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タクシーが臭い原因と苦情を入れるべきなのかについて答えます

多くの方が利用するタクシーですが

・このタクシーめっちゃ臭いんだけど

・このタクシー臭すぎて酔いそう

・こんな臭いタクシー乗った時どうしよう

というように、タクシーが臭くて嫌な思いをした経験はありませんか?

特に、車や乗り物酔いしやすい人にとっては臭さでより酔ってしまうこともあるかもしれません。

そこで、今回はタクシーがなぜ臭いのかその原因臭いことでクレームを入れるべきなのか?

についても見ていきましょう。

タクシー運転手の8割以上が隔日勤務つまり長時間労働

ここでは隔日勤務の詳しい説明は割愛しますが、簡単に言えば長時間労働が臭いの原因の一つです。

というのもタクシー運転手の多くは17〜20時間くらいあの狭い空間にずっといます。

そして、その20時間の中でトイレに行ったり食べ物や飲み物を飲んだりします。

特に夏場になれば汗をかいたりすることもあります。

一般的なサラリーマンと大きく違うのはタクシー運転手は2日分を1日で働くスタイルなので

2日分の汚れが溜まり、その汚れが車内で匂い臭くなるという可能性です。

タクシーの車両は複数人で使われていることが原因

タクシーの車両は複数人でローテションされて使われています。

なので、タクシーは点検などを除けば365日稼働しています。

私が初めてタクシーに乗った時は総距離が5万キロくらいだった車両が

1ヶ月ちょっとの期間で6万キロになったりしています。

それだけ、車両を稼働させているので他の人の使い方が極端に悪けば

車両が臭くなる原因の一つになります。

タクシーを洗車していない

複数人で使うからと言って一度も洗わない訳ではありません。

しっかり自分の出勤が終わった後は洗車をすることが義務付けられています。

洗車内容は

・タイヤの汚れ

・車のボディーを水洗いと拭き取り

・車内の足元のマットを専用の機械で掃除

です。

この車内マットを専用の機械に入れると水で濡れるので

それを乾かさないで車内に戻すとジメジメしたような臭いになります。

その専用の機械というのがこんなやつ

ガソリンスタンドとかにもあるやつですね。

そして、この洗車をすることはタクシー運転手の仕事の一部で洗車の業者に1000円払って任せるか

自分で会社に戻って来てから洗うかの2択です。

そして、自分で洗うことを選択した人の中には

いい加減な掃除をする奴が必ず出てきます。

見た目が綺麗だから掃除しなくてもいいっか!

車内のマットも軽く叩いて終わりとか

そのような人がいると汚れが溜まり車内が臭くなる原因の一つですね。

食べカスなども長い時間放置されることになりますから。

運転手の制服が臭い

タクシー運転手は制服を着用している場合が多いですよね。

その制服をクリーニングに出していなくて臭くなっている可能性もあります。

もちろん、クリーニングに出さなくても家の洗濯機で洗えば十分ですが

運転手の中には何日も同じ制服を着ている人もいると考えられます。

特に夏場なんかは車内にいてもトランクサービスで車外に出たりして

汗をかくことが多いので同じYシャツを2日着ることは難しいでしょう。

それにも関わらず洗うのがめんどくさいから同じ制服を何日も着用してしまう

運転手も一定数はいるのではないかと考えます。

前日にタクシーの車内で吐かれている可能性

タクシー運転手の仕事をしていて切っても切れないお客様が酔っ払いです。

多くの方は吐くまで飲まないですが、やっぱり人間ですからハメを外したくなる時はあります。

そんなお客様に車内で吐かれた場合、しっかりと掃除をすることは当たり前ですが

いい加減な人だったら前日のゲロがシートの裏にこびりついている可能性も否めません。

特に、ゲロの匂いはそう簡単に取れるようなものではありませんよね。

いい加減な掃除をしなくても車内にあの嫌な匂いが残る可能性は十分に考えられます。

またタクシーの車内で吐かれた場合、次のお客様を乗せることができないので

すぐに会社に戻り清掃をして時間に余裕があれば再度会社から出発します。

会社にタクシーの車両が余っていれば臭いから他のタクシーを用意してもらうことは

可能ですが、金曜日など比較的稼働率が高い曜日になれば再度同じ車両で出発せざるを得ません。

実際私も一度だけ車内で吐かれたことがあります。

その日は清掃をしてメンタルが折れたので家に帰りました。

また、余談ですがうんこを漏らされたことも一度あります。

タクシーでうんこ漏らす奴いるのかよ?と思うかもしれませんが

おそらく多くの運転手が経験していると思います。

シートに匂いがつきその日の営業はもちろん終了。

メチャメチャ丁寧に洗車しました!汗

直前に乗ったお客様が臭かったパターン

タクシー運転手をやっているといい波に乗れる時があります。

いい波というのがお客様を降ろしてすぐにお客様を乗せれることが

長く続くことです。

私が今までの乗務で一番いい波に乗れた時はこの日

タクシー運転手になって初めて営業収入10万円を達成しました!

それで、次から次へとお客様が乗るので車内を換気している余裕はありません。

特に夏場や冬場は暑かったり寒かったりするのでほとんどの場合窓を閉め切っています。

ですので、直前に乗ったお客様が臭かった場合、車内の中も臭いままの可能性があります。

その臭いも色々あり、酒臭かったり、香水臭かったり、足の臭さだったり

人によって臭いの感じ方はバラバラだと思いますが車内は匂いがこもりやすいので

直前のお客様が独特な臭いの持ち主だった可能性も否めません。

そんな時は窓を開けることをオススメします。

特に、運転手に許可を取る必要もないので臭かったら窓を開けて対応してみてください。

自分好みの芳香剤が他人に臭いと思われている可能性

法人タクシーは先ほども言ったように複数人で車両を維持しているので

自分好みにカスタマイズしている人は少ないですが

個人タクシーの場合は自分の所有物になるので

あれこれいじっている人が多い印象ですね。

その中で自分好みの芳香剤を車内に置いて

他人に臭いと思われている可能性もあります。

自分の好みが他の人の好みとは限りませんからね。

他人も乗る車なら無難な匂いにしておくのが得策かもしれませんね。

運転手はまさか自分のタクシーが臭いと思われているのとは1ミリも思ってないでしょうからね。

車内での飲食の食べカスが臭い匂いの発生源の可能性

車内で飲食した食べカスが放置され臭い原因となっているかもしれません。

車内で飲食するのは運転手だけじゃなく、お客様も同じです。

車内でポテトチップスを食べたり、大手ハンバーガーチェーンのお持ち帰りを食べたりと様々です。

お客様の中には平気で車内にゴミや落ちたポテトを放置していく方もいます。

そんな方+車内を掃除しない運転手だった場合どうでしょう?

食べ物が腐って悪臭を車内で放つ可能性があります。

運転手の加齢臭が原因

日本は現在少子高齢化で日本の人口や労働人口が減少傾向にあります。

その中で特にタクシーという業界の平均年齢一般企業よりも高いので

加齢臭の臭いが出始めている人が多く働いてる職場でもあります。

プラス気密性が非常に高い空間での仕事がタクシーです。

ですが、誰だって平等に歳を取り、年齢を重ねれば匂いが出るのも仕方ないと思います。

よく、孫が「おじいちゃん臭い!」と嫌がる光景がありますが

年齢を重ねると自分では気づかない匂いを放っている可能性もありますね。

タクシー車両が古く、匂いが蓄積されている

そもそもタクシー車両が古く、綺麗に洗車しても

匂いが取れないケース。

これは経験したことがある方もいると思いますが

我慢できなくはないけど、タクシーのあの独特な匂い。

それはおそらく、車両が古いからです。

LPG(液化石油ガス)ガスが漏れている可能性

タマネギが腐ったような臭いを感じたらLPGガスが漏れている可能性があります。

タクシーはガソリンではなく、トランクに大きなプロパンガスのタンクが備え付けられています。

その理由はガソリンよりもガスの方がコストが安いからです。

そして、本来LPG(液化石油ガス)は匂いがしないのですが

人がガス漏れに気がつくように、タマネギが腐ったような匂いをつけています。

ですので、何か嫌な悪臭を感じたら、身の安全も含めタクシー運転手に聞いてみたほうがいいでしょう。

タクシーの車内が臭いときはどうすればいいのか?

せっかくタクシーが来たのに、臭すぎて不愉快になったり

悪酔いしてしまうのは最悪ですよね。

近距離なら我慢できても長距離(30分)とか乗っているのはしんどいこともあります。

では、そんな時はどうするべきなのか?

お客様ができる臭い対策はこの2つ

窓を開ける

無言で窓を開けると「暑いですか?」「寒いですか?」と聞かれることもあるので

運転手を傷つけないように配慮するなら

「車酔いが酷いので窓開けますね!」

これを言っておけば「暑いですか?」「寒いですか?」と聞かれることもありません。

また、窓を勝手に開けていいのか迷っている方も多いみたいですが

勝手に開けちゃって問題ないです。

別のタクシーに乗り換える

たまに、前のタクシーに乗ったのに100mくらい進んだら降りて来て

私のタクシーや別のタクシーに乗って行く現場を目撃することがあります。

降りた原因は様々あると思いますが、私の前方のタクシーから降りて来て

私の所に乗って来た夫婦は

「前のタクシーの芳香剤ぽい匂いがキツかったね〜」

「あれは我慢できなかった」

というような会話をしていました。

何と言って降りて来たかまでは分かりませんでしたが

我慢して嫌な思いをするくらいなら

別のタクシーにさっさと乗り換えちゃいましょう。

その時は初乗り運賃だけは支払わなくてはいけないですが...

もう臭すぎて我慢どころかクレームを入れたい人は

タクシーが臭いことでクレーム入れるべきなのか?

結論から言えば、クレームを入れる入れないはお客様の自由です。

ただ、タクシーは1日平均30〜35回人を乗車させます。

なので、もしあなたが不快に思ったなら、その先に乗るお客様も同じように不快に思う可能性は高いです。

弊社にもつい最近タクシーがタバコ臭いという苦情がきました。

以前は、新幹線、飛行機、駅のホームなど様々な場所で吸えたタバコが

今は運転手がタバコ臭いだけでクレームになる時代です。

会社の事務方も初めてタバコのクレームがきたと驚いていました。

ですので、今後のお客様のことを考えれば異臭のレベルにもよりますが

苦情を1回入れてみるのもいいんじゃないかな?と思います。

運転手自身が気付いてない可能性もありますからね。

詳しい苦情先についてはこちらの記事でご紹介しています。

こちらは態度が悪い運転手に対する苦情の入れ方ですが

臭いタクシー運転手に対する苦情にも参考になります。

タクシー運転手の態度が最悪な時、苦情はどこにどうすればいい?

タクシー運転手の態度が最悪な時、苦情はどこにどうすればいい?

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まとめ

いかかでしたか?

臭いの原因は様々ですが、運転手側が臭いことに気を使うように心がける必要があることが分かりました。

タクシー基本的に清潔に保つことが運転手に義務付けられています。

会社からも座席のシートカバーを毎週水曜日に交換するように言われています。

専門の業者がシートカバーを取りに来て新しいものと交換して古いのを持っていくので

基本的に毎週シートカバーを洗っているはずです。

また、最近ではオリンピックに向けて「ジャパンタクシー」という車両が登場し

古いタクシーの台数も以前に比べればかなり少なくなりました。

なので、あの独特な匂いのタクシーも減っては来ていると推測します。

また、会社からは特に匂いに関する方策をするようという指示はありませんので

運転手に匂いの判断も任せている場合が多いです。

お客様にも嫌われないように私自身匂いに気をつけなくてはいけないなと感じました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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