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給料・年収

タクシー運転手で稼げる人と稼げない人の違い?2年目運転手が暴露

今回はタクシー運転手で稼げる人と稼げない人の違いについて見ていきましょう。

タクシー業界は自分の売り上げが給料に反映される歩合給という

給料システムが一般的です。

そこで気になるのが

「タクシー運転手で稼げる人になれるのか?」

「稼げない人になってしまうのか?」

と不安に思っていると思います。

そこで現役運転手の私が

「稼げる人」「稼げない人」の違いを解説していきます。

これを書いているお前は稼いでいるの?

と思う方のために直近の売り上げを記事の最後に書いているので

参考にして見てください。

ちなみに、私は月に70〜90万を稼いでいます。

それでは見ていきましょう。

お客さんを乗せる降ろすの回転率(実車率)を上げること

タクシー業界では法律でハンドルを握れる時間が決められています。

その時間は20時間です。ただし、休憩が3時間義務付けられているので

実質17時間しか営業できないことになります。

詳しい営業時間について知りたい方はこちらの記事を見てください。

タクシー運転手の仕事内容と求人の真実について!現役運転手がお教えします!

続きを見る

なので、決められた時間の中で

お客さんを乗せて降ろす回転率(実車率)を

上げることが売り上げを上げるためには絶対に必要です。

ではどうするのか?

抜け道や信号機を理解しておくこと

回転率を上げるためには、お客様を安全でかつ迅速に

目的地に届ける必要があります。

そのためには、抜け道や信号機を理解することです。

抜け道を知ることで信号に引っかからないで

早くお客様を目的地に届けられます。

信号機も長い信号と短い信号があります。

可能な限り長い信号に引っかからないようにすることも

回転率を上げることに繋がります。

稼げる運転手の車に乗ると分かりますが

いつもと同じルートなのに料金が安いことがあります。

それは、稼いでいる運転手が回転率を上げることを意識した

ルートを走行しているからです。

行った先営業を心がける

稼げる運転手と稼げない運転手の違いとして

稼げる運転手は行った先営業をしています。

稼げない運転手は自分の得意なエリアに戻ろうとします。

行った先営業とは

行った先営業とはお客様に言われた目的地に着いたら

そのエリアで営業することです。

先ほどの回転率を上げることに繋がりますが

行った先営業をしないで、自分はこの辺の道を知らないから

得意なエリアに戻る方がいますが、その間お客さんを乗せないので

得意なエリアに戻ることになるので時間がロスになります。

効率を考えると行った先で仕事をすることで稼げる運転手になることができます。

記事の下に私の業務記録を貼ってあるので見てください。

お客さんを降ろしたエリアで営業し

お客さんを乗せていることが分かると思います。

走る場所は「期待値」を意識して走ること

無計画で車を走らせても驚くほどお客さんを乗せることができません。

どこにお客さんがいるのかを考えながら車を走らせることがポイントです。

例えば、新宿でお客さんを降したら

新宿のどのポイントがお客さんを乗せられる期待値が高いのか?

を考える必要があります。

少し専門的なことを言うと

例えばこんな状況があったとします。

お客さんを東新宿駅で降した場合

次のどのルートを進行するか考えます。

・大久保通り

人は多いが若い客層が多く手が上がらない上に

距離が短いお客さんが多い

期待値50%

・職安通り

東新宿駅の出口付近にお客さんがいる場合があるが

そのポイントで乗せられないと矢印の先端までお客さんを

拾えない可能性が高い。

ただし、夜は区役所通りが渋滞するので職安通りに人が

大量に出てくる可能性あり

期待値(昼)30%(夜)70%

・区役所通り

この通りはホストクラブやキャバクラが大量にあるので

夜はお客さんが多いが昼間はあまり人がいない。

期待値(昼)10%(夜)90%

・明治通り

明治通りを矢印の方向に進行するとお客さんがいる可能性は高いが

タクシーも多く通るので、タイミングが合わないと乗せるのが難しい。

ただし、お客さんが多くいる新宿駅の方向に進行するので

どこかでお客さんを乗せられる可能性あり!

期待値60%

このようにお客さんを降した場所で

どの場所に行けば期待値が高いのか?を

常に考えて車を走らせることで売り上げを上げることができます。

街を分析する能力を怠らない

上記のような分析を常にするためには

その街を分析する必要があります。

例え自分の車にお客さんが乗っていても

「あ〜〜あそこいつもお客さんが立ってるな!」

「あそこにいつも個人タクシー停まってるな!」

「この時間帯は居酒屋からお客さんが出てくる可能性あるな!」

などなど。

それらの情報を自分の中でデータとして貯めておくことが

重要です。

タクシーはお客さんを目的地に届けるだけの単純な仕事です。

でも、単純だけど奥が深い職業でもあります。

無計画で走っても稼げる運転手になることは難しいでしょう。

待機場所や付け待ち場所を考えていない

タクシー運転手の中には駅などに付けないで

ずっと都内を走り回る人もいれば

駅などに付けてお客さんを乗せる運転手もいます。

どっちがダメということはないですが

付ける時も期待値を考える必要があります。

例えば、恵比寿駅

恵比寿駅は昼間や夕方は駅に付けても長距離は期待できないですが

終電後に付けるとロングが出る可能性が高い。

昼間の駅で長距離を期待するなら品川駅だな!

とかキャバクラが終わる時間で〇〇通りから人が出てくるから

この辺で付け待ちしてみよう!というように

期待値を常に考えて待機場所を選ぶことも重要です。

もちろん、外れることも多いですが当たる時もあります。

この職業は博打と似ていてどこで長い距離を乗るお客さんがいるかは分かりません。

業界では「お化け」なんて言われることもありますが

期待値を考えて動くことで稼げる運転手になれる可能性が

高くなるのは紛れもない事実です。

体調管理ができていない

体調管理ができない運転手も稼げない運転手になってしまいます。

タクシーは月に11〜13回しか営業をしません。

なので、体調を崩して一回休むと大きく給料が下がります。

1乗務1乗務コケないように売り上げを積み重ねることが重要です。

どのくらい給料が変わってしまうのか?についてはこちらの記事をご覧ください。

タクシー運転手の給料・月収・手取りはいくら「お金に関して徹底解説」

続きを見る

タクシーの業務に対して不真面目

タクシーは楽して稼げるほど甘くはないのが現実です。

業務に対して不真面目に取り組めば

稼げない運転手になってしまうでしょう。

ただ、真面目に車を走らせればある程度は売り上げをあげれるので

自分が稼げるのか不安に思っている方も真面目に働けば大丈夫です。

会社選択を間違えている可能性

会社によっては

・事故の修理代が運転手負担

・クレジットカードの手数料が運転手負担

・高速代が運転手負担

などなど。

歩合率が良いからと言って稼げる会社だと判断するのは危険です。

せっかく稼げる能力があるのに、会社のせいで稼げない運転手になる

可能性も否定できません。

なので、

「この会社どうですか?」

「こんな不安があるんですが?」

などなど聞きたいことがある方は

現役運転手の私がお答えします。

まとめ

タクシーは単純作業の繰り返しですが

奥がとても深い職業でもあります。

営業の仕方は人それぞれですが

稼げる運転手と稼げない運転手の違いは

仕事に対する考え方で売り上げが大きく変わってきます。

また、タクシー運転手になって2年経ちましたが

とても大切なこととして「根気」が必要だと感じています。

私の性格は疲れたらすぐに帰るというスタイルなので

営業時間があと2時間近くある日でも

ある程度売り上げが立てば、帰宅してしまうのが課題だと感じています。

営業時間ギリギリまで粘れる根気がある人は正直強いです。

直近5日分の売り上げ

2020/1/14(木)

売り上げ72820円

乗務時間17時間05分

※クリックで拡大できます

2020/1/16(木)

売り上げ78420円

乗務時間16時間53分

※クリックで拡大できます

2020/1/18(土)

売り上げ76100円

乗務時間17時間40分

※クリックで拡大できます

2020/1/23(木)

売り上げ71880円

乗務時間16時間06分

※クリックで拡大できます

2020/1/25(土)

売り上げ50770円

乗務時間14時間35分

※クリックで拡大できます

この最終日に関しては14時間で帰りました。

19時間までは働けるので、いかに私が早く帰宅しているのかが

分かると思います。

なので、営業時間の最後の最後まで粘れる「根気」がとても重要になります。

私にも根気があれば8万9万と十分狙えると考えています。

でも、事故を起こさないためにも疲れたら帰るスタイルは

変えないつもりです。

なので、真面目に働き営業時間ギリギリまで粘る根気

期待値を考えた街の分析をすることができれば

正直、誰でも稼げる仕事だと私は思っています。

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