ジビエ

ジビエにはウイルスや寄生虫が含まれている可能性!肝炎になるリスクとは?

あなたは、ジビエ料理を食べたことがありますか?

ジビエ料理には独特なクセがあり、好みが分かれるお肉ですよね。

そんなジビエですが

ウイルス寄生虫がいるかもしれないということをご存じでしたか?

えっ?

「知らないでジビエ肉を食べてた!」

「ジビエ肉はもう食べたくないよ!」

と言う声が聞こえてきますが....

食べ方さえ間違えなければ大丈夫です。

今回は、そんなジビエ肉を安全においしく食べるために

ジビエに含まれるウイルスや寄生虫に対する知識や症状などの

対処法について学んでいきましょう。

ジビエを食べると肝炎になる?E型肝炎のリスクとは?

あなたは肝炎という病気をご存知ですか?

肝炎とは、肝臓の病気です。

肝炎にかかると、肝硬変や肝臓がんなどに悪化しかねないので

できればなりたくない病気ですね。

肝炎にも色々な種類があり

・E型肝炎

・B型肝炎

・C型肝炎

などがあります。

よく聞くB型肝炎やC型肝炎は

肝炎ウイルスに汚染された体液を通して人に感染します。

テレビなどでニュースになるのは注射器の使い回しから

肝炎に感染してしまったことですね。

一方、E型肝炎

肝炎ウイルスに汚染された食べ物から感染します。

そして、野生のイノシシやシカ

このE型肝炎ウイルスを保有している可能性があることが知られています。

国立感染症研究所によると

近年、E型肝炎の患者数が増加傾向にあり

ジビエブームとも少なからず関係があるのではないかということです。

ジビエを食べた時の肝炎の症状とは?

ジビエ肉から感染するE型肝炎は

感染してから発症までに平均6週間ほどかかります。

主な症状としては

・倦怠

・発熱

・吐き気

・腹痛

などが挙げられるとともに、肝臓機能が急激に悪化して

眼や皮膚が黄色くなる

「黄疸」が出ることもあります。

これらの症状が出たときは

1ヶ月ほど前にジビエを食べていないか確認しましょう。

ウイルスに対する直接の治療法はありませんが

多くの場合、症状は自然に軽くなるようです。

しかし

もともと他の肝炎を患っている人

高齢者乳幼児妊婦などは

重症化するケースもあるので

特に注意が必要です。

肝炎だけじゃない、ジビエには寄生虫も含まれている?その危険性とは?

ジビエにはE型肝炎ウイルスだけでなく

寄生虫が含まれている可能性があります。

以下に、主な寄生虫を挙げていきましょう。

ジビエに含まれている寄生虫の種類とその危険性について!

ジビエ肉に含まれている主な寄生虫と症状を動物別でまとめてみました。

寄生虫 主なジビエ 症状
住肉胞子虫(じゅうにくほうしちゅう) シカ肉・イノシシ肉 嘔吐、下痢など食中毒の症状
旋毛虫(せんもうちゅう) ブタ肉・クマ肉 発熱・発疹・筋肉痛
肺吸虫(はいきゅうちゅう) イノシシ肉 咳・血痰
マンソン裂頭条虫(れっとうじゅうちゅう) 鳥類 皮膚に瘤ができる

実に様々な寄生虫が入っているかもしれないことがお分かりいただけたと思います。

それでは、次に

これらの寄生虫やウイルスからの被害を防ぐためにはどうしたらいいのか?

というお話をしていきます。

肝炎や寄生虫の被害に合わないためにはどうすればいい?

ジビエを食べるときは

「生では食べず、しっかり火を通すこと!」

この一言に尽きます。

熱処理することで

ほとんどのウイルスや寄生虫は死滅します。

熱処理のポイント

加熱処理をするときは63度で30分間同等の熱処理をすることがポイントです。

温度と加熱時間の一覧

温度 加熱時間
60 2時間9分
61 1時間20分
62 49分
63 30分
64 19分
65 12分
66 7分
67 5分
68 3分
69 2分
70 1分
71 38秒
72 23分
73 14分
74 9分
75 5分

出典:厚生労働省

この表通り熱処理をしたから確実に安全だということではないのでご注意ください。

たまに

「とれたてで新鮮な生肉」

と書いてあるものも見かけますが

「新鮮」だからといって

「安全」であるとは限りません。

しっかり火を通すことで

ジビエから感染するウイルスや寄生虫の被害を防ぐことができます。

まとめ

今回はジビエに含まれる

ウイルスや寄生虫とその対処法のお話でした。

こんなことを知ったら

「ジビエなんか食べれないよ!」

って思うかもしれませんね。

でも

・事前に危険性を知っておくこと

・そして、その対処法を知っておくこと

で、危険を回避することができます。

あなたも今回の記事を読んで

ジビエの危険性をきちんと知り

「安全でおいしい」ジビエ料理を楽しんでください!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

-ジビエ

© 2024 お肉の専門書