今、一人暮らしをしているあなたにこんな悩みはありませんか?
「電気をそんなに使ってないのに電気代が高いな〜」
「すぐにでも電気代を節約する方法ってないのかな?」
「アンペアとか?どいう仕組みなのか?全然わからない」
このような悩みがある方、今回の記事が参考になると思います。
それでは、見て行きましょう。
アンペアとは一体何?
いきなりアンペアって何だろう??
ってなる方がほとんどだと思います。
アンペアは電流の単位のことを言います世の中に表記されてる文字が「A」です。
これがアンペアの単位です。日本語で訳すと「電流」となります。
ちなみに、フランス
の電気学者アンペールさんからとって電流をアンペアというように、
名前が付けられたそうです。簡単で覚えやすいですね。
まずは名前を覚えれました。
次にアンペアがどんなものかを理解することで電気代に関しての理解も深まるので
一緒に見ていきましょう。
アンペアは文字通り電気を流す役割なので電流「A]とします。
さらに深堀すると、1秒間に流れる電子の粒の数を電流[A]と言います。
例えば1秒間に流れる電子の粒が5粒流れていたなら
この場合は5A「アンペア電流」になります。難しく考えなくて大丈夫です。
ざっくり「A」アンペアのことはこんな感じで覚えてもらって次の項目に移らせていただきます。
ココがポイント
・アンペアは電流の単位
・1秒間に流れる電子の粒の数を電流[A]
アンペアブレーカーの色と契約アンペア数の意味
まずはアンペアブレーカーの色の意味
・赤色= 10A
・桃色= 15A
・黄色= 20A
・緑色= 30A
・灰色= 40A
・茶色= 50A
・紫色= 60A
色でアンペア数が分けられているのは色でアンペア数識別するためです。
ただし、アンペアブレーカーの色分けは電力会社によって違うので色を必ずしも理解する必要はありません。
例えあば、東京電力は10Aで赤ですが、東北電力は白、北海道電力は黒といった具合です。
なので、電力会社の人向けの色分けだと考えられます。
私たち消費者はその下に必ず数字(契約)アンペア数が書いてあるので
そこを確認すれば、いいだけですね。
契約アンペア数の意味
簡単に説明すると、あなたが一般家庭で使われている家電製品で説明します。
※「例」あくまでも目安なので参考程度でお願いいたします。
※「例」あくまでも目安なので参考程度でお願いいたします。
・テレビ「2A」
・エアコン「7A」
・掃除機「10A」
・洗濯機「13A」
・電子レンジ「15A」
これらが契約アンペア数です。
また、一般家庭の契約アンペア数は平均で35Aです。
今契約しているアンペア数の調べ方
あなたも今までに一度は、雷や家電製品なんかを同時に使って
「停電」
「ブレーカーが落ちた」
なんていう経験は一度はあるかと思います。
その時にスイッチを入れる場所をアンペアブレーカーと言います。
アンペアブレーカーの下に先ほども言ったように
アンペア数字が記載されているので
あなたが今どのアンペア数を契約しているのかが分かります。
「電気代を節約をしていきたい!」と考えている方は
手っ取り早く電気代を安くしたいですよね。
実際に、このアンペア数を下げると基本料金が変わるので
手っ取り早く電気代を節約できます。
アンペア数を下げることのデメリットも後ほど
説明しますが、まずはアンペア契約の基本料金がどのくらいの値段なのか?
見ていきましょう。
アンペアごとの基本料金の違い
以下のデーターは月額です。
東京電力の基本料金
・10A = 286円
・15A = 429円
・20A = 572円
・30A = 858円
・40A = 1144円
・50A = 1430円
・60A = 1716円
北海道電力の基本料金
・10A = 341円
・15A = 511.5円
・20A = 682円
・30A = 1023円
・40A = 1364円
・50A = 1705円
・60A = 2046円
中部電力の基本料金
・10A = 286円
・15A = 429円
・20A = 572円
・30A = 858円
・40A = 1144円
・50A = 1430円
・60A = 1716円
九州電力の基本料金
・10A = 297円
・15A = 445.50円
・20A = 594円
・30A = 891円
・40A = 1188円
・50A = 1485円
・60A = 1782円
契約されている電力会社が変わったら電気料金も大きく変わってきますね。
実は自分の契約されている会社の基本料金がわからなかった方という方は
意外に多いです。一人暮らしなのに大きめのアンペアが付いている
賃貸物件なども実際にあります。
入居する前のチェックやアンペア交換可能なのか?
聞いておきたいポイントですね。
また、アンペア数を下げすぎるとすぐにブレーカーが落ちやすいというデメリットがあります。
逆にアンペア数が大きすぎると基本料金が高くなるので
丁度、間をとったアンペア数が一番使いやすく、経済的です。
でも、「じゃー一人暮らしで必要なアンペア数ってどのくらいなの?」
見ていきましょう。
一人暮らしに必要なアンペアはどのくらい?
一概には言えないのですが、全国の平均的な数値を計算すると
30Aが一番妥当だと言われています。
その理由を見ていきます。
例えば、ご自身の家にこのような家電があるとします。
※製品の性能によって「A」が変わるので下記は参考数値です。
・製品・アンペア数
・ノートパソコン= 1A
・テレビ= 1A
・電子レンジ= 13A
・照明= 2A
・炊飯器= 4A
・冷蔵庫= 3A
・洗濯機= 5A
・エアコン= 5A
・ホットカーペット= 2A
全ての製品を同時に使ったとしても29Aなので
一人暮らしのアンペア数は30Aあれば十分だということです。
筆者も一人暮らしをしていましたが、30Aも無くても十分生活は成り立ちます。
電子レンジでブレーカーがよく落ちる理由はアンペアを多く使うからです。
なので、アンペアを多く使わない生活をすれば15Aでも問題ないと思います。
こればっかりはご自身の生活スタイルがあるので一概には言えませんが
一度考えてみてはいかがでしょう?
「アンペア数を下げると基本料金が安くなることがわかった!」
でも、下げすぎるとどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
アンペアを下げすぎるとどんなデメリットがあるの?
結論から言うと下げすぎは良くないです。
電気代が安く済んで節約にも繋がるのですが
ブレーカーが落ちるリスクが多くなり、不便です。
例えば、ドライヤーと電子レンジを同時に使うとします。
アンペア数が低いとすぐにブレーカーが落ちます。
なので同時に使いたいときに使えなくなり、かなりストレスになると思います。
低すぎても高すぎてもどちらも生活をする中でしんどいと思うので、
これから一人暮らしを考えている方や既にされている方の参考に
なればいいなと思います。
アンペアを下げることが手っ取り早く電気代を節約できる
以下のデーターをみてください。
ココがポイント
30Aで基本料金は858円(東京電力)
15Aで基本料金429円(東京電力)
1年で30Aの基本料金は10296円
1年で15Aの基本料金は5148円
10296-5148=5148円
丁度、倍の金額になります。
これを5年で見ると308880円の節約になります。
長い年月で見ればみるほど、アンペア数を下げることが節約に繋がります。
ただし、上記にも書きましたがアンペアの下げすぎも良くないです。
不便な生活で節約か?節約なしの快適生活か?
難しい判断ですね。
ご自身が無理なく家電製品を使えてかつ、少し余裕がでるとこまでアンペアを下げていって
「電気代が安く済んだ!」となるようにしていけば気持ち的にも生活的にも楽になると思います。
なので、小さいアンペア数から試してみて徐々に上げていくのが面倒臭いですが
生活に欠かせない電気なので今のご自身にベストなアンペアを導き出せると思います。
簡単にアンペア数を変えることはできるの?
ご自身が契約されている電力会社に「アンペア数の引き下げを希望をします」
そして分電盤のブレーカーを交換するだけなので割と簡単です。
工事費用はほとんど無料で行われているのですが、アンペアの設備状況によっては
有料になることもあるので電力会社に問い合わせてみるのがいいでしょう。
まとめ
これから一人暮らしをする方、既にされている方はこの記事を参考に生活をして
なるべく節約をし、余裕をもった日々を送れるようにこれから頑張って行きましょう!
この記事をお読みいただき役に立ててたら幸いです。。。。最後までありがとうございました。