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焼き鳥の「おび」はどこの部位?おび肉についてのカロリーや栄養素

あなたは焼き鳥の「おび」という部位を知っていますか。

希少部位ですので、どこの焼き鳥屋さんでも見かける、というわけではなさそうです。

ただ、「おび」の部位のことをよく知ると、

意外と皆さんが食べたことがある部位ということが分かります。

どういうことなのでしょうか?

それらも含めて「焼き鳥のおび」の

・部位

・特徴

・栄養

・カロリー

について解説します。

焼き鳥のおびとは? どこにある部位?

「おび」とは鶏もも肉の内側にある、筋の少ない部位のことを言います。

1枚ももの中央あたりの、身が分厚く盛り上がった部分です。

筋目に包丁を入れることで簡単に切り出すことが出来ます。

1羽の鶏の左右2つのもも肉の中にある小さな部分で、希少価値の高い部位です。

「おび」の他には「オイスターミート」「チキンオイスター」とも呼ばれています。

水分量が多く、とてもジューシーです。

またぷりぷり、もちもちとした柔らかい食感が特徴です。

鶏もも肉の中でも格別のおいしさを感じられる部位です。

おびの由来と意味

「おび」という名前の由来ですが、残念ながら確実な情報は見つかりませんでした。

ただ、別名である「オイスターミート」、「チキンオイスター」については

由来を知ることが出来ました。

「オイスター」はその名の通り、魚介類の「牡蠣」から来ているようです。

「牡蠣」のようにジューシーで美味しい「お肉」もしくは「鶏肉」ということから、

このように呼ばれるようになったようです。

欧米では「美味しい」ことの代名詞として「牡蠣」が使われることがあるようです。

他の牡蠣がつくほど、美味しいとされている焼き鳥が「そり」です。

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次は、おびの栄養素を見ていきます。

おびの栄養素は?

おびは鶏もも肉の一部ですので、栄養素などは基本的に鶏もも肉と同じだと考えてください。

ここでは皮を取り除いた状態の鶏もも肉の栄養素について紹介します。

100gあたりでそれぞれ

・タンパク質が18.8g

・脂質が3.9g

・炭水化物が0g

となっています。

皮を取り除いた鶏むね肉には負けてしまいますが、高たんぱく低脂肪のお肉です。

特筆すべき栄養素としては

・出血をしてしまった時に血を固めて止血をしたり、骨を健康に保ったりするビタミンK

・体の中が老化してしまうのを防止するセレン

が含まれています。

おびのカロリーってどのくらい

こちらも皮なしの鶏もも肉で見ていきます。

鶏もも肉の100gあたりのカロリーは約116kcalです。

おびの焼き鳥1本はおおよそ40~45gですので46~52kcalということになります。

皮なしのムネ肉は100gあたり108kcalで、それに比べると少しカロリーが高いですが、

あの鶏もも肉のジューシーさを考えると納得です。

おび(塩)カロリー

実際に焼き鳥として調理すると、カロリーはどのように変化するのでしょうか。

まずは塩焼き鳥です。こちらも鶏モモ肉の焼き鳥で見ていきます。

焼き鳥の1人前である2本分(100g)で計算すると、

おび肉塩焼きのカロリーは約180kcalとなっています。

グリルや炭火などの焼き方や、塩味の味付け方法によってカロリーは変わってくるので注意してください。

おび(タレ)カロリー

次にタレ味の焼き鳥です。こちらもグラム数を揃えて焼き鳥1人前2本分(100g)で197kcalです。

塩味に比べるとカロリーが高くなっていますね。

食べる前に余分なタレを落としてから食べると、少しだけカロリーをおさえることが出来ます。

ファミマでおびの焼き鳥が入手できる?

おび肉について色々と調べていると、「ファミリーマートでおび肉の焼き鳥を購入した」

などの情報を見つけることが出来ました。

希少部位がコンビニで!どういうことなのでしょうか。

調べてみると、「おび串タレ味」の焼き鳥が過去に数量限定品として販売されていました。

※残念ながら現在は販売されていません。

ファミリーマートではレジの横でもも串、かわ串、ハラミ串などの焼き鳥が販売されています。

コンビニのホットスナックとはいえ、

こだわりの塩と秘伝のタレは専門店の味に近いものになっており、人気の商品です。

この焼き鳥シリーズでは時々、数量限定の期間限定メニューが販売されることがあり、

「おび串」のタレ味もその1つであることが分かりました。

筆者が調べた限りでは、2019年夏頃に「再発売」として数量限定で販売されています。

「再発売」なので、人気のある商品だったのでしょう。

希少部位が手軽にコンビニで手に入るのは嬉しいですね。

もしも再発売した場合にはぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

ちなみに現在は「炭火焼豚ばら串」が数量限定で発売されています。

こちらも美味しそうですね。

まとめ

今回は「おび」について部位の特徴や栄養、カロリーについて解説しました。

「おび」は1羽の鶏からわずかしかとれない希少な部位です。

焼き鳥屋さんなどでメニューがある場合にはぜひ味わってみてください。

しかし、鶏もも肉の一部分ですので、知らず知らずのうちに食べている方も多いと思います。

鶏ももの一枚肉を買った場合など、ぜひ「おび」だけを切り分けて調理して、

ジューシーでもちもちプリプリなお肉を味わってみてください。

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