「ライチョウって国の特別天然記念物に指定されてるんじゃなかったっけ?」
そうです。
ライチョウの中でも「ニホンライチョウ」は国の特別天然記念物に指定されています。
ジビエとして狩猟の対象になっているのは
ニホンライチョウ以外の
エゾライチョウやヨーロッパに生息するライチョウです。
「ニホンライチョウではないとはいえ、ライチョウを食べるのはちょっと・・・」
しかしヨーロッパでは
ライチョウはメジャーなジビエです。
今回は、雷鳥肉を扱っている通販サイトをご紹介するとともに
雷鳥肉の特徴や相場も見ていきます。
さっそくいってみましょう。
雷鳥肉が通販で買える?
そもそも雷鳥肉は通販で買えるのでしょうか。
結論から言うと、雷鳥肉は通販で買えます。
しかし、扱っているサイトは少ないのは事実です。
また、部位ごとに販売されているのではなく
1羽まるまるで販売されています。
1羽まるまるなので、「肉」ではなく「鳥」の状態です。
苦手な人は注意しましょう。
雷鳥肉にはどんな特徴がある?
雷鳥肉は「グルース」と呼ばれています。
サンダーバードではありませんよ!笑
ほのかな針葉樹の香りと
ほろ苦さやクセがあります。
もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれません。
その独特のクセに合わせて
甘酸っぱいソースで仕上げたり
栗のペーストが添えられている料理もあります。
ムネ肉は柔らかく
火を通すとルビー色に染まり
モモ肉は弾力があります。
鉄分やコバルト、亜鉛などのミネラルを多く含み
貧血や滋養強壮に効果があります。
また、免疫力の向上に効果のあるビタミンB6
貧血の改善に有効なビタミンB12
血行を促進する効果のあるナイアシンも多く含みます。
雷鳥肉を通販で買うと美味しい理由
日本で狩猟できるのはエゾライチョウです。
エゾライチョウは北海道にのみ棲息します。
わざわざ北海道まで狩猟に行くのもなかなか大変です。
また、雷鳥肉は狩猟後
すぐに血抜きをして、内臓を取り出すことで
肉に臭みが少なくなります。
ジビエの処理はスピードが命です。
素人では手慣れていないと
そこまできちんと処理はできないでしょう。
通販サイトではもちろん、きちんと処理された雷鳥肉を扱っています。
ですので、ほぼ間違いなく美味しい雷鳥肉が味わえます。
ちなみに、雷鳥は散弾銃を使って狩猟されていることもあるので
肉の中に銃弾が入っている場合があります。
また、銃弾で傷ついた部分は変成が早いので
虫がつく場合があります。
購入後はすぐに商品を確認し
虫がついていないか確かめましょう。
もし虫がついていたら、即座に返品しましょう。
メモ
ヨーロッパでは、ジビエに銃弾が入っていたら幸運の証です。
当たり付きのアイスクリームみたいなものです。
通販の雷鳥肉を美味しくいただく方法
雷鳥肉はローストして食べるのがオススメです。
クリスマスのごちそうといえば
今では七面鳥の丸焼きですが
昔はエゾライチョウの丸焼きが
クリスマスのごちそうでした。
また、鳥の肉なので、鶏肉と同じように
ソテーや唐揚げなどにして食べるのもオススメです。
通販の雷鳥肉の値段相場はどのくらい?
ところで、雷鳥肉はいくらくらいするのでしょうか。
雷鳥肉は1羽まるまるで販売されています。
大きさはまちまちですが、だいたい500g~700gくらいです。
最高値で、1羽あたり6500円くらい
最安値で、1羽あたり5400円くらい
平均で、1羽あたり5800円くらいです。
1羽で3~4人分になります。
100gあたりの値段でいうと
平均1000円前後です。
希少性を考えると、妥当な値段ではないでしょうか。