一人暮らしの冬の電気代はどのくらい?節約する方法を教えます

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冬の電気代は夏場に比べると安いですが、それでも起床時は寒いので、エアコン等を使いますよね。

帰宅時もやはり寒いのでエアコンをすぐに入れてしまいます。

毎月発生する電気代を抑える事ができれば、年間を通してみると大きな節約になります。

冬場の電気代を節約するコツは安く部屋の温度を上げていかに暖かさをキープするのか?

がポイントになってきます。

そこで、今回は一人暮らしの冬の電気代の平均支払額や節約する方法について

見ていきましょう。

目次

冬の一人暮らしの電気代っていくらくらい?

冬の電気代の平均は5000円です。もちろん居住している地域によって差はあります。

ちなみに、秋や春の時期の平均は3~4000円。

やはり、暖房費がかかるため、冬場の電気代は高くなります。

その中でもエアコンの電気代が3割から5割を占めると言われています。

エアコンの使い方に気をつけたいですね。

そんなエアコンですが、汚れがフィルターに付いたまま使っていませんか?

エアコンのフィルターを掃除すると節約できる?

エアコンのフィルターは空気中のホコリやゴミをキャッチするため、

使い続けると汚れで目詰まりし、効率的に空気を循環させることができなくなります。

その結果、エアコンの効きが悪くなり、その分無駄な電気代がかかります。

環境省によると、2週間に一度フィルター掃除をすることで6%の消費電力の削減になるとされています。

掃除は面倒と思われがちですが、フィルターを外して掃除機でホコリを吸うだけでも効果があります。

フィルターを外す前に掃除機で周りのホコリを吸い取ると、

フィルターを外した際にホコリが舞うのを防げます。

5分もかからないので、やるようにしてからエアコンは付けるようにしましょう。

サーキュレーターで部屋の空気を循環させて節約?

サーキュレーターとエアコンを同時に使うことで、

エアコンの風を循環させ効率的に部屋の温度を調整することが出きます。

すばやく部屋が暖まる事で、エアコンの暖房で大量の電力を消費してまで部屋の温度を

上げる必要がなくなり節電効果が期待できます。

さらに、空気の循環によって温度を高く設定しなくても

部屋全体を暖めることができるので、低めの温度設定をすれば、さらに省エネ。

サーキュレーターを使うことでエアコンの暖房にかかる電気代の20%以上の節約ができます。

サーキュレーターは夏場の冷房にも節電の効果があるので今や必需品です。

冬はエアコンよりもコタツを使った方が節約になる?

答えはYESです。

1日平均8時間暖房を使用すると、エアコンの消費電力は530Wです。

一方のコタツの消費電力は500Wと大差ないように感じますが、

コタツはある程度暖まれば、それ以降は弱の100W程度で充分暖かいです。

コタツの電気代は、エアコンの電気代と比較すると約5分の1になります。

しかし、起床時からずっとコタツに入りっぱなしというわけにもいかないので、

エアコンとの併用が良いと思われます。

最初にエアコンで暖房して部屋を暖め、足元はコタツで暖めると確実に体感温度が上がるため、

今までよりもエアコンの設定温度を低くしても大丈夫です。

上手に使い分けるといいですね。

断熱カーテンを使用すると節約?

どんなにエアコンをつけても、どんどん暖かい空気が奪われてしまう大きな原因は窓からの冷気にあります。

断熱カーテンを使うと冬の冷気がシャットアウトされ、エアコンの効きが良くなります。

しっかり壁や床に密着させれば窓周辺に断熱材を取り付けたのと同等の効果が得られます。

実際の温度の他に体感温度というものがあります。見た目、色などから人が感じる温度が違うという事です。

例えば人の服と同じで、真冬にタンクトップを着ている人を見るのと、

ダウンジャケットを着ている人を見たら、後者の方が必ず暖かく見えますよね。

生地の繊維密度を濃くしたどっしりとした断熱カーテンをつけるだけで、

体感温度は高くなります。

断熱カーテンを効率よく活用するには、暖かい日中にしっかり部屋に入れて室温を上げておく。

そして、日の落ちる前に断熱カーテンを閉めて,暖かい空気を逃がさないようにします。

平日は難しくても、お休みの日には実行できそうですね。

加湿器を使って節約?

加湿器を利用して室内の湿度に気を付ければ、エアコンの設定温度をそれほど上げなくても、暖かく感じます。

湿度とは空気中に含まれる水分量のことで湿度によって快適度も変わります。

普段湿度について気にすることは少ないと思いますが、

乾燥する冬場は肌のカサつきや空気が乾燥していると感じることが多い季節。

乾燥していると喉にも良くなく、風邪をひく原因のひとつです。

冬に寝ている時に空気が乾燥して、翌朝にのどの痛みを覚えることはありますよね。

加湿器をつけることによって解決します。

エアコンで暖房をつけると湿度は25~40%近くまで低下します。

40%を下回ると様々な影響が出てきます。

インフルエンザウイルスなどのウイルスが活発になります。

加湿器で湿度を50~60%に保ちましょう。加湿により体感温度が上がります。

照明をLEDに替える?

白熱電球と比較するとLED電球は圧倒的に消費電力が少なくなります。

白熱電球の消費電力は54Wです。1Kwhにつき27円(1000Wを1時間使うと27円かかります)と

仮定して計算したとき、白熱電球は1日12時間の点灯で17.5円の電気代がかかります。

対して、LED電球の消費電力は8Wです。

同じ条件で計算すると、LED電球の電気代は2.5円です。

白熱電球とLED電球の1日あたりの電気代を比べると、1日12時間の点灯で15円の差がある事になります。(1日あたり)。

つまり、年間5475円の差が生まれます。

LED電球は白熱電球のおよそ20~40倍長持ちします。

白熱電球の寿命は1000~2000時間です。

1日12時間の点灯で3か月から半年使う事ができます。

LED電球の寿命は40,000時間です。

1日12時間の点灯で、およそ10年間使う事ができます。

電球1個あたり、白熱電球に比べてLED電球は年間5,000~6,000円も電気代が安くなります。

照明は年中使うものです。最近は初期コストも抑えられていますので、ぜひ導入しましょう。

3つの首を温める

三つの首とは手首足首です。

「首」の周りの皮膚は薄く、太い動脈が皮膚に近いところにあるため、

気温の影響を受けやすく冷えを感じやすくなります。

首を温めるにはネックウオーマーを利用しましょう。

今は100円ショップでも取り扱いがあるので、本当に電気代を払いたくないという方には

オススメの暖の取り方です。

手首はまわしたり、手を開いたり閉じたりすると血流がよくなります。

足首は長めの靴下で足首からふくらはぎまでしっかりと温めましょう。

身体の中から温めるのも大事です。

根菜類、生姜、を積極的に食べることもオススメです。

キムチや納豆などの発酵食品も身体を温めてくれます。

コーヒーよりも紅茶の方が温まります。

1日の終りにはお風呂でしっかりと湯船につかりましょう。

身体全体が温まり、疲れもとれます。

入浴後の1時間30分後のタイミングでベットに入るとスムーズに入眠できます。

まとめ

暖房器具には、エアコン、ガスストーブ、石油ストーブ、電気ストーブなど様々ありますが、

安全面、コスパ、電気代を考えるとエアコンが1番効率が良いとされています。

私はあまりエアコン推奨派ではありませんが….

空気が感想するなどのデメリットや電気代が高いという点からです。

どの暖房器具をつけっぱなしにするのがお得なのか?については下記の記事をご覧ください。

冬の暖房器具はつけっぱなしの方が電気代を節約できるのか?

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一人暮らしの場合はエアコン使用する方がやっぱり多いと思います。

そんな時はエアコンを効率よく使いましょう。

風向きは下向きにするのがポイントです。

冷たい空気は部屋の下側に流れ、逆に暖かい空気は上の方に流れていく性質を持っています。

エアコンは天井付近に設置するため、風向きを垂直方向にすると下側の空気がなかなか暖まりません。

さらにサーキュレーターを使って空気をかき混ぜると、部屋全体が暖まりやすくなります

エアコンの暖房温度は20度を目安としましょう。設定温度を1度低めに設定すると、電気代を約10%節約できます。

ほぼ満点に思われるエアコンの暖房の弱点は先ほども言ったように「乾燥しやすい」という点です。

その欠点を補うには加湿器が有効です。

加湿器を使い湿度を50~60%に保ちましょう。

起床時や帰宅時の部屋全体が冷えている時は、エアコンで部屋を全体的に暖めコタツを利用するのが節約になります。

最後に日常生活で気を付ける点は3つの首を温めることがポイントです。

暖房はもちろん、身体を温めて冬を乗り切りましょう。

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