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タクシー運転手の路上喫煙が社会問題に!運転手と喫煙について

タバコは増税が繰り返されついに500円を超えるタバコも多くなってきましたね。

世の中は禁煙ブームでタバコを吸う方は肩身が狭い思いをしていると思います。

そこで、今回はタクシー運転手と路上喫煙について見ていきましょう。

タクシー運転手の路上喫煙が社会問題になっている理由

タクシー運転手の喫煙の何が社会問題になっているのでしょうか?

タクシー運転手は仕事柄、タバコを吸う場合

喫煙所や外(道路やコンビニ)の場所で吸うことが多いです。

稀にタクシーの車内でタバコを吸っている運転手を見かけることもありますが

多くの運転手は車外で吸っています。

車外の中にはしっかりと喫煙所で吸う方もいれば、道路上で吸う方もいるのが現状です。

その道路上で吸う方の中には

・その場でポイ捨てをする運転手

・排水溝に捨てる運転手

がいます。

タバコを吸ってはいけないとは思いませんが、携帯灰皿や指定場所で吸う必要はあるでしょう。

そして、ポイ捨てをすることで、それを掃除する方に多大な迷惑がかかります。

また、排水溝にタバコを捨てることで排水溝が機能しなくなると言う社会問題にも繋がっています。

では、タバコを排水溝に捨てることでどんな問題が起きるのか?

以下は東京都下水道局の回答です。

お客さまがご指摘された排水溝は、雨水を流すための公道上の雨水ます(道路の側溝に設置されている網掛けのます等)であると推測されます。

東京都ではほとんどの地区で、雨水は雨水ます内のゴミと一緒に水再生センターに流入し、ゴミを除去して水をきれいにしてから河川や海域に放流しています。

そのため、ゴミが河川や海域に直接流れることは、基本的にはございません。

しかし、大雨時には降った雨がゴミと一緒に河川や海域に流れ出てしまう可能性があります。
また、雨水ますは道路に降った雨を速やかに下水道管に流すためのますであり、煙草等のごみで雨水ますをふさぐと浸水の原因となります。

さらに、下水道管内には可燃性ガスが発生している可能性もあり、煙草の吸殻等が火種となって火災が発生することも考えられます。

このため、雨水ますを含め下水道に接続しているますやマンホール等にはゴミを捨てないよう、ご協力をお願いしております。

なお、雨水ます自体の管理は区道であれば各区の窓口が、都道であれば各区を所管する東京都建設局の建設事務所が行っておりますので、雨水ますについてお問合せがある場合はこちらにお問い合わせいただくようお願いします。

今後とも、東京都下水道事業へのご理解ご協力をお願いします。

東京都下水道局総務部広報サービス課より

出典:明後日アナライザ

つまり、排水溝はタバコを捨てる場所ではないことが理解できます。

その捨てられたタバコを清掃する人や排水溝が壊れたり

した場合には我々の税金が使われることになります。

タクシー運転手の路上喫煙がこの問題の全てではありませんが

私自身タクシー運転手をやっていて道路上でポイ捨てをする運転手を多く見てきました。

タクシー運転手は先ほど述べたように、車外で吸う機会も多い職業です。

このようなポイ捨て運転手が増えることで、排水溝が機能しなくなり

このような社会問題に加担している業種だというのも事実です。

以下は排水溝から大量のタバコが出てくる映像です。


これを最初に見た時は衝撃映像だと感じました。

河川や海域を守る為にも排水溝に捨てるのはやめましょう。

タクシー業界は路上喫煙とどう向き合っている?

では、ここからはタクシー業界が運転手の路上喫煙とどのように向き合っているのか?

タクシー業界には路上喫煙を監視している人達がいろんなとこにいます。

特にタクシー会社にクレームが多く寄せられている場所

路上喫煙防止重点区域にいることが多いです。

・武蔵小杉駅周辺

・青山墓地

・表参道

・東京駅丸の内側

・羽田空港

などなど。

路上喫煙を監視している人がタクシー運転手の喫煙を発見次第、注意します。

監視委員のチェック項目に

・指導に素直に従った

・反抗的だった

などのチェック項目があり、その場での運転手の態度が記録されます。

その後、名前・会社・車両番号などを控えられ

会社に連絡が入ります。

路上喫煙をした運転手の名前や場所が会社の掲示板で貼り出される仕組みです。

もちろん、会社からも個別でその乗務員に指導が入ります。

タクシー会社にも車内がタバコ臭いと言うクレームが

私がタクシー運転手になって1年くらい経った時に全体の朝礼で

「昨夜、車内がタバコ臭いと言うクレーム」が入りました。

と報告がありました。

その班長は今までタクシー業界にタバコ臭いクレームなんて入ったことがないと

少し驚いた感じで話をしていました。

それもそのはず、昔は飛行機や駅のホームなど

今では考えられないような場所が喫煙だったのですからね。

時代は変わって今はタバコにシビアだからタバコを吸う方は

臭い対策するなどしてください。仰っていました。

運転手はどうタバコと向き合えばいい?

では、タクシー運転手はどのようにタバコと向き合えばいいのでしょうか?

路上喫煙はタクシーの看板を背負っているので

吸う場所としては得策ではないでしょう。

会社の看板なんて関係ないと考えている方もいますが....

実際、都内でタバコを吸える場所は本当に少ないです。

それに追い討ちをかけるように

コンビニから灰皿が撤去されたり、都内には駐車場のあるコンビニの数が

少なかったりと言った理由もあります。

それでも、都内には駐車場付きの喫煙スペースが設けられている

コンビニはまだまだあります。

そのような場所を見つけて吸うように心がけたいですね。

また、ポイ捨てや排水溝に捨てる弊害については分かったと思うので

必ず携帯灰皿を持ち歩き、指定の場所に捨てるように心がけましょう。

オススメ携帯灰皿ベスト3

タバコを吸ったら車内を換気

タバコを吸ったら服などに匂いが付いている場合も多いです。

タバコの匂いが嫌いな人はちょっとの匂いにも敏感です。

窓をしばらく開けて車内を換気することをオススメします。

また、吸ったら車内にファブリーズなどをしてお客様が

匂いで不快に思わないようにすることも必要ですね。

ファブリーズの他にも車内に芳香剤を奥のも一つの手ですが

芳香剤の匂いが嫌いな人もいるので判断が難しいです。

まとめ

タクシーは一回の乗務で平均30〜40人の人を乗せます。

その中には

・タバコの匂いが平気な人

・タバコの匂いが苦手な人

がいると思います。

特に、今はタバコの匂いでクレームが入る時代です。

タバコを吸う人は肩身が狭い思いをしていると思いますが

指定の喫煙所や携帯灰皿に捨てることを徹底し

上手にタバコと付き合っていきたいですね。

タクシーの車内がタバコ臭いのではなく

単純に変な臭いがするといった経験をしたことはないですか?

タクシーが臭い理由やクレームを入れるべきなのか?については

下記の記事を参考にしてください。

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