「生協は高いのかな?」「食費は節約したいけど生協も気になる」。
このような悩みを抱えていませんか?
「生協を試してみたいけどあまり高いと続けられない」というあなたに生協のお得な使い方を解説します。
この記事はこんな方におすすめ
- 小さな子どもがいる人
- 農薬や添加物が気になる人
- 忙しくて時間のない人
- 食費をうまくコントロールできない人
上記に当てはまる方はぜひ最後まで読んでみてください。
生協は高いのか?
そもそも「生協は高いのか」という疑問ですよね。
生協では品質にこだわった産直商品だけでなく、スーパーで売っている価格と同じ値段の商品もたくさんあります。
すべてが産直商品ではないのでスーパーと同じ価格のものも手に入るのが特長。
生協は各地域よっても取り扱う商品が異なるのでお住いの地域の生協の資料を請求してみるのもおすすめです。
生協とスーパーどっちが節約できる?
ここでは、生協とスーパーではどちらが節約できるかを比較してみたいと思います。
豚肉のしょうが焼きを例とします。
材料
- しょうが焼き用豚肉 170g
- ショウガ 適量
- つけ合わせ キャベツ 1/2カット
スーパーで購入した価格 | 生協で購入した価格 | |
しょうが焼き用豚肉 | 404円 (100g 238円) | 451円 (100g 246円) |
ショウガ | 128円 | 138円 |
キャベツ | 120円 | 140円 |
合計 | 652円 | 729円 |
このような結果となりました。
野菜やお肉などのみで調味料はあえて比較していません。
差額は77円。
それほど大きな差はない印象です。
その他の食品も比較してみました。
スーパー | 生協 | |
ニンジン | 2本 102円 | 2本 117円 |
卵 | 208円 | 242円 |
ピーマン | 151円 | 160円 |
もやし | 30円 | 49円 |
牛乳 | 228円 | 234円 |
ヨーグルト | 158円 | 224円 |
こうして比較してみると季節や特売の時期によっても変動するので一言ではいえませんが、10円~20円の差ほど。
農薬や添加物のことを考えたら安い価格設定です。
生協がお得な理由
生協がオトクな理由は4つあります。
チェックリスト
- 野菜の値段が高騰した時
- 出資金が貯まる
- 時間の節約
- 物価が高い地域はオトク
1つずつみていきましょう。
野菜の値段が高騰した時
生協は生産者と直接取引していて契約時に販売する価格を決めています。
たとえスーパーなどの市場で価格が高騰したとしても生協の産直野菜は価格がそれほど高騰せずに購入できる仕組み。
市場の価格にあまり影響を受けない面では生協の産直食品のほうがオトクになります。
だからこそ「野菜の値段が上がれば食費も上がってしまう」という心配がありません。
出資金が貯まっていく
生協では組合員の出資金で運営しています。
そのため加入時には1000円~2000円の出資金を支払います。
その後買い物するたびに100円単位で出資してもいいし、しなくてもいいシステム。
ポイントは
出資金は退会時に返金される
だったら貯金するつもりで数百円でも出資していけば、いざ「生協を辞めよう」と考えたとき貯まった出資金が戻ってきて「気づいたら貯まっていた」といううれしい気持ちになりますね。
なかなか貯金ができない人には特におすすめ。
時間を節約できる
生協では日用品から産直食品、お米、お酒類までほとんどのものを扱っています。
スーパーに買い物に行かずに必要なものが揃うので買い物にいく時間を節約することができるんです。
便利で時間をかけずに作れる
- 解凍するだけで一品が出来上がるもの
- フライパンで焼くだけ
- ミールキット
といった商品もたくさんあるので時間を節約したい!という人は生協を使っている人が多いです。
スーパーでは扱っていないような便利な時短商品があるのが魅力のひとつです。
生活エリアの物価が高い場合は生協の方がお得
生協は、各地域で出資金や配達料なども変わってきます。
特に住んでいる地域の物価が高い場合、スーパーで購入するよりも生協で購入した方がお得になることがあります。
ある日のチラシに載っていたものを例にすると
例
マーボナスの素 2つ入り 税込み322円
ナス 3本入り 税込み268円
ですが、一緒に注文すると21円も値引きされるんです。
特に東京や神奈川県などの人口の多い地域では物価が上がりやすいので、自分の住んでいる地域のスーパーの価格と生協の価格を比べて加入を検討するとよいと思います。
資料請求すれば価格はわかるのでぜひ地元のスーパーとの価格を比べてみて下さい。
生協を利用して節約する方法
ここからは、生協を利用して節約する方法をご紹介します。
- 計画的に購入する
- 注文する金額を決める
- アプリで注文する
- 生協独自のプライベート商品を選ぶ
- 今週のお買い得商品から選ぶ
- eフレンズを利用する
- 生協オンリーにする
ひとつずつ解説します。
計画的に購入する
まずカタログをみて、1週間分の献立を細かくすべて立ててしまいましょう。
ここで大切なことは、
献立に必要でないものは注文しないこと。
自分できちんと自制できるように商品を注文するときは「空腹時をさける」などの工夫をしましょう。
注文する金額を決めておく
食費節約するときに必須なのが先に予算を決めること。
「1回の注文金額は5000円まで」などあらかじめ決めておけば、オーバーしたときに本当に必要なものだけを残すことができます。
マイルールを先に設定することが食費を節約することにつながります。
アプリで頼みたい時にすぐ頼めるので買い過ぎを防げる
生協ではアプリを利用して注文することができます。
アプリでは注文したものの変更や修正が可能なため買いすぎないように自分でコントロールしながら利用することができるんです。
注文日のギリギリまで追加や修正ができるので最後に何を注文したかを確認して「やっぱりこれは買わないでおこう」と注文修正したりすることで結果、買いすぎを防ぐことができるんです。
生協ではPB商品を選ぶ
生協にはプライベートブランドの商品があります。
生協独自の商品なので価格が安く設定されています。そういったものを選んで購入することで通常よりも安く買うことができます。
PB商品はスーパーでもありますが、生協のものは「添加物」なども考慮されたものを扱っているため特に気になる人は生協のPB商品を選ぶのがよさそうです。
今週のお買い得を確認する
生協では必ず今週のお買い得商品があります。
肉・魚・野菜・調味料などすべての商品の中で特別価格で販売しているものがあるのでお買い得商品を使ったメニューを中心に献立を立てると節約になります。
eフレンズを利用する
eフレンズとは簡単にいうと
インターネット注文サイトのこと
カタログではなくインターネット注文することで
メモ
- アプリで家計管理ができる
- 商品の合計金額がすぐ確認できる
- 買いすぎた場合修正ができる
- 何を注文したかすぐに確認できる
これだけのことが可能になります。
生協に加入したら利用登録できるのでぜひ利用して家計管理をしましょう。
生協オンリーにする
一番節約にならないのがスーパーと生協の両方で買い物してしまうことです。
生協で注文していたことを忘れてスーパーでも同じものを購入してしまうということが起こりがち。
それを防ぐためには、スーパーで買い物をせず「すべて生協で注文すること」です。
例えば、「決めた献立が体調不良で作れない!」という時も生協の冷凍食品をストックしたりレトルトカレーなどを常備しておけば大丈夫。
節約するためには一つの場所でまとめて購入することが必須です。
ミールキットを利用して外食をなくす
外食したくなる時ってどんな時でしょうか。
私が外食したくなるときは
ポイント
- いつも自宅で食べないようなものが食べたくなる時
- 疲れて調理がめんどうな時
ですが、外食してしまうと一気に食費は上がりますよね。
でも「たまには変わった味のものや普段作らないものを食べたい。」「ひどく疲れている時は調理もしたくない」。こんなときが必ずあります。
そういったときに生協のミールキットを利用するんです。
例えば生協のミールキット「半熟卵入りビビンバ3人前」なら998円で食べられます。まして調理時間はたったの5分。
外食でビビンバを食べるとなると焼肉屋さんとかでしょうか。
焼肉屋さんにいってビビンバだけ食べるなんてこともできないですよね。きっと他にも食べたくなってしまうので外食費は高騰します。
生協ならそういったことも防ぐことができるんです。
生協をオススメできる方
こんな方におすすめ
- 忙しくて時間がない
- 小さな子どもがいる
- 食材の産地や農薬などが気になる
- 食費のコントロールが上手にできない
上記にあてはまる方は特に生協がおススメです。
1つずつ理由をお話します。
忙しく時間がない方
生協ではミールキットも取り揃えています。
- カット済の野菜(洗ってある)
- 化学調味料を使わないたれ
- すべて国産の野菜や肉
このミールキットを使えば5分~15分以内には豪華な夕食が出来上がります。
忙しくて時間のない人は買い物に行く時間も食材を切ったりする時間も惜しいもの。
生協は食材から日用品まですべてが揃うので買い物に行かなくても生活できることも魅力のひとつですね。
小さい子供がいる方
小さな子どもがいると買い物に行くのも一苦労。出かける準備も自分一人だけとは行きませんよね。
そんな方はとくに生協がおすすめ。
- 配達料が無料
- 時間の空いた時に注文できる
- うらごし済みの便利な離乳食
- 添加物やアレルギー表記された商品で安心
子育て中の方こそ生協は強い味方となります。
できない自分を責めてしまう「できないストレス」も生協を利用することでなくなりますよ。
産地が気になる方
特に産地が気になる方には生協が役に立ちます。
生協の商品には産地がきちんと載っているため安心して購入することできるんです。
特に子育て中の方は「子どもに安心な食材を食べさせたい」と感じているのではないでしょうか。
生協ではそういった方の悩みを解決できる様々な取り組みがされているので安心です。
食費を上手くコントロールできない方
食費を上手くコントロールできない方こそ、生協がおすすめ。
なぜならスーパーに買い物に行くと雰囲気や商品をみて欲しくなり衝動買いをしてしまい予算オーバーなんてことも。
しかし、生協なら注文した商品を再度冷静に見直すことができるため予算オーバーしていることにも気づけるし、結果的に予算内に納めることができます。
そもそも生協がよく分からない方へ
- 生協に加入するにはどうしたらいいの?
- 配達料ってどのくらいするの?
- メリットやデメリットはないの?
そういった疑問を持つ方もいるかもしれません。
ざっくりと説明すると生協は加入時に出資金を預けて組合員になり利用できるサービス。
出資金を預ければ誰でも加入することができます。
退会したくなったら預けた出資金は返金されるため実質、入会金や会費などは無料。
さらに「生協とはどんなサービス」で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
まとめ
ここまで「生協を利用して食費が節約できる方法」をご紹介しました。
生協が特におすすめな方も含めてまとめますね。
ポイント
- 小さな子どもを持つ方ほど生協はオトク
- 食材の産地や添加物などが気になる人に向いている
- 忙しく時間のない人こそ生協を利用しよう
- 買い物は生協オンリーでインターネット注文を利用するとオトク
- 1週間分の献立を立てて計画的に利用する
生協はスーパーで購入するのと比べても差額は10円~20円ほどなので買い物に行く時間やガソリン代などを考えたら安いですよね。
むしろ利用することで安心食材を使った食事がとれ健康的にもなれる。
うまく利用すれば外食費も減らすことができるため生協は節約につながる食材宅配サービスです。
興味のある方は資料請求やおためしセットを頼んでみてはいかがでしょうか。