焼き鳥部位一覧

焼き鳥の「おたふく(しびれ)」とは?どこの部位?由来とカロリーも解説

焼き鳥にはたくさんの種類があります。

チェーン店などでも良く見かける「もも」や「ささみ」「砂肝」などありますが

定番部位ばかり食べていると、たまには少し変わった部位の焼き鳥を食べてみたく

なりませんか?

そこでオススメしたいのが、おたふく」!

このページではおたふく」の魅力について

ご説明させていただきます。

焼き鳥の「おたふく(しびれ)」とは?

ではまずおたふく」とはどんなお肉なのか?

焼き鳥屋さんでもそんなお目にかかれる機会は少ない

希少価値の高いお肉になります。

見た目はゴチャゴチャしている肉の塊のような見た目をしています。

出典 gourmet.blog.suntory.co.jp

部位に関しては下の項目で説明させて頂くのですが

食べると「脂身の部分」と「身の部分」という二重構造の面白い食感の焼き鳥です。

おたふく(しびれ)ってどこの部位?

 

「おたふく」というのはお肉の部位として「胸腺」と呼ばれています。

喉の下の方から心臓の上のお肉の一部で取り扱う場所やお店

メーカーによっては「リンパ」と合わせて「胸腺」として

取り扱われています。

おたふく(しびれ)の由来と意味

「おたふく」と聞くと何を思い浮かべますか?

「おたふく風邪」と呼ばれる病気がありますよね?

小さい頃に予防接種を打たされたりする有名かつ厄介な病気ですが

その「おたふく風邪」というのは喉のリンパが腫れる病気です。

部位の説明でも載せましたが

胸腺という部位は「喉のお肉」と「その周りのリンパ」を指します。

そこから由来して「おたふく」と呼ばれる様になりました。

お次は(シビレ)の方ですが

別名。。。

というより、地方によって「シビレ」と呼ばれる所もありまして

この由来は子牛の胸腺を「スイートブレット」と呼ぶのですが

「スイーブレ」→「シービレ」→「シビレ」

という言葉遊びにより「シビレ」と呼ばれる様になったそうです。

注意として、全国的には「シビレ」というと仔牛の胸腺の事を指す

事が多いです。

おたふく(しびれ)の栄養素は?

三大栄養素(100g中)

タンパク質→17g

脂質→14g

炭水化物→0g

 

その他の主な栄養

ビタミンK →12μg

ナイアシン→12mg

ビタミンB6→0.4mg

パントテン酸→2.6mg

※100g中の含有量

注目して頂きたいのは「鶏」に共通しますが

まずは筋肉や血液を構成する「タンパク質」と

その手助けをする「ビタミンB6」の多さです。

身体作りをする上でとても効率の良い栄養構成ですね。

その他にも皮膚や粘膜の健康維持に必要な「ナイアシン」や「パントテン酸」

出血時の血が固まる補助をする「ビタミンK」などの体に必要な栄養素が

たくさん詰まっています。

ただ、鶏肉の中で他の部位と比較すると「脂質」の割合が少し多めなので

食べ過ぎにはご注意を。

おたふく(しびれ)のカロリーってどれくらい?

焼き鳥「おたふく(塩)」のカロリー

一本当たり140kcal(一本50gとして)

焼き鳥「おたふく(たれ)」のカロリー

一本当たり179kcal(一本50gとして)

焼き鳥のおたふく(しびれ)お値段は?

お店によっても差は出てきますが

希少部位ということもあり定番部位に比べて高めの金額設定にしてある

お店が多いです。

安いお店なら150円少しする所だと250円前後になります。

まとめ

お店でのお値段は上記の通り少しお高めではございますが、

脂身が多く柔らかい食感の中にリンパが入り適度な苦味を持つ

大人の味の焼き鳥「おたふく」

「油+苦味」の組み合わせがビールとの相性抜群です。

希少部位ということもあり「行ったお店でたまたま置いてあった」

というの事も希なので、狙って食べに行く際は事前に調べていくことを

お勧めします。

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