皆さん、冷蔵庫を開けて見ると意外と奥に置き去りのままの食材がありませんか?
私も冷蔵庫を掃除する際に、「あ〜これ買ってたなぁ、勿体無い!」って思う事や、
あれ、これ買ってたっけ?なんて思う事もしばしばあります。
人の記憶は1日経つとなんと74%をも忘れてしまうそうです。
それならば買った物を少し忘れてしまうのも無理はありません。
ですが、今の時期はコロナの影響もあり、世は「節約時代」です。
家にいる時間が長い分、冷蔵庫の中身をきちんと把握して、必要最低限の食材のみを買う事が大事になってきます。
ただ、なんとなく冷蔵庫の中身を覚えておくのではなく、
「ノートに書き込む」この作業が、「節約時代」を乗り越える鍵になってきます!
この「献立ノート」は食材を把握して無駄な買い物を防ぐ以外にも、多くのメリットがあります。
私自身この献立ノートを書き始めてから小さな幸せが増えました。
そんな献立ノートを写真付きで解説していきます。
そもそも献立ノートとは?
そもそも献立ノートとは一体なんでしょうか?
献立ノートとは簡単に言ってしまえば料理のメニュー表で作り方次第では
冷蔵庫の中身も一緒に管理できる節約で活躍する魔法のノートのことです。
具体的に献立ノートの中身に何を書けば魔法のノートになるのでしょうか?
献立ノートの中身
献立ノートの中身は基本的に
・その日食べたメニュー
・今現在冷蔵庫に何が入っているのか?
・それを踏まえて購入するもの、購入したもの!
(購入した物を書くのが面倒な時はそのままレシートを貼っても良い)
・1週間のおおよそのメニュー
・気になったレシピ、作りたいもの
特に決められたルールはなく、全ての項目を書かなきゃいけないわけではありません。
自分が続けやすい好きなやり方で始めてみましょう!
・節約に重点を置く献立ノートなのか?
・料理の中身に重点を置くノートなのか?
などなど。
人によって献立ノートは自由に中身を追加したり消したりできます。
献立ノートを作成すると食費を節約できる理由
では、献立ノートを始めることでなぜ節約に繋がるのか?
詳しく見ていきましょう。
冷蔵庫の中身を可視化で無駄な買い物を防げる
冷蔵庫の中身を把握することで、食材を腐らせたりする事なくきちんと使い切る事が出来るようになります。
例えば、時間に余裕がない時ありますよね。
仕事が忙しかったり、育児に追われていたり、外出続きだったり。
そういった時に冷蔵庫に何が入ってるか思い出してと言われても、きっとすぐに正確に答えられる人は多くないと思います。
また、時間に余裕がない時に多いのが、食材が腐っていたり、賞味期限が切れてしまっていたりすること。
そんな時に献立ノートがあれば、どんな食材がどのくらい余っているのか?
ノートを見れば分かるようになるのです。
冷蔵庫の中身が分かれば食材を腐らせたり、無駄な買い物を防ぐ事ができます。
食費を数字で可視化できる
今までの食費がどのくらいかかっていたのかを数字で確認出来る為、外食や無駄な買い物を控える事ができるようになります。
食費がきちんと目に見えて分かることで、自分の今の現状を把握する事が出来ます。
現状が把握できれば
「どこを削れば、もっと節約できるかな?」というような改善ポイントを見つけることができるようになります。
毎日の献立に悩まなくなる
何を作るかが初めから決まっているため、献立で悩む時間を減らすことができます。
つまり、時間を節約することができます。
正直、毎日の献立を考えるのって結構大変で悩みますよね。
冷蔵庫の中を確認して何があるかをチェックしてとやると冷蔵庫の冷たい空気を外に流すことになります。
そうなると、冷蔵庫の設定温度まで再度冷やさないといけなくなるので、余計に電気代もかかってしまいます。
献立ノートがあれば必要最小限の開け閉めで済むので、節約に繋がります。
献立ノートの作成方法
作成方法はとっても簡単です。
それでは一緒に作ってみましょう
献立ノートに必要な道具
・ノート
ルーズリーフやメモ紙でもまとめられたり、目に付く場所に貼ったりする事が出来ればなんでも大丈夫です。
・筆記用具
お好みでペンやマーカーを使ったり、自分の好きなようにアレンジしちゃいましょう
・定規
線を引くのがめんどくさい!って方は使わなくても大丈夫です!
でも、綺麗に線を引いた方が後々見やすくなるので
めんどくさがらず真っ直ぐ引きましょう。
ボールペンと定規で表を作成
それでは表を作成していきます。
こんな感じでざっくりと左側に日付、(曜日)の欄を設けます。
中央より少し右寄りに真ん中の線を引きます。
左側には食べたものを書いていくので左側を少し広めに取っていた方が書きやすいのでオススメです。
実際に埋めてみる
それでは実際に埋めてみましょう!
こんな感じです。
お昼は基本買って食べたり、ランチに行く事が多いので省略しました。
ただその分のレシートを持ち帰り、空欄になっている右側にレシートを貼り付けます。
レシートを紛失した場合は金額だけでも書くようにしましょう。
写真では朝しか記入されていないですが、お昼も冷蔵庫の食材を使っている場合は同じように記入しましょう。
土曜日と日曜日は朝と昼が一緒になる事が多いので省略します。
朝・昼と書いてもいいですね。
使った物に関してのワンポイントアドバイスとして冷凍保存の時にしっかりと小分けしておけば、何がどのくらい使われたのか?
も完璧に把握することができます。
例えば、玉ねぎや人参をあらかじめ切ってメニューごとに小分けにして冷凍保存しておくとかですね。
詳しい冷凍保存の節約術はこちらの記事をご覧ください。
蛍光ペンで買うものと買わないものを分ける
それでは次に蛍光ペンの登場です。
蛍光ペンで買うものに線を引いていきます。
こんな感じで、蛍光ペンを使う事で不足しているもの・買いたいものがすぐに分かるようになります。
なので、献立ノートを見ながら買い物リストを作成すればスムーズにスーパーに行って必要な食材だけを買うことができます。
献立ノートにメモ欄を用意してレシートを貼るのがおすすめ
では、右側にメモ欄を作っていたので、そちらに購入したレシートを実際に貼ってみます。
こんな感じです。
レシートを貼る事でその日にいくら使ったのか?
もすぐ把握ができてとても便利なのでオススメです。
そして、このいくら使ったのか?が重要で後々見返した時に
「この食材買わなくても大丈夫だな」
「ここはもっと削れそうだな!」
と言った気づきに繋がります。
この気づきが長い目で見た時に食費を節約する鍵になります。
また、買いたい物リストを付箋なので貼っておき、買い物に行く時に付箋を剥がし、買い物に行くという使い方もできます。
献立ノートが苦にならないように時短でできる方法
作り方は以上で終了となります。
いかがでしたか?
献立ノートを有効に活用することができれば、何だか節約できそうな気持ちになれましたか?
でも正直、「表を書いたりするのめんどくさいな」「継続できるか不安だな」
と感じる方もいるでしょう。
また時間に余裕がない時もあるかと思います。
そんな時のためにとても簡単で時間がなくても、すぐできる方法をご紹介します。
こちらです。
この献立ノートに書いてあるのは日付と食べたもの、消費した食材のみです。
わたしは使った物の横に数字を記入しています。
食材をどのくらい消費したか?の数ですね。
忙しい日や時間がない時はこのような手を抜いた献立ノートの日があってもいいと思います。
なぜなら、献立ノートで何より大事なのは続けることだからです。
物事を続ける事は案外、難しいです。
ですが、この献立ノートは自分の好きなように作れるノートなので続けやすいです。
そして過去の食費にいつでもアクセスできるので、どこをもっと節約できるのかが確認できる。
このようなノートを作成してから食費や食材の管理が格段に楽になり、節約することもでき貯金を増やすことに成功しました。
「塵も積もれば山となる」のことわざのように、少しずつ自分の使えるお金が増えていくことがとても嬉しいです。
貯まったお金で好きな服を買うのも、美味しいものを食べるのも、旅行に行くのも何に使っても自由です!
是非献立ノートを作って、皆さんの生活を豊かにしていきましょう!!