LED照明は電球や蛍光灯と比べてどのくらい電気代がお得になるの？

「照明の電気代を安くしたい」
「LEDは安くなるって聞いたけど本当？」
このように考えている方は多いのではないでしょうか？

実は、LED照明を使用することで、他の照明よりも電気代がお得になるんです！

今回はLED照明と他の照明を比較しながら、LED照明について詳しく解説していきます。

LED照明って？

「LEDはお得ってよく聞くけど、そもそもLEDって何？」
と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか？

LED照明について解説していきましょう。
LED照明とは、発光ダイオードという半導体で発光する照明のことです。
LEDは、この発光ダイオードのことを指します。

最近では、電気屋さんに売られている照明もLEDのものがほとんどになっていますよね。
では、LED照明を使うメリットやデメリットは何なのでしょうか？

LED照明のメリット・デメリット

LED照明を導入する際は、そのメリットやデメリットを理解しておく必要がありますね。
LED照明のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・節約に繋がる
LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて、消費電力が少ないため同じ時間使用していても電気代を抑えることができます。
消費電力が少ないと、照明を使用することが多いご家庭でも安心することができますね。

・買い替えの頻度が少なくなる
LEDの寿命は約40,000時間と言われています。
これは1日10時間照明を使っていたとしても、11年使い続けることができるということです。
照明の買い替え頻度が減ると、もちろんその分のコストが下がりますよね。
手間も負担も少なくすることができるのがメリットの1つでしょう。

・紫外線を出さない
蛍光灯などは紫外線を出しているため、夜に虫がよって来たり、照明のカバーに虫の死骸が溜まっていることがあります。
ですが、LEDは紫外線を出すことがないため、虫が寄ってくるなどのストレスを軽減することができます。
また、紫外線は観葉植物などの成長にもよくないと言われていますので、観葉植物などをインテリアとして使用しているご家庭にはメリットが大きいといえるでしょう。

デメリット

・1回の購入にかかるコストが大きい
LED照明は他の照明機器に比べるとかなり価格が高くなっています。
買い替える頻度は少ないですが、購入の際にかかる費用が大きくなってしまうのがデメリットです。

「本当に元がとれるのかわからないから、LEDに変えなくてもいいや」と考える方も多いようです。

・照明が暗く感じてしまう
白熱電球や蛍光灯は広い範囲を照らすことができますが、LED照明はその構造上一定方向にしか光を放つことができないため、

人によっては暗く感じるという場合もあるようです。

照明機器の徹底比較

他の照明と比べてみないとLEDの特徴がよくわからないという方もいるでしょう。
ここからは、LED照明と白熱電球、蛍光灯を徹底比較していきます。
その前に、白熱電球や蛍光灯についても説明しておきましょう。

白熱電球って？

白熱電球は最もポピュラーな照明機器でしょう。
白熱電球はガラス球内のフィラメントのジュール熱によって発光させるという仕組み。

暖かい色味の照明機器であるため、ダイニングや寝室で利用されることが多いですね。

コストはかなり低下しますが、省エネ性が悪く電気代は最も高くなっています。

蛍光灯・蛍光電球

蛍光灯は水銀の放電で生じる紫外線で発光させるという仕組み。
白熱電球に比べると約1/4も電気代が安くなります。

形状も様々でバリデーションが多いため、購入しやすい照明機器になっています。

ですが、スイッチを付けてから徐々に明るくなっていくため、トイレや玄関には不向きになっています。

LED照明、白熱電球、蛍光灯の比較表

では、それぞれの照明をコストや寿命等の点から比較して行きましょう。

	白熱電球	蛍光灯	LED照明
価格相場	￥100～500	￥1,000～3,000	￥3,000～5,000
寿命時間	1,000～2,000時間	約13,000時間	約40,000時間
1日8時間使用時の寿命	3～6か月	約3年7か月	約11年
省エネ性能	なし	白熱電球の約40～50％省エネ	白熱電球の約70～90％省エネ
1日8時間使用時の電気代 （1Kwh27円で計算）	￥4,257	￥867	￥615
点灯から発光までの時間差	ほぼなし	あり	なし
紫外線の放出	あり	あり	なし

 

やっぱりLEDがお得

比較表から見ると、LED照明を購入する際のコストはかなり差がありますが、
長い目で見ればLED照明がお得になることが一目瞭然ですね。

買い替えコストから考えると、LEDは10年間買い替え不要なので一番安くなっていますね。

 

電気代から見てもかなりの差がうまれますね。

節約の視点から考えれば、LED照明が1番お得になります。

LEDは様々な形状やタイプのものが販売されていますので、選択の幅が広がります。
LEDを導入しようか迷っているなら、一度試してみてはいかがでしょうか。

LEDで電気代を節約しよう！

LEDを導入するだけでもちろん節約には繋がりますが、更に節約したい場合には照明の使い方や電力会社の契約を見直すといいでしょう。

・照明の使用量を減らす
キャンドルやランタンなど、電力をほとんど使用しないアイテムを使うことで電気代を節約することができます。LED照明と合わせるとかなりの節約に繋がりますよ。

詳しくはこちらのページでご紹介しています。
是非のぞいてみてください。

・電力会社の契約を見直す

せっかくならこのタイミングで電力会社との契約内容を見直しておきましょう。
電気代に基本料金は電力会社によって異なります。また、それぞれの電力会社でお得なプランなども用意されていますので、検討してみるのも良いでしょう。

LEDでの節約方法はこちらのページでも詳しくまとめていますので、是非ご覧ください。

まとめ

LEDへの導入を迷っているのであれば、LED照明のメリットやデメリットを理解しておくことが大切です。

ですが、基本的にはどのような家庭でもLED照明を導入することでお得になる場合がほとんどなので、
是非一度購入してみてはいかがでしょうか？

快適で節約のできる暮らしを手に入れてくださいね。