今回は牛肉のシンタマ(マル)ってどんな部位でどんな特徴を持っているのか?
を見ていきましょう。
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牛肉シンタマの部位はどこにある?
牛肉のマルは牛の内股の下の方にあるお肉です。
そしてこのマルは「シンタマ」とも呼ばれています。
マルと呼ばれています。
一頭の牛から採取できるお肉の量は約10キロです。
牛の一頭から取れる量としては平均くらいです。
他の部位で10キロ取れる箇所でいうとサーロインやリブロースと同じぐらいの量が取れます。
英語でこの部位は「ナックル」と呼ばれています。
そして、このシンタマ(マル)をさらに細分化していくと以下の部位に分けることができます。
・マルシン
・カメノコウ
・マルカワ
・ヒウチ
です。
詳しく見ていきましょう。
マルシンとはどの部位、味の特徴は?
マルシンとはシンタマの中の中心にある部分で別名「シンシン」と呼ばれています。
関東では「シンシン」と呼ばれ、関西では「マルシン」と呼ばれています。
食感としては弾力がありながらキメが細かく、とても柔らかい貴重部位になります。
このマルシンはステーキとしてよく食べられています。
ただ、和牛なら比較的柔らかいお肉ですが、海外輸入品や交雑種やホルスタイン牛だと
少し硬いお肉になる傾向があります。
では、この近江牛(和牛)のマルシンを買った人の口コミを見てみましょう。
40を越えて、あまり肉の脂の消化がうまくいかない歳になりましたが、このお肉は適度な脂が口当たりよく、さっぱりと食べれました。もちろん胃にもたれることもなく量も適切で、素晴らしいものだと思います。家族が大変喜んで食べることができました。このお店の近江牛は、値段以上の味が期待できて、またお願いしようと思っています。
比較的サッパリとした味わいのようですね。
お肉で胃がもたれる方にオススメできる商品です。
カメノコウとはどの部位、味の特徴は?
亀の子(カメノコウ)は関東では「カメ」関西では「カメノコ」と呼ばれています。
そしてこのお肉の特徴は赤身が非常に強く、お肉の持っている水分量が少なく
焼肉などとしても召し上がれますが、脂身が比較的少ないので
脂の味が邪魔をしないしゃぶしゃぶとして召し上がるのがオススメです。
マルカワとはどの部位、味の特徴は?
マルカワとはシンタマの中でも、もっとも取れる量が少ない部位です。
位置的には先ほど紹介したマルシンの外側にあるお肉です。
肉質は柔らかくキメも細かいですがサシは少なめのお肉です。
オススメの食べ方は焼肉やカレーシチューなどの煮込み料理に適しています。
ヒウチとはどんな部位、味の特徴は?
ヒウチはモモ肉の部位の近くにあるお肉で
人によってはヒウチはモモ肉の中のお肉という人もいます。
その理由に今までは希少部位というものはあまり注目されておらず
正確にお肉をカットする定義はありませんでした。
ロース、サシが多いからカルビというくらいいい加減でした。
でも、最近では希少部位をしっかりと見極めて色々な味わいを楽しみたいというニーズが
高まり希少部位が注目され始めたのです。
でも、その定義がバラバラだった為あっちこっちでお肉の呼ばれ方やそのお肉がどの部位と紐づいているのかが
不透明で消費者を混乱させているのです。
ここではヒウチはシンタマの中ということで書いていますが、モモの中のヒウチという人もいることを知っておいてください。
そして、このお肉の特徴は赤身の中でも比較的、霜降りが多くとても濃厚な脂身を味わうことができるお肉です。
まとめ
今回はシンタマはどんな部位でどんな特徴があるのかをみてきました。
シンタマは内股の下の方にあるお肉でシンタマは別名「マル」と呼ばれています。
シンタマを細分化すると4種類の部位が取れる
・マルシン
・カメノコウ
・マルカワ
・ヒウチ
どれも希少部位でスーパーなどでは簡単に入手できない。
希少部位は近年注目を集め、正確な定義がないので「呼び名」や「希少部位が紐づいている」部位が違う。
シンタマは赤身肉の部分に分類されますが、ヒウチなどは脂身も多くとても柔らかいお肉。
ただ、海外輸入品やホルスタインなどのシンタマは和牛に比べ食感が硬い傾向にある。
他にも数多くの部位をこのサイトでは取り上げているので以下のページから他の部位も覗いて見てください。
適度な脂が口当たりよい
40代男性