グラスフェッドビーフ

グラスフェッドビーフとは?どんな特徴があるの?食べても太らないお肉?

あなたはグラスフェッドビーフというお肉を知っていますか?

最近では「太らないお肉」として昼間の情報番組などでも

取り上げられているのを見た方もいるかも知れません。

今回はそんな話題の

グラスフェッドビーフとは?一体どんなお肉なのか?

見ていきましょう!

グラスフェッドビーフとグレインフェッドビーフの違い

グラスフェッドビーフを知る前に、グレインフェッドビーフも知っておくことで

グラスフェッドビーフへの理解が深くなるので見ていきましょう。

まず、グラスフェッドビーフは

一言でいうと「放し飼いにされている牛」です。

牧草牛というとピンとくるかもしれません。

基本的に放し飼いになっている飼い方をされている牛のことで

主なエサは基本的に自然に生えているものになります。

主食はこの3種類

・ススキ

・れんげ

・クローバー

です。

そして、私たちが普段食事で取っている牛の多くは

グレインフェッドビーフで穀物牛と呼ばれています。

グレインフェッドビーフの主食は

・トウモロコシ

・大麦

・魚粉

・大豆

この4つがメインとされています。

ココがポイント

グラスフェッドビーフは赤身が強いお肉

牧草を自由に食べるので成長が遅い

グレインフェッドビーフは脂身が多いお肉

決められた時間にエサを上げて強制的に大きくするので成長が早い

この2種類を英語で見てみると、分かりやすいです。

glass fed beef

grain fed beef

Glassは牧草

Grainは穀物

なので「放し飼いの牛」「穀物の牛」かの違いですね。

牧草牛と穀物牛の違いまとめ

牧草牛は

・基本的に放し飼い

・エサは自然に生えているものを食べるからエサ代が掛からない

・赤身が多いお肉

・栄養素が高い

・成長が遅い

穀物牛は

・トウモロコシ

・大麦

・魚粉

・大豆

をエサにしていて人間が管理しているので成長は早いがエサのコストが掛かる。

ただ、脂身も多く高級感が多いお肉になります。

グラスフェッドビーフとは?どんな特徴がある?

グラスフェッドビーフは草をメインで食べているので

脂身が少なく必然的に赤身が多いお肉になります。

なので、脂味やサシが多いお肉(穀物牛)のような

「口の中でとろける」といった感覚は味わえないです。

どちらかというとしっかりと噛んで肉の旨みを感じるのが牧草牛の特徴です。

何でこんなに話題性がある?

でも、何でこんなに話題性があるお肉なのか?

それは以下の悩みを持っている方の間で話題になっているからです。

・お肉を食べたいけど太りたくない

・太らない順番で焼肉を食べる(サラダを先に食べるとかですね)

・体にいいものを食べたい

・焼肉は大好きだけど体重が気になる

このような悩みをグラスフェッドビーフというお肉が解決してくれるからです。

要するに、お肉を食べたいけど

・太りたくない

・健康志向

の方に人気のお肉なのです。

グラスフェッドビーフがダイエットに向いている理由

・低カロリー低脂肪の油を摂取できる

・オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸とは簡単に言うと良質な脂質です。

痩せる脂肪=”良質な脂肪“と言われていて

その良質な脂肪がグラスフェッドビーフには多く含まれています。

このことからお肉を食べたいダイエット中の方には最高のお肉なのです。

他にも体に嬉しい要素が!

体に嬉しい栄養素

・亜鉛

・ビタミン

・体脂肪の燃焼を助ける共役リノール酸

・疲労回復のタウリン

までも含まれています。

赤身のお肉は体にいい?

牧草牛は基本的に草を食べるので赤身のお肉になることは説明しました。

では、赤身だと何で体にいいのか?

・鉄分が豊富

この鉄分は亜鉛が豊富だと言うこと。

つまり、老化防止や免疫機能を助ける。

・ビタミンB12

貧血予防や神経機能に効果があります。

・たんぱく質が豊富

たんぱく質の中でも赤身肉はLカルニチンが豊富に入っているので

脂肪燃焼効果が高いとされています。

多くの赤身を食べると血液の流れを良くして、体の脂肪分を脂肪を燃焼するところまで

運ぶ効果を持っています。

それだけではなく良質脂肪なので太りにくいお肉を食べることができます。

なので、赤身肉の方が体に良くて、その中でも放し飼いで草を多く食べている

グラスフェッドビーフが太りずらいお肉でとても体にいいことで人気が爆発したのです。

赤身のお肉が好きって方には是非一度食べてもらいたいですね。

調べていてそのようなメリットがたっぷり詰まったお肉だということで

私は何度もリピート購入しています。

私が購入したグラスフェッドビーフをご紹介

人によってこのお肉に対する魅力は違うと思いますが

私はグラスフェッドビーフを見て

・体に良さそう

・ダイエット効果があるのか

・単純に味に興味があった

これらの理由から購入しました。

今まで2種類のグラスフェッドビーフを購入しました。

楽天の安いグラスフェッドビーフと高い斎藤ファームのグラスフェッドビーフです。

楽天の方は1kgで3000円くらい斎藤ファームは100g1100円です。

詳しい味やレビューは下記の記事をご覧ください。

牧草牛が安全だと言われている国はニュージランド

・成長促進ホルモン剤や抗生物質の心配が少ない

主にニュージランド産の牛にはホルモン剤や抗生物質は治療目的でしか使用しません。

万が一使用されても治療された牛は一定期間、様子を見たり休ませたりしなければならない仕組みになっています。

ホルモン剤が恐ろしいのは発ガン性物質を持っていると言われていることです。

2006年にはEUで成長を促進するようなホルモン剤を家畜へ投与するのは

禁止する動きがありました。

それらを踏まえるとニュージランド産のグラスフェッドビーフは安心材料になります。

では、日本国産のグラスフェッドビーフ(牧草牛)はいないのって話ですよ

日本では国土が狭いことから国産のグラスフェッドビーフはあるにはあるが

貴重な存在になっていてお値段も高い傾向にあります。

まとめ

グラスフェッドビーフは牧草牛で普段私たちが食べているグレインフェッドビーフとは

根本的に育て方やエサが全く違うことが分かりました。

でも、グラスフェッドビーフと聞くと臭いと思っている方も多いみたいですが

実は全く臭くないお肉です。

臭いに関してはこちらの記事で書いているのでご覧ください。

臭い
グラスフェッドビーフ(牧草牛)は臭い?臭いがしたらこれをやってみて

続きを見る

どんな味がするのか?興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

グラスフェッドビーフの味を様々な角度からレビューしてみた

続きを見る

最後に、グラスフェッドビーフ全般についての知識を深めたい方はこちらです。

ジビエまとめ

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