に取り入れることで内側から美しい肌をつくることができます。

一方で肌にとって絶対NGなのが暴飲暴食や偏った食生活、過剰な食事制限です。

肌に必要な栄養素が不足したり過剰または不均等になることによって肌バリア機能が崩れ、肌荒れやニキビの原因に。

健やかな食生活でトラブルゼロのヘルシー肌を手に入れましょう。

 

⑤飲酒や喫煙をできるだけ控える

飲酒と喫煙はお肌の天敵。

アルコールは肝臓にダメージを与えることで知られていますが、肝臓と肌の機能と密接にかかわっているため肌にもダメージが顕著に出ます。

またアルコールを摂取することにより脱水症状になり肌の潤いが奪われるので乾燥によるシワが出やすくなるともいわれています。

どうしてもストレス発散をしたいという人はウォッカ、ジン、テキーラなどの体内から抜けやすい蒸留酒を選ぶようにしましょう。

喫煙者は非喫煙者と比べて小じわが3倍も多いと言われています。

タバコに含まれるニコチンの作用によって血管が収縮し血行が悪くなり、皮膚の新陳代謝が悪くなってたるみやハリの減少、シワの原因に。

長年にわたる喫煙は肌のくすみ、皮膚の弾力の低下、シミの増加などが目立つ「スモーカーズフェイス(喫煙者の顔つき)」と呼ばれる見た目の原因になるといわれ、一日20本の喫煙は皮膚を実年齢よりも10歳分老化させるという調査結果もあります。

さらにタバコを吸うことで発生する活性酸素と戦うために大量のビタミンCが消費されます。

メラニン色素代謝や抗酸化作用に関わるビタミンCが失われると肌はくすみやシミを引き起こしやすくなり老化しやすくなります。

 

「百害あって一利なし」のタバコですが、どうしてもやめられない人はアセロラ、イチゴ、レモン、キウイ、キャベツ、ほうれん草、トマトなどのビタミンCを多く含む野菜やフルーツまたはサプリなどの栄養補助食品でビタミンCを補うように心がけましょう。

どれだけ美肌やアンチエイジングに気を使っていても飲酒や喫煙を慢性的に続けていては意味がなくなってしまいます。

将来も美しく健やかな肌を保つために今のうちから禁煙することが重要です。

 


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ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン配合美容液は肌に浸透するようにたっぷりと塗る→ウソ

美肌づくりに欠かせない三大保湿成分として知られるヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン。

ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンが配合された化粧品が「肌の奥まで浸透する」「肌をプルプルにしてシワをなくす」とうたう広告を目にしたことはありませんか?

結論からいうとこれらの成分が「肌の奥まで浸透する」「肌をプルプルにしてシワをなくす」ということはありません。

 

まずは皮膚の構造から考えてみましょう。

出典:sunsorit

人間の皮膚は外側から順に表皮、真皮、皮下組織の順番で構成されています。

さらに表皮は外側から順に角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層から構成されています。

そしてヒアルロン酸とコラーゲンは真皮に、セラミドは表皮の角質層に存在している成分です。

 

なぜヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンが「肌の奥まで浸透する」「肌をプルプルにしてシワをなくす」ことはないのか。

その理由は皮膚の仕組みに関係しています。

表皮の第4層目にあたる基底層で生まれた新しい細胞はどんどん表面に押し上げられ、角質層に上がってしばらくすると垢となって自然に剥がれ落ちます。

この現象をターンオーバーと呼び、角質層はターンオーバーの最後の“死んだ細胞”からつくられています。

 

外界に直接触れる臓器である皮膚は生命維持のために異物から身体を守り水分の喪失と透過を防ぐ働きをします。

厚さは平均0.02ミリしかない角質層ですが、表皮細胞とセラミドがミルフィーユ上に交互に重なったきめ細かいフィルター状になっており、プラスチック膜と同じくらい水分を通しにくい性質があります。

さらに角質層には本来から備わったバリア機能があり、この機能のおかげで口紅が浸透して落ちなくなったり、アイシャドウが浸透して落ちなくなることはありません。

”死んだ細胞”から作られた角質層は細胞が生きていないため血液中から栄養が補給されることもなく、しばらくすれば垢となって剥がれるため、たった0.01~0.03ミリの死んだ細胞の表面のためにあれやこれやと美容成分を塗ってもまったく意味がないのです。

 

さらに分子量の大きさも関係しています。

一般的に化粧品に配合される成分のうち肌の角質層に浸透しやすいのは、分子量500ダルトン(ダルトン=分子の質量を表す単位)以下で、なおかつ油に溶けやすいものとされています。

化粧品に使われる動物性コラーゲンの分子量は約30~40万ダルトンなのでイメージでいえば針穴にサッカーボールを通すくらい不可能なことなのです。

これらの理由からヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンは「肌の奥まで浸透する」ことは不可能であり、肌の奥深くの真皮部分まで浸透しないので「肌をプルプルにしてシワをなくす」直接的な効果もないのです。

ではヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン入りの化粧品を塗っても全く意味はないのか?

答えはNOです。

 

たしかに「肌の奥まで浸透する」「肌をプルプルにしてシワをなくす」効果はありませんが、「肌を保湿する」という観点からみるとヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンは非常に有効な成分であるといえます。

真皮に存在している成分であるヒアルロン酸は200倍~600倍もの水分を蓄える保水力に優れた性質を持ちます。

肌に直接塗っても真皮まで届くことはありませんが、肌表面の角質の水分を維持し保湿するという意味では非常に効果的です。

同じく真皮に存在している成分であるコラーゲンは皮膚のハリや弾力に関与し肌をふっくらさせる働きを持つコラーゲン。

こちらも肌に塗っても真皮まで届くことはありませんが、ヒアルロン酸同様に肌表面にとどまって水分をキープして保湿する働きがあります。

肌の一番外側である角質層に存在している細胞間脂質のセラミドは、水分を蓄えて肌を保湿すると同時に細胞同士をつないで外的刺激の侵入を防ぐ働きをしています。

ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンが肌の奥である真皮まで浸透することはありませんが、皮膚の一番外側にある角質層に存在しているセラミドが肌への親和性が最も高く肌になじみやすいといえるでしょう。

また、肌のバリア機能はセラミド、NMF(天然保湿因子)、皮脂の3つのバランスが整うことで正常に働くと言われているため、セラミドを補うことが肌本来の持つ自ら美しくなる力=肌バリア機能を高めることにつながります。

肌の乾燥を根本的に防ぐには水分や油分ではなくセラミド配合の化粧品を選ぶのがおすすめです。

 


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化粧水→美容液→乳液の順番に塗る→ホント

スキンケアの疑問で特に多いのが化粧水、美容液、乳液を塗る順番について。

皆さんは普段どの順番で塗っていますか?

特に気にすることなく適当な順番で塗っているという方は、非常にもったいないです!

スキンケアは正しい順番で行わないと効果を発揮できません。

せっかく化粧品にこだわっていてもスキンケアの順番を間違えていたのでは意味がなくなってしまいます。

 

スキンケアの正しい手順は化粧水→美容液→乳液の順番です。

化粧水で肌にたっぷりと潤いを与えて、美容液で肌に栄養や美容成分を補給し、最後に乳液の油分でふたをする、というのが基本的なステップです。

先に油分を塗ってしまうと油分の膜で肌がコーティングされてしまい水分が浸透しないので注意が必要です。

 

とはいえスキンケアにこだわる方なら、ふき取り化粧水、ブースターやジェル、保湿クリーム、オイル、セラム、アイクリーム、ナイトクリームなどたくさんのスキンケアアイテムをお使いの方も多いはず。

知らず知らずのうちに使うアイテムが増えてしまい、正しいスキンケアの順番に頭を悩ませているという方も多いのではないでしょうか。

アイテムが増えてもスキンケアの基本的な順番は同じで、水分系→油分系の順番さえ間違えなければ大丈夫です。

 

もしこれら全種類を使う場合は

①洗顔→②ふき取り化粧水→③ブースター→④保湿化粧水→⑤美容液&セラム→⑥ジェル→⑦乳液→⑧アイクリーム→⑨保湿クリーム→⑩ナイトクリーム→⑪オイル

の順番が好ましいです。

 

詳しい手順を説明していきます。

①洗顔後の清潔な肌はスキンケアの必須条件。

②ふき取り化粧水をコットンで使用して目に見えない汚れや余分な角質、脂質を落とし、肌に水分や栄養分が行きわたりやすい状態にします。

③ブースターを使用する際はたとえオイル系であっても保湿化粧水を塗る前がベスト。

硬くなった角質層を柔らかくほぐすことで水分や栄養分、美容成分などの浸透を促し、そのあとに使用する化粧水や美容液などの効果を高めます。

④ふき取り化粧水やブースターで下準備が整った肌に保湿化粧水を使用してたっぷりの水分を与えます。

⑤化粧水で保湿したら美容液やセラムなどで美しい肌に導く美容成分や栄養分を補給します。

⑥肌に水分と美容成分を与えたらジェルでさらに保湿効果を高めます。

⑦ジェルでたっぷり保湿が完了したら油分を含んだ乳液で潤いにふたをします。

⑧乾燥しやすくエイジングサインが出やすい目元にはアイクリームを。

⑩ナイトクリームでたっぷりの潤いと油分、美容成分をチャージ。

濃密でこっくりしたテクスチャーで④~⑨の工程をしっかり肌に閉じ込めます。

⑪スキンケアの仕上げに美容オイルを塗って終了!

 

以上、全11ステップの具体的な手順をご紹介しました。

お使いのスキンケアアイテムによっても順番は前後しますので必ずしもこの順番通りというわけではありません。

基本的な水分系→油分系の順番を守ったうえで、自分の肌にぴったりのスキンケアの順番を見つけてみましょう。

 

肌断食は肌に良い→ウソ

皆さんは「肌断食」という言葉をご存じですか?

その名の通り肌に化粧やスキンケアを一切しないことで肌本来が持つバリア機能を回復させるという内容の「クリニック宇津木流」院長の宇津木龍一氏が提唱したことで話題となった美容法です。

少々衝撃的なスキンケア法ではありますが、巷ではこの肌断食に挑戦している女子が増えているのだそう。

肌断食をして肌の調子が良くなった!という声がある一方で、肌断食をして肌荒れがひどくなった、乾燥がひどくなったという声も。

果たして肌断食は本当に肌にとって良いのでしょうか。

筆者の意見からするとNOです。

肌断食とは簡単に言うと「肌に何もしないスキンケア」のこと。

市販の化粧品に含まれる防腐剤や界面活性剤といった肌に有害な成分や、メイクやスキンケアを行う際の摩擦によるダメージが肌の正常なターンオーバーを阻害してバリア機能を弱めているため、スキンケアやメイクを一切やめることで肌本来のバリア機能を高めて健やかで美しい肌を目指す、というもの。

具体的な方法としてはノーメイク、洗顔は洗顔料を使わずにぬるま湯で、洗顔後はスキンケアを一切せず乾燥が気になる場合はワセリンのみ塗る、といった感じです。

非常にシンプルなうえにスキンケアやメイクにかかる時間やお金が節約できるというメリットもあり、実践する女子が増えているようです。

 

筆者も肌断食の「ノーメイクで過ごす」という部分に関しては大賛成です。

一般的な化粧品にはパラベンや香料、鉛といった人体に有害な化学物質が含まれています。

これらを含むファンデーションやリップ、アイシャドウなど肌に直接塗っているのですからメイクが肌に負担を与えていることは明らかです。

美意識の高い海外セレブやモデルたちの間で「ノーメイクアップデー(すっぴんで過ごす日)」が流行っているのも納得できます。

また、メイクを落とすために使用するクレンジングオイルには界面活性剤という肌バリアを壊して乾燥や肌荒れの原因となる成分が配合されています。

メイクが肌に負担となるクレンジングを必要とすること、メイクや洗顔の際に摩擦が肌に与えるダメージの面から見てもメイクをしないすっぴん状態で過ごす方が肌にとって良いことは一目瞭然です。

 

ただ、スキンケアを一切やめることに関しては反対です。

スキンケアの基本は「洗顔」「保湿」「紫外線対策」の3つ。

この3つのうち1つでも欠かすことは肌のバリア機能を弱めて正常なターンオーバーを妨げるため乾燥や肌荒れ、ひいては肌の老化をもたらします。

肌断食は肌に一切何も塗らないことが原則なので洗顔料や化粧水、日焼け止めの使用もNGとしているようですが…

肌を清潔に保ち、正常なターンオーバーの妨げとなる余分な皮脂や角質を落とすためにはぬるま湯を使った洗顔では不十分です。

洗顔料を使用してしっかりと洗い流す必要があります。

もし洗顔料の成分が心配ならば界面活性剤不使用のものや肌に負担の少ない天然由来のものを使えば良いのです。

 

また肌バリア機能を高めるためには保湿は必須条件です。

乾燥している肌は肌バリア機能が弱まって外的刺激を受けやすい敏感肌になりやすいだけでなく、正常なターンオーバーが行われないために老化しやすい状態になります。

肌断食をすると肌が機能回復するまで一時的に乾燥や肌荒れが見られる場合もあると言いますが…

人によっては何か月、何年たっても肌の状況が変わらない場合もあるようです。

あなたはそこまで長期間にわたって老化しやすい肌状態で過ごしたいですか?

肌老化の原因の8割は紫外線によるものといわれていて、紫外線を浴びると肌にフリーラジカル(活性酸素)が発生し、肌の老化の原因となる酸化を引き起こします。

美肌のために肌断食をしたつもりが、かえって老け肌になってしまったとしたら本末転倒です。

 

これはあくまで筆者個人の話ですが、洗顔以外スキンケアを一切しておらずほぼ毎日すっぴんだった高校生時代よりも、スキンケアを毎日欠かさずに行いメイクも頻繁にしている現在の方が肌状態は断然良いです。

だから肌断食に関して効果はないだろうと思っています、というかやろうとすら思いません(笑)。

健やかで美しい肌には日々のスキンケアが絶対に必要不可欠なのです。

 

スキンケアはライン使いするべき→半分ホント、半分ウソ

ライン使いとは同じブランドのものや同じシリーズのもので揃えて使うという意味。

洗顔料からクリームまで同じブランドに統一している女子もいれば、アイテムごとに異なるものを選んで使っている女子もいます。

よく「基礎化粧品はライン使いしたほうがいい」といいますが実際のところはどうなのでしょうか。

 

基本的に、メーカーとしてはライン使いを推奨しています。

ライン展開されている基礎化粧品はライン使いをすることで最も高い肌効果が得られるような設計がされているためです。

例えば筆者が愛用しているスキンケアブランドCLINIQUE(クリニーク)の場合、同ブランドの洗顔料→ふき取り化粧水→乳液の3ステップによるスキンケアを推奨しています。

基礎化粧品は弱酸性で効果を発揮するものとアルカリ性で効果を発揮するものがあり、ライン展開されているシリーズの中で効果的に作用するようpH調整しながら配合されています。

シリーズ外の基礎化粧品を使用することで成分が中和されてしまい、望んでいた効果が得られないという可能性もあります。

ライン使いをしている限りはこうした難しい問題を考える必要もないので安心とはいえるでしょう。

一方でライン使いにもデメリットはあります。

同じシリーズを使っているからといって必ずしも全てのアイテムが肌に合うとは限りません。

洗顔料や化粧水は肌に合っているのに乳液は肌に合わない、などアイテムによって相性の良し悪しが出てしまう可能性も。

敏感肌の方は特にいきなりライン一式揃えるのではなく、あらかじめトライアルセットやサンプルなどを試してから購入されることをおすすめします。

またデパコスなどの高級ブランドでライン使いをすることは金銭的な負担になるということ、一度ラインで揃えてしまうとなかなか同じタイミングで使い切れず新しいアイテムに変えるタイミングが難しいということも考慮しておきましょう。

 

筆者としては必ずしもライン使いにこだわる必要はないと考えています。

ライン使いしないと効果が全くないということではないので、ライン展開されているコスメの中で一つだけ使いたいものがあるという場合はそれだけを使用しても構いません。

ライン展開されているからといって全てのアイテムが自分の肌に合うかといったらそれは別です。

ライン使いにこだわって無理に肌に合わないものを使い続けるより、別ブランドであっても違うアイテムに切り替えた方が肌にとってはよい選択です。

ライン使いにこだわる以前に自分の肌に合ったスキンケアを選ぶことが第一優先、ということを忘れずに。

 

美容マニアが本気でおすすめ♡乾燥肌・敏感肌向けスキンケアブランド

ここまで読んだあなたはもうスキンケアのスペシャリスト同然!

肌にとって何がダメで何が良いかしっかり理解できたら、次のステップは正しいスキンケア選びです♡

 

スキンケアの基本は「洗顔」「保湿」「紫外線対策」の3つ。

そして肌にとって絶対NGなのは「乾燥」「酸化」「香料、パラベン、界面活性剤などの化学物質」「紫外線」です。

スキンケア選びをする際はこれらのNG要素やそれにつながる成分が限りなくゼロに近いものであり、なおかつ「洗顔」「保湿」「紫外線対策」の3つを十分に満たせるものを選ぶことが重要です。

以上の条件を満たすかどうかが最も重要であり、結局浸透することのない美容成分や栄養分などについてあれこれと考慮するのは二の次です。

 

美容マニアでありスキンケアマニアの筆者が本気でおすすめするブランドはCLINIQUE(クリニーク)です。

CLINIQUEは世界初の皮膚科医開発のアレルギーテスト済み、100%香料不使用の画期的なスキンケア製品を発売したブランド。

CLINIQUEでは製品ごとに600名を対象に1人12回ずつ、計7200回のアレルギーテストを行っています。

こうしたおびただしい回数の実験を重ねて開発された、肌を最優先に考えた低アレルギーで無香料、肌への負担が少ない製品がCLINIQUE最大の魅力です。

安全性の高いフォーミュラなのでアレルギー肌や敏感肌の人でも安心して使用することができます。

 

 

CLINIQUEといえば有名なのが”3Stepスキンケアシステム”ですね。

”3Stepスキンケアシステム”とは「洗顔」「角質ケア」「肌の保湿」の3つのステップによってはじめて美しい肌は実現されるというもの。

先ほど説明したスキンケアの基本「洗顔」「保湿」をしっかり満たしています。

乾燥肌、混合肌、オイリー肌などの肌質に合わせて選べる豊富なラインナップも魅力で、肌質に合わせながらライン使いでスキンケアすることができます。

またCLINIQUE製品は100%香料不使用、パラベンフリー、フタル酸エステル不使用であり、敏感肌向けのアルコール不使用フォーミュラやオイルフリーフォーミュラもあります。

CLINIQUEはこうした高い安全性と豊富なラインナップから肌に合わせてカスタマイズできる点が高く評価されています。

出典:CLINIQUE

ここからはCLINIQUEを代表する”3Stepスキンケアシステム”の3ステップを担う3製品について詳しくご紹介します。

”3Stepスキンケアシステム”はStep1「洗顔」のクレンジングリキッド、Step2「角質ケア」の角質ケアローション、Step3「保湿」の保湿ローションの3つから構成されています。

さっそく順番に見ていきましょう。

 

Step1「洗顔」リキッドフェーシャルソープ

出典:CLINIQUE

”3Stepスキンケア”のStep1「洗顔」に理想的な皮膚科医開発のクレンジングリキッド、リキッドフェーシャルソープは肌に優しいのにパワフルなクレンジング効果が魅力。

肌に必要な潤いは守りながら汚れをスッキリ落とします。

洗い上がりのツッパリ感がなくしなやかな肌に仕上がります。

乾燥肌、乾燥肌混合型、オイリー肌の3つの肌タイプに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

 

使い方

適量を手に取りぬるま湯で泡立てて顔全体にマッサージするようになじませます。

しっかりぬるま湯で洗い流したら軽くタオルで抑えるようにして水分をふき取ります。

一日2回、朝と夜の洗顔で美しく輝く肌が手に入ります。

 

使用感レビュー

筆者はリキッドフェーシャルソープの混合肌用を愛用しています。

Tゾーンはテカリがち、口元や頬はカサつきがちという典型的な混合肌なのですが、このリキッドフェーシャルソープを使い始めてから頬のカサつきはかなり改善されました。

それまではビオレの泡で出てくるタイプの洗顔料を使用していたのですが、洗い上がりのツッパリ感がひどく、すぐに化粧水を塗らないとカサカサになってしまうほど。

初めてCLINIQUEのリキッドフェーシャルソープで洗顔した後は感動しました。

洗い上がりがしっとりしていて全くつっぱらない!

必要な潤いや皮脂はキープしつつ余分な皮脂や汚れだけを落としている感じ。

優しい洗い上がりなのに洗浄力はしっかりあるのでクレンジングオイルの後のW洗顔にもばっちり使えます。


クリニーク リキッド フェーシャル ソープ【CLINIQUE】(洗顔料)(ギフト)

 

Step2「角質ケア」クラリファイングローション

出典:CLINIQUE

”3Stepスキンケア”のStep2「角質ケア」において欠かせない角質ケアローションがクラリファイングローション。

毛穴汚れや余分な皮脂、古い角質などを落として肌を優しくリフレッシュ、なめらかで透き通った肌へ導くフォーミュラ。

化粧水前のブースターとして使用することで潤いの浸透を促す効果も。

 

全5種類のさまざまな肌タイプに合わせたバリエーションで自分の肌タイプに合わせたローションを選ぶことができます。

人によっては季節によって肌タイプが変わることもあり、肌の状態に合わせて臨機応変にスキンケアができるのが嬉しいポイント。

肌全体が乾燥しがちで皮膚が薄く、きめ細かい毛穴が目立たない乾燥肌用クラリファイングローション1、頬や目元は乾燥しがちなのにTゾーンがオイリーな乾燥~混合肌用クラリファイングローション2、Tゾーンはオイリー、頬は快適、時々毛穴やニキビが気になる混合~脂性肌用クラリファイングローション3、皮脂分泌が活発で顔全体がオイリー毛穴やニキビが気になる脂性肌用クラリファイングローション4、すべてのスキンタイプに対応したアルコールフリーのクラリファイングローション1.0。

日本人女性には頬や目元は乾燥しがちなのにTゾーンがオイリーな混合肌が多いと言われ、乾燥~混合肌用クラリファイングローション2が日本国内では最も売れているタイプです。

 

使い方

1日2回朝晩の洗顔後、コットンにローションをたっぷり含ませ、顔全体から首元にかけて優しく拭き取ります。

目のまわりと唇は避けてください。

 

使用感レビュー

混合肌の筆者はクラリファイングローション2を愛用しています。

洗顔後の化粧水前のふき取り化粧水兼ブースターとして使用しています。

今では慣れましたが、最初は思ったよりもアルコール感が強くて少しびっくりしました。

アルコールには汚れを落として後から塗る化粧水や美容液の浸透を助ける働きがあるためある意味必要な成分ですが、アルコールの刺激が苦手な方はアルコール不使用タイプがあるのでそちらをおすすめします。


【送料無料】クリニーク クラリファイング ローション (400ml) 【CLINIQUE】( ふきとり化粧水 拭き取り化粧水 ふき取り化粧水 )(ギフト)

 

Step3「保湿」ドラマティカリー ディファレント モイスチャライジング ローション プラス

出典:CLINIQUE

”3Stepスキンケア”のStep3「保湿」を担う保湿ローション、ドラマティカリー ディファレント モイスチャライジング ローション プラス(DDML+)。

保湿力に優れたヒアルロン酸配合のなめらかなフォーミュラが8時間にわたって肌に潤いを与え、肌本来のバリア機能を高めて若々しい見た目の肌に導きます。

水分と油分の黄金比で潤いを与える乳液タイプの乾燥~混合肌用、きちんと潤うサラサラな付け心地でうるサラな肌に仕上がるジェル状乳液タイプの混合~脂性肌用、長時間みずみずしく潤う健康的で透明感の際立つ保湿ジェルタイプのすべてのスキンタイプ用の3種類から自分の肌タイプに合わせて選ぶことができます。

 

使い方

1日朝晩の2回、適量を顔全体と首、または乾燥する部分に塗ります。

Step1「洗顔」、Step2「角質ケア」の後に使用するのが効果的です。

 

使用感レビュー

混合肌の筆者は乾燥~混合肌用のDDML+を使用しています。

乾燥しがちですがTゾーンはテカリやすいので、きちんと潤うのにベタつかないDDML+が大変気に入っています。

Step2「角質ケア」のふき取り化粧水だけでは水分が足りないので保湿化粧水も使っているのですが、仕上げのクリームが必要ないくらいしっかり潤いを閉じ込めてくれています。

個人的には8時間どころか一日中潤いキープしてくれている印象です。


【送料無料】クリニーク ドラマティカリー ディファレント モイスチャライジング ローション プラス ジェル ハイドレーティング ジェリー( DDML+ DDMG DDHJ 125mL )【CLINIQUE】(乳液)(ギフト)

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回はスキンケアに関する疑問についてまとめてみました。

今まで当たり前だと思っていた常識が実は間違いだった!と知ってショックを受けた方もいるでしょう。

間違ったスキンケアは意味がないだけどころか、肌トラブルの原因にもなりかねませんので注意が必要です。

 

最後までこの記事を読んだあなたはもうスキンケア博士といっても過言ではありません。

間違いスキンケアは今すぐやめて、正しいスキンケアで健やかで美しい肌を手に入れましょう♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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