今回はお肉大好きの筆者がお肉を食べると元気と幸せな気持ちになる疑問を
ここで解決してみたいと思います。
もしあなたはそれが思い込みだと思っているならそれは違います!
その思い込み実は本当だった理由をご説明します。
「ふとあ〜〜肉食いて〜〜」
「肉食べるとなんか分からないけど元気が出る」
「落ち込んでいる時はお肉を食べる」
そんなお肉を食べることで得られる元気成分や幸せホルモンについて
深掘りして見ていきたいと思います。
お肉を食べると「元気になる」理由
まず、お肉を食べると元気になる秘密を見ていきましょう。
元気になるという解釈は様々だと思いますが、
一般的には「スタミナが付き、どんなことに対してもやる気と高揚感を感じられる状態」とされています。
そしてお肉を食べるとスタミナがつくと言われていますが、どういうことなのか?
お肉には豊富な動物性のタンパク質が含まれている
よく聞く「スタミナ切れ」という現象は体がタンパク質を欲している状態です。
そして、このタンパク質は
・筋肉や体組織の修復と再生
・血液や体液の新生
の役割を持っています。
そしてこれらが不足するとお肉を食べて補充しようとするのは人間のナチュラルなサインと言えます。
また、お肉には豊富なビタミンBとミネラルが含まれています。
この二つの要素があることでタンパク質を効率的に摂取することが可能なのです。
じゃープロテインなどのドリンクを飲めばお肉を食べたいと思うわなくなるのか?
と思って調べた結果
タンパク質は大きく分けて2種類あります。
・動物性タンパク質
・植物性タンパク質
そして、プロテインは植物性のタンパク質で大豆やお米などから摂取することができ
しなやかな筋肉を付けることができますが、お肉ほどのエネルギーの源とはなりずらいのです。
ただ、一部の人の中には動物性のタンパク質(お肉など)の摂取をやめて植物性だけのタンパク質で生活している人もいるので
どちらが正解というわけではないですが、お肉を食べることでスタミナがつき結果的に元気になるのは
間違いない事実だと言えます。
お肉を食べると疲労回復する
お肉はスタミナがつくだけではなく、疲労を回復する効果も持っています。
・牛肉
牛肉の中でも赤身の部分が多いランプやもも肉は他の部位に比べて多くの鉄分が含まれています。
そして、牛肉の鉄分はヘム鉄と言われ野菜に含まれるヘム鉄の5〜6倍も吸収率が高いので効果的に
鉄分やミネラルを摂取することができます。
そして、鉄分を効果的に摂取することで「貧血」や「疲労の倦怠感」を改善する効果が期待できます。
・豚肉
豚肉はお肉の中でもビタミンB(ビタミンB1ビタミンB2)が豊富に含まれています。
ビタミンBは主に糖質をエネルギーに変えるのを助ける効果を持っています。
ですので、スタミナを付けるのにビタミンBは欠かせません。
また、皮膚や粘膜を健康維持と口の中の口内炎を抑止する効果もあります。
・鶏肉
鶏肉はコンビニなどでもササミが低糖質低カロリーで高タンパクとして一時期ブームになったので
鶏肉に関する栄養素の知名度は比較的高いと思います。
ダイエットにものすごく適しているお肉ですが、ダイエットだけではなく
鶏肉には悪玉コレステロール減少効果やイミダペプチドという疲労回復成分が含まれています。
人間は激しい運動や集中により体内に活性酸素が作られ、これが細胞にダメージを与え
脳が疲れたり倦怠感に襲われます。
それを抑止してくれるのが鶏肉に含まれているイミダペプチドです。
そのため激しい運動や筋トレの後の鶏肉は効果が絶大です。
イミダペプチドで疲労を回復、タンパク質で筋肉を増強することができます。
まとめ
今回はお肉に含まれているいい所だけをピックアップして紹介しましたが
ビタミンBだけを大量に摂取することは逆効果になったり、イミダペプチドの中には大量のプリン体が含まれているので
痛風になったりする可能性も否めません。
ですので、お肉をどのような組み合わせで食べるのかを考えることが
健康への近道と言えるでしょう。
お肉を食べると「元気がなくなる」という意見も
お肉を食べると元気になると言っている方が多い中で逆の意見を唱える方もいます。
彼らはお肉を食べることで消費するのに多くのエネルギーを使うことから
逆に元気がなくなるというものでした。
その事例をチーターで説明しています。
2003年2月24日に放送された
『世界まる見え!テレビ特捜部』で
チーターの子育ての様子をレポートしていました。その中で、チーターが猟場にしている草原が乾期に入り、
エサとなる草食動物が草のある地域へ移動をし、
猟場からいなくなった為、チーター親子が
獲物を捕れず食べ物に苦慮する様子を伝えていました。チーターが草食動物を追わずにエサのない現在の地域を離れない理由は、
肉食が原因と言っていました。肉など動物性食品を消化するには相当のエネルギーを必要とします。
そのため移動(運動)に使うエネルギーがないので、
草食動物のいる場所に移動できず、
エサのない猟場に留まっているということです。その証拠にライオンなどの肉食獣は普段でも動くことはあまりなく
ほとんどの時間をゴロンと寝て過ごします。特にライオンは、チーターよりも休む時間が長く、
1日に体を動かすのはわずか2時間程度だそうです。それに比べ動物性のものを食べない草食動物は元気です。
動きも機敏です。
つまり、この方は動物性のタンパク質や食品を摂取するよりも
草食動物のように植物性のタンパク質や食品を摂ることを推奨しています。
というのも人間は肉食動物ではなく、肉食動物のライオンが肉を食べて
休むのだから人間がお肉を食べることはかなりの負担になると言うのです。
確かに、お肉を食べるから元気になると断言することも医学的にも証明することは難しいと感じます。
昔の常識が今じゃー非常識なこともありますからね。
なので、これからもお肉を巡って「元気になるのか」「元気がなくなるのかは」議論され続けていくのが現状です。
お肉を食べると幸せホルモンセロトニンが分泌される?
幸せホルモン「セロトニン」とは一体何?
セロトニンとは脳内神経伝達物質で人間の力では生成できず食品などから摂取する必要があります。
そして、このセロトニンは感情や気分のコントロールをを安定させられる成分で別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
セロトニンが不足すると不安や心のバランスが乱れるとされています。
主な症状としては
・ストレス障害
・うつ病
・睡眠障害
・疲労感
などの原因になります。
そして牛肉には健康維持に必要な成分が多く含まれていますが
このセロトニンが牛肉は多く含まれているのです。
そしてこのセロトニンはトリプトファンと言われるアミノ酸の一種から生成されています。
トリプトファンって何?
セロトニンはトリプトファンというアミノ酸の一種類でセロトニン同様体内で生成できない物質なので
食事などから摂取します。
なので、幸せホルモンセロトニンを多く摂取したい場合はトリプトファンを多く取ることが非常に重要になってきます。
そして、このトリプトファンが多く含まれている食品がお肉なのです。
ですので、お肉を摂取することでトリプトファンを摂取し結果としてセロトニンも摂取することができるので
お肉を食べると幸せな気持ちになれるのかもしれません。
それでけではなくお肉には良質なタンパク質やビタミンB、ナイアシン、鉄分など体に良いとされる
物質が多く含まれているのでお肉を食べることは結果的に様々な栄養素を摂取することができ
お肉を食べて幸せとなると考えられています。
実は、お肉を食べて幸せになる成分はセロトニンだけではありません。
もう一つの成分が
↓
アナンダマイド(至福物質)
お肉を食べて幸せな気持ちになる成分はセロトニンだけではありません。
そう、アナンダマイドと言われる物質で別名、至福物質とも呼ばれています。
そしてお肉にはアラキドン酸と呼ばれる必須脂肪酸が豊富に含まれています。
このアラキドン酸も体内では生成されない物質の一つでアラキドン酸が
脳内でアナンダマイドという神経物質に変わり
セロトニンと同様に幸福感や高揚感をもたらし不安や痛みを解消してくれます。
この二つの成分
・セロトニン
・アナンダマイド
がお肉を食べた時に高揚感や幸せ気持ちになれる要因で、決して思い込みではないということです。
で、気になるのはお肉の中でもこの二つの成分が多く含まれている部位が知りたいですよね。
それは脂身の部分です。
お肉の部位で言えばサーロインなどがそれに当たります。
サーロインのきめ細かいサシや霜降りは口の中で溶ろけて幸せな気持ちになります。
もう既にサーロインのステーキ肉を食べてそう感じた方は
上記で書いたセロトニンとアナンダマイドを摂取したからでしょう。
まとめ
難しい単語が多く出てきましたが、要するにお肉を食べると幸せな気持ちになれるのは思い込みではなく
・セロトニン
・アナンダマイド
この二つの成分を摂取することができるから幸せな気分になれるのです。
そして、この成分を多く含んでいる部分が脂身なのでサーロインや霜降り肉を食べることでハッピーになれます。
こんな方におすすめ
- 最近元気がない人
- イライラしやすい人
- 頑張った自分へのご褒美として
良質な油を摂取するならブランド和牛がオススメです。
なぜなら、生産者さんが丁寧に育てエサにもこだわりを持っているので
とても良質な霜降りが形成されるます。
そんなブランド和牛には大量の幸せホルモンが含まれているはずです。