今回はタイトルにもあるように
「タクシー運転手になる上で学歴は必要なのか?」
について見ていきましょう。
結論から言うと学歴は全く関係ありません。
その理由を解説していきます。
タクシー運転手に学歴が関係ない理由
学歴によって給料に違いはない
タクシー運転手は学歴も勤続年数も給料に直接関係しません。
なぜなら、タクシー運転手はお客さんからの売り上げの約6割が自分の給料になる
歩合給というシステムが一般的です。
なので、高学歴だろうと高卒だろうと給料に違いは全くありません。
ただし、タクシー運転手ではなく内勤(デスクワーク)の方だと
学歴を見ている場合もあります。
タクシードライバーに関しては
業界全体で学歴は全く関係ないと言えるでしょう。
タクシー運転手は数字が全て
歩合給なので営業収入(売り上げ)が全てです。
東京都のタクシー運転手の平均売上は4〜5万です。
その中から60%が自分の給料になるので
学歴よりもこの数字をどこまで伸ばしていけるかが
給料に大きく影響します。
ちなみに、私がタクシー初心者から100日目までの営業収入を公開しています。
約8ヶ月分の記録になりますね。
万年人手不足
タクシー業界は万年人手不足です。
世の中のタクシーに対するイメージがあまり良くないことなど
様々な原因が考えられますが、常に人手不足なので
どんな学歴の方でも運転免許を持っていれば採用されます。
この業界に学歴フィルターを導入すれば、正社員になる数も大きく減少するでしょう。
また、タクシーは運転手がいての商売です。
学歴を気にしていたら、会社の車庫に車が大量に余ることが予想できます。
なので、学歴は関係無く正社員になれます!
学歴よりもタクシー運転手に必要なこと
運転手技術
学歴よりも運転技術があった方がタクシー会社としては助かります。
ここで言う運転が上手いと言うのは無事故無違反で仕事ができる方です。
レーサーみたいなタイムを競う運転のうまさは必要ありません。
運転技術がある方は事故の数が少ないです。
事故の数が少ないと会社も修理代を計上しなくていいので
利益が上がります。
反対に、事故ばかりやる運転手は学歴があったとしても会社からは嫌われます。
コミュニケーション能力
タクシーは接客業なので、適切なコミュニケーション能力が求められます。
まれにとても無愛想な運転手もいますが、お客さんと会話をすることもあるので
人並みのコミュニケーションとおもてなし精神があれば問題ないでしょう。
街を分析する能力
お客さんを乗せることが仕事なので、お客さんがどこにいるのか?を
分析する必要があります。
お客さんの歩くルートやどんな時間にどんなお客さんがいる街なのか?
などなど。
単純な仕事ですが、奥が深い職業でもあります。
戦略性
タクシーはあなたが想像している通りの仕事で
お客様をあるポイントからあるポイントに運ぶお仕事です。
でも、街中を無計画に車を走らせてもお客さんを乗せることは難しいでしょう。
学歴は関係ないですが、戦略を考えたりする能力は必要です。
根気
どの仕事もそうですが根気ややる気が必要です。
特にタクシーの仕事は先ほども言ったように歩合給が一般的なので
仕事をサボればサボった分だけ自分の給料が減ります。
反対に、貪欲に仕事をすれば給料が上がるので
そこがまた良い所でもあります。
街の分析能力・戦略性・根気の詳しい話は下記の記事で書いています。
↓
タクシー運転手になるまでの道のり
いかかでしたか?
学歴はタクシー業界においては全く関係ないことです。
それよりも上記であげた
・コミュニケーション能力
・街を分析する能力
・戦略性
・根気
があれば問題無しす。
これからタクシー運転手になろうと考えている方はこちらの記事が参考になると思います。