お疲れ様です。キャンギアマニアのもっくんです。
今回は有名人のヒロシさんがキャンプを始めるきっかけになったと言われているB6君について調べてみました。
アニメ「ゆるキャン」にもこのB6君が登場するなど人気が高いコンパクトサイズの焚き火台です。
- B6サイズでコンパクト
- サイズ展開がある
- オプションパーツが豊富
- ステンレスとチタンがある
- 市販の薪が置けない
- 燃焼効率がいい
- 掃除が面倒
- ロストルの高さが変更できない
笑’s B-6君の基本スペック
埼玉県さいたま市南区沼影に会社を構えるのがこの「笑’s(sho’s)」です。
ショウズと読みます。
こちらの会社は製鉄所で2代目オーナーが大のキャンプ好きということもあり、自社でキャンプ道具を企画、製造、販売までしています。
今は小さい焚き火台というのも種類が多くなっていますが、以前は小さい焚き火台というのはありませんでした。
そこで笑’sがB6サイズの焚き火台を作ったことがsolo用の焚き火台の始めりとも言われています。
これは諸説あるみたいですが、かなり早い段階からミニサイズの焚き火台を開発製造した会社だということは間違いなさそうです。
製品名 | 笑’s コンパクト焚き火グリル 『B-6君』 |
サイズ | (収納時:18.1cm×12.2cm×1.8cm)(利用時:21.5cm×12.2cm×16.5cm) |
重さ | 500g |
対荷重 | 10kg |
材質 | ステンレス |
値段 | 5640円(税込) |
付属品 | B6君本体・ステンレス五徳・ステンレスロストル |
火床の深さ | 7cm |
笑’s B-6君のレビュー
ここからはB6君の特徴を9つ見ていきましょう。
- サイズ展開が豊富
- B6サイズでコンパクト
- オプションパーツが豊富
- ステンレスとチタンがある
- ロストルの高さ調整ができない
サイズ展開が豊富
今回ご紹介しているのはB6君ですが、笑’sには他にも
このA4やB6というのはサイズを表しています。
BGOと書いてあるモデルもB5とも言われていてB5サイズの焚き火台になります。
ここで簡単に全種類のサイズ展開を見ていきましょう。
製品名 | A4君 | B6君 | BGO君 | ちび火君 |
サイズ | (収納時:29.2cm x 20.6cm x 2cm)(利用時:36.5cm x 20.6 × 29cm) | (収納時:18.1cm × 12.2cm × 1.8cm)(利用時:21.5cm × 12.2cm × 16.5cm) | (収納時:25.6cm × 17.6cm × 2cm)(利用時:30.3cm x 17.6cm × 24cm) | (収納時:15cm x 15cm × 4cm)(利用時:21.2cm × 21.2cm × 24cm) |
重さ | 1.9kg | 500g | 1.15kg | 1.3kg |
値段 | 9600円(税込) | 5640円(税込) | 7800円(税込) | 11400円(税込) |
B6サイズでコンパクト
商品名にもなっているようにB6サイズと同じくらいの大きさなので、とてもコンパクトな焚き火台です。
携帯性も抜群で有名人のヒロシさんがキャンプを始めた頃はこのB6君をずっと使っていたそうです。
今はピコグリル398を愛用しているみたいですが..
オプションパーツが豊富
B6君を購入するとステンレスの五徳とステンレスのロストルがついてきます。
この二つは標準装備ですが、このステンレスのロストルの強度が非常に弱く一度使ったら曲がってしまうという口コミが多くありました。
そんな時のためにオプションパーツとしてハードロストルというものがあります。
付属品のステンレスはすぐに曲がるのでこちらのハードロストルをオススメしている方が非常に多かった印象です。
このハードロストルは熱で曲がったりしないので、こちらを標準装備にして欲しいという声が多かったですね。
ステンレスのロストルで曲がってしまうと収納する時に苦労するので、ハードロストルを購入した方がいいみたいです。
他にも熱燗を作る飲んべ〜には嬉しいオプションやグリルプレートなどもあります。
熱燗がキャンプ場で飲みたい方にはぴったりな一品ですね。
他には焼肉や料理の時に使えるグリルが2種類あります。
これも鉄板とステンレスのメッシュグリルの2種類が用意されていますが、ステンレスの方はすぐに変形してしまうらしいので鉄板タイプを購入した方が良さそうです。
ステンレスよりも鉄板の方が安いんだ〜〜
鉄板を購入予定の方はシーズニングも忘れないでくださいね
ステンレスモデルとチタンモデルがある
ステンレスモデルは今まで紹介してきたモデルです。
そしてB6君ステンレスモデルと全く同じサイズ感のチタンモデルもあります。
このチタンモデルは税込22200円とかなり高額なミニ焚き火台になります。
B6君ステンレスモデルとの違いとしてはB6君ステンレスモデル(500g)よりもさらに軽量化されていて300gしか重さがありません。
また、プレートの厚みがステンレスモデルは0.6mmなのに対してチタンモデルはさらに薄い0.5mmとなっています。
また、最大の特徴としてチタンモデルは熱によって綺麗な色に変化することでしょう。
キャンプ大好き芸人のヒロシさんもチタンモデルを選んだ理由として色の変化を挙げていました。
余談ですが、ヒロシさんのチタンモデルの焚き火台は炎が上がると彼の芸風が浮かび上がる特別仕様の物を使っています。
放熱性が悪いチタンは熱で色が付きやすい特性があります。
200℃から250℃は青色に変化
400℃以上になると紫や黒色になります。
ヒロシさんのYouTubeを拝見するとB6君が綺麗な青色に一部ですが変色していました。
このチタンモデルは色が変わって自分だけの特別仕様になる感じがいいですね。
値段が高いのがネックですが、自分だけのオンリーワンの焚き火台になることを考えると検討する価値はありそうですね。
自分だけの焚き火台を作ろうとして温めすぎると変形するので注意が必要です。
自然に使って自然についた色がいいのかもしれません。
市販の薪や大きめの燃料は置けない
このサイズ感なので30cmから40cmの市販の薪や大きめの燃料は置けません。
斧やナイフで小さくする必要があります。
笑’sの社長がYouTubeでこのB6君は炭で使うことを推奨していました。
主に焚き火台での利用というよりも料理をする方向けの商品なのかな?と思います。
もちろん、焚き火台としても機能しますがB6君は料理を主に作る系の人に向いていると思います。
焚き火台としてコンパクトサイズを求めているならピコグリル398やファイアグリルsoloの方が焚き火台としては向いていると思います。
掃除がしにくい
この角の隅に汚れが溜まって掃除がしにくいということも書いてありました。
歯ブラシなどを使えば掃除可能ですが、少々面倒くさいようです。
「汚れなんて気にしない!」という方は全く問題ないみたいです。
B6君はコンパクトサイズなので、重曹を使った掃除方法してあげると油汚れなども浮いてきてあとはスポンジで軽く擦ればピカピカの状態にまで戻ります。
Solo用の焚き火だいは小さいので重曹様をよく使って掃除します
やり方としては大きな鍋(焚き火台が完全に浸るくらい)を用意してスプーン2〜3倍の重曹を入れて10分くらい沸騰させておきます。
その後、火を止めて沸騰させた水が完全に冷めたらスポンジで軽く擦ってあげると油汚れなどは浮いてきぺろっと取れます。
小さい焚き火台ならちょっと大きめの鍋でできるので頑固な汚れがある方はオススメの方法です。
ロストルの高さが調整できない
このB6君はロストルの高さを調整できません。
ロストルの高さが調整できないということは、火床から網までの距離が調整できないということです。
例えば、料理をしていて炭が少なくなってきた時にロストルの高さを調整できれば火床と網の間の距離を縮めることができます。
つまり、少量の炭でも熱の効果を最大限使うことができます。料理が主な使い方になってくるB6君ならロストルの高さ調整はできてほしかったなと感じました。
B6君まとめ
ソロで愛用している方も多いB6君の特徴をご紹介しました。
有名人のヒロシさんがキャンプを始めるきっかけになったとも言われていて、アニメでも出てくるあたりかなり人気商品だと言えます。
豊富なオプションパーツもあり私自身色々な焚火台を調べていますが、熱燗のオプションパーツがあるのはB6君だけかもしれません。
掃除がしにくという声もありますが、コンパクト性や料理も焚火もできることを考えるとかなり万能な焚火台です。
チタン性は若干高いですが、綺麗な色に変化し自分だけのオンリーワンの焚火台ができるこを考えると愛着が湧きそうですね。