「食費の予算の立て方がよくわからない」「続けられる予算の作り方ってあるの?」
このような悩みを解決しましょう。
予算の立て方はまず「自分の家庭にあった予算を知ること」がいちばん重要なこと。
自分の家庭の適切な食費金額を知らないまま、一般的な食費の金額を設定していませんか?
この記事では、収入から適切な食費の予算を算出する方法をご紹介します。
自分の収入から食費として使える金額を知ることで適切な予算が立てられるというもの。
適切な予算がわかったら簡単に使える家計簿アプリを使って管理しましょう。
おすすめの家計簿アプリも紹介しますのでぜひ活用してください。
食費が予算オーバーしてしまう方
食費を「決めた予算内にどうしても収めることができない」という人はまず「毎月予算内に収められる人の特徴を知ること」が大切です。
食費を予算内に収めることは簡単で、できる人のやり方を真似するだけで毎月オーバーせずにやりくりできるようになります。
じつは食費がオーバーしてしまう理由はひとつだけではありません。
まずは自分自身に当てはまる部分がないかチェックしてみましょう。
くわしくはこの記事で解説していますので読んでみてください。
家計簿アプリを使って予算を立てる
家計の管理では家計簿をつけることは必要不可欠。
でも、毎回レシートをみながら書いていくのは手間がかかって結局続かなかった・・・という人もいるのではないでしょうか。
家計簿を続けなければ、「自分の家がどのくらいの固定費が掛かっていて、どのくらいの金額を食費に充てられるのか」を把握することもできません。
ざっくりした予算設定では家計管理の把握はできないためしっかりを家計簿をつけましょう。
「家計簿は苦手・・・」という人も今では、とても便利な家計簿アプリがあるのでぜひ利用しましょう。
家計簿が苦手な人でも使えるおすすめのアプリを3つご紹介します。
家計簿レシーピ
家計簿レシーピはレシートを撮影するだけで家計管理ができるアプリです。
対象商品のレシートを撮影するだけで買ったものを自動入力してくれるので「金額を入力することがめんどう」という人向き。
家計簿のほかにもメモ機能があるので、献立を立てて買うものをリストにして使うことができて便利です。
他にもレシート撮影でポイントがもらえ、貯まると以下のポイントに交換できるんです。
- dポイント
- nanaco
- waonポイント
- 楽天Edy
ポイントが交換できるのはかなりの魅力ですよね。
貯まったポイントを自分のちょっとしたご褒美にしてもいいでしょう。
- 買った食材で作れるレシピを提案してくれる
- いつどこで何を買ったのか記録してくれる
など無料なのにできることがたくさんあるので1つあれば十分使えるアプリ。
キャラがかわいいので女性向きですね。
2秒かんたんおカネレコ
2秒かんたんおカネレコは会員登録なしで使える無料アプリ。
金額を自分で入力するだけなのでシンプルで続けやすいのが特徴です。
こんな人におすすめ
- レシートの撮影がめんどう
- 会員登録したくない
- たくさんの機能があっても使いこなせない
これらに当てはまる人には「2秒かんたんおカネレコ」がおすすめ。
どんなに便利でも続けられなければ意味がないのでシンプルで続けることに特化した無料アプリです。
会員登録なしでも機種変更したときのデータもきちんと引き継げるので安心。
レシートを撮影して自動入力されるのは便利だけど、うまく撮影できなかったりたくさんの機能を使いこないこともあります。
でも「2秒かんたんおカネレコ」なら自分で金額を入力するので地味だけど続けやすいんです。
家計簿Zaim
家計簿アプリZaimは、立てた予算から使った分が引かれて行くので「あとどのくらい食費が使えるのか」が一目でわかるのが最大の魅力。
家計簿アプリでは使った分がプラスされていくものが多いけれど、最初から予算を立てている人にとっては残りの金額がわかる方が便利ですよね。
- 細かい収入支出を管理したい
- 銀行やクレジットカードの引き落としも一緒に管理したい
家計簿Zaimは、銀行やカードと紐づけすることができるので自動引き落としのものまで反映されて家計全体の管理がきちんと把握できます。
使い方もかんたんで直観的に使うことができてしまうので特に使えず困ったということもないでしょう。
もし、それでもわからなければ使い方が詳しく解説されている記事もあるので安心して使えますよ。
食費の予算を立てる時のルールとやり方
食費の予算を立てる時に必要なのが「ルールを決めること」。
ここではルールの決め方と方法をご紹介します。
収入から適切な食費を算出しよう
まず家庭の収入金額から必要経費をすべて引いて残った金額から食費を設定します。
ご自分の収入と当てはめてみてください。
手取り金額-社会保険・税金=自分の意志で使える金額
自由の意思で使える金額-必要経費=食費や日用品に回せる金額
※必要経費とは家賃・光熱費・通信費・学費・任意保険料などのこと。
一例として
手取り金額350000円-社会保険・税金55000円=295000円←自分の意思で使えるお金
295000円-必要経費160000円=135000円
135000円-貯蓄50000円=85000円
やりくりする金額は85000円
このように計算していくとやりくりする金額が算出できます。
この中からさらに
メモ
食費・日用品代・外食費
をひいて最終的に食費を算出します。
ご家庭によって家賃も必要経費も変わってくるので食費として使える金額がかなり少ないということもあるかもしれません。
そういったときには貯蓄額を減らすしかないですが、少しずつでも貯蓄しておくことは必要です。
封筒を使って分けて管理する
さて1ヶ月に使える食費の金額が決まったらまたそこから細分化していきましょう。
食費の中でも外食費、調味料代、お米代、お酒代を細かく分けて管理することで混乱することもなくわかりやすいです。
このとき封筒を使って分ける方法が便利です。
ポイント
- すべて1000円札にして管理
- クリアファイルを使用する
封筒にお米代・調味料代・酒代・外食費と分けて設定した金額を入れます。
食費は1週間ごとの金額をすべて1000円札で入れていきます。
封筒に分けたら蛇腹ファイルに入れて管理することでバラバラになってしまったり封筒ごと紛失してしまうこともありません。
蛇腹ファイルも封筒も100円ショップで購入でき、すぐに始められる簡単な方法です。
そして、この方法ならあとどのくらい使えるのかがすぐにわかるのでとても便利。
家計簿アプリと一緒に管理するのがおすすめです。
お米代や調味料は別に金額設定する
お米は、家族が食べる量によっても必要な分が変わります。
まずは自分の家のお米が1ヶ月で何キロ食べるかを知りましょう。
家族4人で1日4合食べるとすると
1合で150g×4=600g×31日=18.6㎏
お米の値段はだいたい10㎏で3500円ほどなので7000円と予算を立てます。
調味料については毎月1000円も取っておけば充分でしょう。
1週間に使える食費を算出する
お米代と調味料代が算出できたら1週間に使える食費がでます。
一例として
必要経費を除いた金額85000円-お米代7000円-調味料代1000円-日用品5000円-外食費10000円=62000円
62000円÷31日=2000円
食費として使える金額は1日2000円となります。
このように細かく分けて予算を立てることが無理のない食費設定のコツ。
設定に無理がないので予算オーバーせずにやりくりすることが可能になります。
まとめ
食費が毎月予算オーバーしてしまうのは調味料や外食費などすべてを合わせて「食費」にしてしまっていること原因な場合が多いです。
食費の中でも細かく分けて管理することで、より食費として使える金額が明確になり「予算内に収めることができる」というもの。
予算内に収めることができたという成功体験があれば、また翌月も頑張れるチカラとなるでしょう。
ポイントをまとめますね。
ポイント
- 自分の家庭の収入から適切な食費を算出する
- 予算は細分化する
- 家計簿アプリで続けられる家計管理を
- 封筒を使って細かく予算を分ける
いかがでしたか?
食費の節約術はたくさんありますが、まずは自分の家庭にあった食費に充てられる金額を知り予算内に収めることが大切です。
ご紹介したテクニックを利用し、毎月の予算を上手に立ててから食費の節約術を実践してみてください。