ドラEVERにも記事提供してます!なんでも無料でお答えします!

給料・年収

タクシー運転手の給料・月収・手取りはいくら「お金に関して徹底解説」

現在、現役タクシー運転手として都内を走り回っています。

・実際タクシー運転手ってどのくらい売り上げてるの

・現役運転手の売り上げを知りたい!

などお金について解説します。

それではタクシー運転手の給料事情をもっと深掘りしてみていきましょう。

全国のタクシー運転手の平均年収は300万ちょっとしかない

 

まず、全国のタクシー運転手の平均年収は315万円しかない。

引用元:一般社団法人全国ハイヤー・タクシー協会

これだけを見るとタクシー運転手って全然稼げない仕事だと思ってしまうのも無理ないですね。

なぜなら、全国の平均年収はここ数年で416万円との結果が出ています。

100万円も少ないと月8.3万円も少ないことになります。

 

月8万給料が増えれば豪遊とは言わないまでも、生活の質にはかなりの違いが出てくる金額ではないでしょうか?

それで、タクシー運転手全体の平均値は315万円かもしれませんが、ここで知っておいた方がいい事実が2つあります。

・年金を貰いながら貪欲に稼がない年配の方も多い

・人口密集地(政令指定都市)は全国平均よりも年収が高い

順番に見ていきましょう。

タクシー運転手の中には年金を貰いながら仕事している人が大勢いる

タクシー運転手は「安全面・健康面・接客面」の条件を満たしていれば何歳まででも働ける仕事です。

ただ、法人の会社だと75歳を定年としている会社も多い。

 

それから現在、日本は少子高齢化で労働者不足が取り上げられています。

なので、企業も本腰を入れて定年の年齢を引き上げたりしていますよね。

 

それでもタクシー業界の75歳を遥かに下回ります。

つまり、タクシー業界は一般常識の定年設定の歳よりも長い期間働ける仕事であること。

なので、63歳から年金を貰いながらアルバイト感覚で仕事をしている年配の方も大勢いるということ。

 

私の知っている大ベテランの先輩は年金を貰い始めてから1度も年金に手を付けていないと仰っていました。

しかも、その方は毎乗務7万8万やってくる方なので月手取り40万くらいは貰っています。

 

年金貰いながら手取りで40万も貰えるとか凄すぎます!!

40万とは言わなくても年金があれば貪欲に仕事をしなくてもいいので

全体の平均年収にそのような方も含まれているということ。

人口密集地(政令指定都市)は全国平均よりも年収が高い

これは当たり前のことなのですが、人が多ければタクシーを利用するお客さんも多いので

稼げる確率が高くなります。

なので、稼ぎたい人は人口密集地を選ぶことはマストですね。

もう少し詳しいデータを見ていきます。

引用元:一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会

このデータから過去5年間のタクシードライバー(東京)の年収は410万円でした。

全国平均と比べると約100万円の差があります。

 

「東京でも410万円か〜〜少ないわ〜〜」と思った方

それは大きな間違いです。

 

確かに東京のタクシー運転手の平均年収は410万ですが

これはあくまでも平均です。

 

特に人口密集地でのタクシー運転手の年収にはかなりの開きがあります。

東京でタクシーをやっていても年収300万の人もいれば、僕の知っている方で800万貰っている方もいます。

ネットで調べると1000万稼いでいるバケモノみたいな人もいますね汗

では、なぜこのような現象が起きるのか?

タクシー運転手の給料は歩合要素が強い

タクシー運転手の給料は基本給➕歩合給が一般的です。

基本給は会社によっても違うので一概には言えませんが

新卒の給料と同じくらいに設定している会社も多いです。

 

弊社の基本給は18万これに➕歩合が60%です。

 

それで、タクシー運転手の歩合になる要素って何か?

それは単純お客様を乗せて頂いた運賃の何割かが給料として支払われる。

 

だから、お客様をたくさん乗せてたくさん稼いでくる人は

必然的に歩合給も多くなるので、月収も上がるというわけですね。

 

給料を上げるも下げるも自分次第!!

 

ここで余談ですが、昔はタクシーの給料を固定給にしてみたそうなのですが

「誰も仕事をしなくなった」ので歩合で落ち着いたそうです。

 

それもそのはず、お客様を乗せようが乗せまいが給料は変わらないなら

車で休んでたっていいわけですからね。人としてどうなのか?といのはありますが笑

 

真面目に仕事をする人間がバカをみるとはまさにこのことです。

そのような経緯があって歩合給が導入されました。

やっぱり頑張ったら頑張った分だけ給料を貰いたいですからね。

会社によって給料の取り分に大きい差があることを知ろう

タクシー業界全体が歩合率60%だと思ってはいけません。

それぞれの法人で細かいルールが違います。

 

例えば、歩合率62%だけど事故のお金が運転手負担だったり

歩合率は60%だけど事故に関しては一律15000円にするよ!と

いった感じです。

 

この細かいルールを見落として

「家から近いからここでいいや〜」

「友達に誘われたからここにした」

という風うに会社選びをいい加減に決めている方もいるので

長い目でしっかりと稼がせてもらえる会社選びというのをやっていくことです。

 

歩合率も確かに重要な要素ですが、他にも重要なポイントはあります。

例えば、

・チケットが使える会社なのか?

・高速代は会社負担なのか?

・クレジットカードの手数料は会社負担か?

などです。

 

単純に歩合率が高いからという理由で会社を選びをすると失敗します。

なぜなら、カードの手数料や高速代が自己負担だった場合

結果的に歩合率を下げる要素になるからです。

 

正直、私もここまで考えていなかったので、これからタクシーを始める方は

会社選びの一つのポイントとして覚えておくといいと思います^^

タクシー運転手の1日の売り上げ

本題のタクシー運転手の1日の売り上げですが

結論を先に言うと「人によっても違うし、自分の毎日の売り上げも違う」です。

 

タクシーはお客様を乗せて売り上げを作っていくので

ゴールデンウィークや土日は売り上げが下がる傾向にあります。

(都心に人がいないから...)

 

それでも、稼ぐ人は稼いでくるし、稼げない人は全然稼げないです。

ロングのお客様を引ける運の要素もありますが、稼いでくる人は常に7万〜8万やっているので

それが凄いと思うのと同時に、全てを運では片付けられないと思っています。

 

なので、効率的な運転の仕方、お客様を拾えるポイントなどを抑えているのだと思います。

 

全体的なタクシー運転手の平均的売り上げは4万〜6万の間が相場です。

勤務日数が11勤〜13勤で給料も大きく変わる

タクシー運転手の多くは月に11〜13乗務の勤務体系で働いています。

 

詳しい求人広告の真実や仕事内容はコチラを参考にしてみてください

タクシー運転手の仕事内容と求人の真実について!現役運転手がお教えします!

続きを見る

労働時間にも言及しているので参考になる点は多いと思います^^

 

それで月に11〜13回しか働かないので1回の乗務がとても大事になってきます。

ここで11乗務と13乗務でどれくらい給料が変わるのかみていきます。

ココがポイント11乗務の場合

1回の乗務で50000万円稼げた場合

50000×11=550000万円

ココがポイント13乗務の場合

1回の乗務で50000万円稼げた場合

50000×13=650000万円

すごく単純な計算ですが2回出勤回数を増やすだけで

月10万も開きがあります。

 

なので、1回1回の乗務を大切に売り上げを下げないように

することが、とても大切です。

 

この計算式から分かる通り11勤務の人と13勤務の人を同じ土俵で

給料を計算するのは難しいことがわかったと思います。

 

ただ、稼いでいる人の11勤務で13勤務の人の給料を抜いていることもあります。

僕も可能なら11勤務で月80万くらいやりたいと考えています。

タクシー運転手の月収と時給について

ここまで読んでくれているあなたはもうタクシー運転手の月収は

歩合給によって違うから人それぞれだよね!!と分かって頂けたと思います。

 

その通りで、月収も11勤務と13勤務の人でも違うし

個々の売上高も違うので、こんなに全員が全員給料が違うのも

珍しいのではないでしょうか笑

 

事務の方が苦労していそうです.....

 

それでも平均的な給料は月30〜40くらいです。

 

先ほどの東京都内のタクシー運転手の平均年収が410万なので1年で割ると

月34万1600円です。これに引かれる税金の値段なども個々で違うと思うので

やはり月30〜40がタクシー運転手の平均月収だと言えます。

タクシー運転手の時給について

タクシー運転手の時給も1時間0円の時もあれば1時間10000円の時もあります。

 

1時間お客さんを拾えなければ0円

1時間で羽田に行って帰りにすぐお客さんを乗せられれば1万円

ケースバイケースですね。

 

ただ、時給3000円を目標にしているドライバーさんも多いと思います。

なぜなら、時給3000円くらいのペースでやると1日の売り上げが大体5万から6万くらいになるからです。

 

まず出庫したら平均金額を目指す、1日の平均売上は5〜6万だから時給3000を目安に。

もっと稼いでいる方は時給5000円を目標にしてもいいと思います。

 

この時給への考え方も人それぞれですね。

私は時給3000円を目安に考えて22:00(二割増し)までにプラス5000円から10000円くらい

売り上げを作りたいと思って仕事をしています。

給料だけが全てじゃない意外とたくさん貰えるチップ事情

タクシーをやっているとチップを貰うことがよくあります。

「運転手さんこれでジュースでも買いなよ!」

「お釣りはいらないからレシートだけ頂戴!」

他にもお金だけじゃなく、パンやジュース

つい最近貰ったのはマカデミアナッツ!

などなどです。

お金だけに焦点を当てると毎月どのくらいの金額になっているのか?

これは個人差もあると思いますが、私の場合だと月1000〜5000円の間くらいです。

 

毎月5000円も貰えるのはありがたいことです。

僕の知っている方の中には一発3000円貰ったり、一発6000円貰ったりしている方もいます。

追記

私がもらったチップ最高額1万円

タクシー運転手は儲かると言えるのか?

タクシー運転手は儲かるか?儲からないか?と言われれば

私としては「儲かる」仕事だと思います。

 

この仕事量や勤務体系の割に給料はいいと感じています。

 

勤務体系についてはコチラの記事を参考にしてください

タクシー運転手の1日を現役運転手が語る!!(1日の流れ)

続きを見る

現役運転手のリアルな1日を書いています。

 

ただ、歩合要素が強いのでサボり癖がある方には向いてない仕事かもしれません。

サボる時はサボるやる時はやるのメリハリがあれば問題ないです。

 

また、若い時にタクシーをやることは儲かると思いますが

ある程度の年齢になっている方で管理職などについている方は

給料が下がると思います。もちろん貰っている額にもよりますが!

 

なので、若い時は周りより給料が高くても、年を重ねていくうちに

周りの年収が上がっていけばどこかで逆転されるでしょうね。

 

なぜなら、タクシー運転手は体を使って稼ぐ肉体労働に近い部分があるので

風邪なので1出番休むだけで大きく給料が下がります。

 

これが固定給や年功序列のように徐々に給料が上がっていけば

どこかでタクシーよりも給料が高くなる日は目に見えていますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

タクシー運転手は上司にベラベラ何かを言われることもないですし

自分で好きな時に好きな時間休憩を取ることもできる仕事です。

 

ただ、運転中はずっと一人なので孤独を感じることもあります。

なので、多くの運転手はラインなどで同期と連絡を取ったりしていますが

結局は一人です。

 

また、固定給ではなく歩合給がメインになるので自分の体がとても大事になる職業。

風邪などで休むと給料に直結しますからね。

 

人それぞれ感じるメリット・デメリットはあると思いますが

私はタクシー運転手になって前職よりも200万近く給料がアップしました。

また、何か聞きたいことがあればご相談ください^^

お気軽にご相談ください!

-給料・年収

© 2024 タクシーの専門書