グラスフェッドビーフ

グラスフェッドビーフ(牧草牛)は臭い?臭いがしたらこれをやってみて

今ダイエットや糖質制限で注目を集めているグラスフェッドビーフですが

このお肉は臭うのか?どうなのか?見ていきます。

また、臭いがある場合の効果的な消臭方法も合わせてご覧ください。

グラスフェッドビーフは臭いの?

この問いに対して結論を先に言ってしまうと

物によっては臭いが、臭くない物もある

答えとしてとても曖昧ですが、食べている物、品質管理、ホルモン剤の有無などで

臭いグラスフェッドビーフもあるし臭くないグラスフェッドビーフもあるというのが

パーフェクトアンサーです。

ただ、グラスフェッドビーフは一般的なお肉よりも臭みがあるお肉だと言われています。

一般的なお肉とはグレインフェッドビーフと言われていて

主に穀物をエサとして強制的に脂身と成長を促している牛のことです。

程よく脂身があり臭いも少ないのが特徴です。

なので、一般的に食べられているお肉は穀物をエサにした牛ということですね。

反対にグラスフェッドビーフは主にglass牧草を食べているので

赤み肉で脂身が少ないことが特徴です。

脂身が少なく、太りずらいことから近年ダイエットや

減量目的で食べる人が増えてきたことから注目されているお肉です。

ジンギスカンとかと同じで獣臭がするようなジンギスカンもあれば

臭みが全くないジンギスカンもありますよね?

それと同じことがグラスフェッドビーフにも言えます。

臭いグラスフェッドビーフがあるのは何故なのか?品種?処理の仕方?

臭いグラスフェッドビーフがある理由は様々考えられますが

主な原因は以下の3つです。

・食べている餌が原因

グラスフェッドビーフは牧草牛と言われているように

主に牧草に生えているものを食べます。

主食は

・ススキ

・レンゲ

・クローバー

です。

「草だけを食べて成長しているのに何でそんなに臭くなるの?」

そうなんです!草しか食べていないグラスフェッドがそんなに臭くなるわけがありません。

問題は草と一緒に食べている土に含まれるミネラルの問題です。

特にオーストラリアの土にはミネラルがの成分が豊富に含まれていて

そのミネラルの中に鉄、亜鉛、マンガンが多く含まれています。

それらが影響してお肉の臭みに繋がるのです。

日本の土壌は海外の土壌に比べればミネラルが不足しているので

同じグラスフェッドビーフでも臭みがキツくないのです。

・スーパーで売られているプラスチック容器の問題

お肉は一般的にトレイに置かれ、ラップされている状態で売られています。

この容器の有害な匂いがお肉に移って臭くなることもあります。

お肉をスーパーで買ってすぐに持ち帰って冷蔵庫に入れるならいいですが

ちょっとお友達と会って話し込んでしまったりすると

その間にお肉が悪くなり、臭くなることもあります。

・血抜きをしっかりやっていない

血が原因で臭いと思いがちですが、血は本来臭いものではありません。

血が入ったソーセージや血が料理のソースとして使われているくらいですからね。

血は臭くはないが、すぐに腐敗して悪臭を放つ

だから、ハンティングなどでも生き物を捉えたらすぐに血抜きをします。

ここで重要なのが温度管理

25〜35度はバクテリアなどの菌が増殖しやすい温度なので

血抜きをした後に可能な限り温度を下げる必要があります。

だから、お肉を保管しているところは寒い冷蔵や冷凍が多いのは

このためです。

血抜きをしっかりやっても生き物の血を完全に抜くことは不可能なので

腐敗させないために血を抜いて温度管理を徹底する。

これが当たり前のことだけど、消費者には見えないところなので

いい加減にやっている会社が絶対ないとは言い切れません。

特に海外からの輸入品はどのような品質管理が行われているか

分からないので臭いお肉だった場合、原因の一つとして考えられます。

臭いグラスフェッドビーフに当たったら臭いを取ってみよう

もし買ったお肉が臭いハズレのお肉だったらガッカリしますよね。

でも、買っちゃったし捨てるのはもったいない!

そんな時はお肉の臭みをとって美味しいく召し上がりましょう。

お肉の臭いを取る方法はあります。

お肉そのものについている臭いを取る方法

をご紹介します。

お肉そのものについている臭いを取る方法

1、お酒に漬け込む

ワインや日本酒でお肉を漬け込むと臭いが取れます。

ただ、最低1日は漬け込むと効果抜群です。

急いでいる時は30分ほど漬け込んでいても効果があります。

漬け込んだお酒には肉の臭みなどが含まれているので、思い切って捨てましょう。

2、牛乳に漬け込む

これもお酒と同じように牛乳をお肉に漬け込むことで

臭いが取れます。

最低1日漬け込みたいところですが、お急ぎなら30分でも効果はあります。

3、フルーツを漬け込む

個人的にオススメの方法です。

フルーツの果汁で漬け込むことで、臭いが取れるのはもちろんのこと

フルーツが持っている酵素の力でお肉を柔らかくすることができます。

やり方はお酒や牛乳と同じように最低30分お肉を漬け込みます。

オススメのフルーツはパイナップルやキウイ

4、重曹を使って臭みを取る

個人的にはあまりオススメしないやり方です。

その理由に重曹の配分を間違えるとお肉が苦くなります。

また、旨み成分が流れ出てしまうこともあります。

ただ、臭いが取れる効果は一番高いので臭いがとてもキツイお肉は

重曹を使うといいでしょう。

5、下茹でする

沸騰したお湯に塩とお酒を少々入れてお肉を軽く茹でます。

茹ですぎると旨み成分やお肉が硬くなるので茹で過ぎには注意が必要です。

臭くない美味しいグラスフェッドビーフはこれだ(購入済み)

色々調べた結果こちらの【グラスフェッドビーフ】ニュージーランドSilver Ferm Farms社が誇る最高級ブランド「RESERVE」
良さそうなので早速購入してみました。


私が実際に購入したグラスフェッドビーフのレビュー記事はこちら

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