電気代を節約したいけど、電化製品の最低限の節約はもうしてしまっているという場合、
これ以上節約するためにはどうすれば良いのか悩みますよね。
電化製品を使いながらの節約はある程度のところで節約に伸び悩むことが多いでしょう。
もう1ステップ踏み込んだ節約を実現するためには、電化製品の使用頻度を減らす必要があります。
今回はキャンドルやランタンを使うことで、照明の使用頻度を減らすための電気代節約方法についてご紹介します!
そもそもキャンドルって何?
キャンドルとは、ロウを固めたものに火をつけて周囲を照らすためのものです。
ろうそくと呼ばれることもありますが、キャンドルとろうそくは原料が異なるため呼び方が異なるとも言われています。
海外で古くから使用されている照明方法であり、
現在は香りのするものや見た目が華やかなものもたくさん販売されているためインテリアとしても利用ができますよ。
キャンドルに火を灯すと微量に水分が発生し、同時にマイナスイオンが発生すると言われています。
有害な物質が発生することはありませんので、安心して使用することが可能です。
そもそもランタンって何?
ランタンとは、角型の手提げランプのことを指します。
キャンプなどアウトドアイベントの際に使用されることが多い照明器具です。
ランタンはその燃料の違いから、大きく3つの種類に分かれています。
・LED(電池式)ランタン
これまでの電池式のランタンは主に蛍光灯が主流でしたが、最近はLEDのランタンが多数販売しています。
3種類のランタンの中で、一番安全に使う事ができます。
屋内でも問題なく照明器具として使用できますし、デザインもオシャレなものがたくさんあるのでインテリアとしても最適です。
価格も3,000~4,000円とお手頃なので手に入れやすいというメリットがあります。
・ガスランタン
ガスを燃焼させることでマントルという布を燃やすことで明かりを灯す仕組みです。
LEDライトよりも光が強いので、広い範囲を照らすことができますが、
使用時は本体がかなり高温になることや一酸化炭素などを排出するため室内使用には向いていません。
値段も1万円前後のものが多く、燃焼時間も短く、
ガス代も必要なので節約のために使用するには効率が悪い種類になっています。
・灯油(ガソリン)ランタン
ガソリンランタンはガスランタンと同じようにガソリンや灯油を燃焼させて、
マントルを燃やすことで周囲を灯す仕組みのランタンです。
ガスランタンと同様火器になるので室内使用は向いていません。
ガスランタンに比べると燃焼時間は長いですが、1万円以上するものが多いので、節約効率は悪いと言えます。
照明機器で電気代を節約したい場合は、LEDランタンを使用することがオススメです。
キャンドルとランタンの違い
照明機器の電気代を節約したい場合にキャンドルやランタンを使うことがオススメですが、
両者はどのような違いがあるのか気になりますよね。
ここからは、キャンドルとランタンの違いを説明します。
〇キャンドルはロウを固めたものに火を灯すことで発光します。
燃焼することで有害物質が発生することはありませんが、火を使用するため注意が必要です。
ランタンに比べると値段は安くなっており、500~1,000円のものが多くなっています。
様々な形状、色、特徴を持つものが販売されているので、お部屋に合わせたインテリアとしても使用することが可能です。
ランタンと比べると、発光量が弱いものが多い印象があるため、作業をする際はあまりお勧めできません。
最近は万が一倒してしまっても大丈夫な作りが施されたキャンドルも売っているので、安全性を確保することは可能です。
キャンドルの光にはリラックス効果もあるので、ゆったり過ごす際にとてもオススメになっています。
〇ランタンはLEDを使用しているため、発火の心配はありません。
電池の交換頻度も少なく、節約に向いている照明機器です。
発光量も非常に多く、広範囲まで照らしてくれるという特徴があります。
また、様々なデザインのランタンも発売されていますので、インテリアとしてお部屋に合わせることも可能になっています。
最近はLEDキャンドルライトという商品も販売しています。
電池式や充電式になっていますが、キャンドルのような見た目をしている照明機器です。
キャンドルにこだわりたいけど、安全性が…という場合は検討してみると良いでしょう。
〇比較表
キャンドル | LEDランタン | |
価格 | ¥500~¥1,000 | ¥3,000~¥4,000 |
仕組み | ロウに火を灯す | 電池で発光 |
光量 | やや弱い | 強い |
インテリア雑貨としてのデザイン | ◎ | 〇 |
種類の多さ | ◎ | △ |
持ち時間 | 大きさにもよるが10~20時間 | 100時間以上持つものも多い |
安全性 | 火を使用するため△ | ◎ |
キャンドルを使って電気代を節約する方法
では、キャンドルを使用した場合、どのように節約すれば良いのでしょうか。
詳しくご説明しましょう。
夜のリラックスタイムに使用する
夜のゆったり休んでいる時間には、照明を消してキャンドルをつけましょう。
電気のスイッチをオフにすることで、電気代の節約になります。
暗闇を照らすキャンドルの光はリラックス効果もあるので、昼間の疲れを和らげるのにもオススメです。
ココに注意
ベッド等でキャンドルを使用すると、キャンドルが倒れやすいため火事の危険性が高くなります。使用する際は安定した場所にキャンドルを置くようにしましょう。
入浴時にアロマキャンドルを使用する
入浴中の照明をオフにして、アロマキャンドルを照らしてみましょう。
アロマの香りで更にリラックス効果も向上します。
お風呂にゆったり使っている時は、特に照明の必要性はありませんよね。
アロマキャンドルを代用することで、節約にも繋げることができます。
キャンドルは冷蔵保存する
キャンドルで節約する場合、キャンドルを長持ちさせることで次のキャンドルを購入するまでの期間が長くなり、
更に節約に繋がりますよね。
キャンドルは冷蔵庫で保存することで、ロウが固まり、溶けるスピードを緩める事ができるんです。
発光量は変わらないのでとってもお得ですよね。
キャンドルは冷蔵保存することを癖づけておくといいでしょう。
筆者オススメの電気代を節約できるキャンドルをご紹介
いざキャンドルを購入するとなっても、どのキャンドルがいいのかわからない…なんて方も多いのではないでしょうか?
ここからは節約にオススメなキャンドルをご紹介します。
12時間ボーティブ台付アセテート函入/ kameyama candle house
価格:¥350(税抜)
燃焼時間:約12時間(燃焼時間は無風・気温20~28℃前後の環境下における平均値)
キャンドル専門店である、カメヤマキャンドルハウスの節電用キャンドルです。
価格はかなりお手頃ですが、燃焼時間も長く、節電にはもってこいのキャンドルです。
ワックスリリカル(WAX LYRICAL) グラス入りキャンドル/コースト
出典:Euro-Japan Elegance Co., Ltd.
価格:¥4,400(税込)
燃焼時間:約38時間
イギリス産のアロマキャンドルです。
インテリアやプレゼントとして根強い人気を誇っています。
インテリア性も重視したい場合にオススメなキャンドルで、
値段は少し高いですが、燃焼時間も長いことに加え、アロマを混ぜ合わせているため、総合的に見るとお手頃になっています。
香りも全8種類なので、好きな香りを選んでみてください。
DI CLASSE(ディクラッセ) Cuore クオーレ LEDキャンドル LA5355FR
価格:¥1,000
点灯時間:約120時間
キャンドルのような光を演出するLEDライトです。
火は使用していないので、とても安全性の高い照明器具になっています。
お値段もお手頃価格で、電池の持ちもいいので節電にピッタリなキャンドルライトです。
ランタンを使って電気代を節約する方法
ランタンは先ほど説明したように燃料の違いから3種類のランタンがあります。
室内の使用に向いているのはLEDランタンです。
今回は、LEDランタンでの節約方法をご紹介します。
ソーラー発電機能がついているものを使用する
ランタンの中には、ソーラー発電が可能なものがあります。
日中に太陽光のもとへ置いておくと充電をしてくれるという仕組みです。
太陽光は0円なので、とってもお得にランタンの充電が可能になります。
移動時にも持ち歩く
ランタンを持ち歩けば、周囲が明るく照らされますよね。
家の中の照明を消していても安全に歩き回ることができるんです。
家の電気を消して、ランタンを持ち歩く生活にすれば照明機器の電気代を抑えることが可能になりますよ。
夜間の読書や勉強時にも使える
夜型生活な方は多いと思いますが、夜型だとずっと電気をつけっぱなしにしてしまいますよね。
ランタンは発光量が多いので、夜間の読書や勉強時にも近くに置いておくだけで明るく光を灯してくれます。
電気がついていなくても、ランタンで不自由なく明るさの確保ができるのでとってもオススメなんです。
筆者オススメの電気代を節約できるランタンをご紹介
ソーラー式LEDエアーランタン
価格:¥1,240(税込)
連続点灯時間:約6時間(強)、約12時間(弱)
直鎖日光に8時間あてることでフル充電できるソーラーランタンです。
電池が不要なのでとてもオススメ。節電にも持って来いですね。
軽くて、折り畳み式なので、場所を取ることがなく部屋に置いていても邪魔になりません。
エムパワード ラックス Pro (モバイルチャージャー機能付)
価格:¥5,940
点灯時間:最大50時間
膨らませて使用するソーラーランタンです。
直射日光に14時間あてると充電が満タンになります。
USB経由での充電も可能なので、なかなか晴れない時期もオススメです。
光もかなり明るいですので、これ一つで十分周囲を照らすことができます。
USBを繋いでスマホの充電なども可能ですので、節電になりますよね。
フォレストランタンLED2.0
価格:¥8,800
連続点灯時間:最大80時間
LEDランタンで人気なモデルです。
インテリア性も兼ね備えており、USB充電で最大80時間点灯するという優れもの。
明るさもかなり強いのでオススメのLEDランタンです。
まとめ
照明機器の使用は、他の電気機器と比較すれば電力量は少ないですが、塵も積もれば山となるということわざの通り、使用していれば電気代は増えていきます。
電気代を少しでも節約できるよう、照明機器の使用頻度を減らす意識をしましょう。
曜日や時間を決めて、この時間はランタンだけにする!などのルールを設定すれば、節約の習慣化に繋がります。
是非試してみてください。