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大雪アンガス牛の特徴とは?定義や歴史も合わせてご紹介

大雪アンガス牛の特徴

大雪アンガス牛はとても柔らかい肉質が特徴です。

赤身肉は加熱すると固くなりやすい性質があります。

そのため赤身肉を食べるときは繊維をほぐして

柔らかくする長時間煮込む料理が

選ばれることが多くあります。

しかし、大雪アンガは赤身肉でありながら

加熱しても柔らかさを保つことができるのです。

なので塊肉を楽しむステーキでも

おいしく食べることができます。

さらに大雪アンガス牛の魅力的な点はたっぷりの肉汁

イギリス原産のアンガス種ですが

日本で育てられ、日本人の好みに合うよう飼育されることで

和牛のようなジューシーさをもつようになったのです。

赤身肉と和牛の良いとこどりのような牛肉なのです。

大雪アンガス牛の産地は何県?

大雪高原牛は北海道上川郡上川町で育てられています。

上川町は北海道のほぼ中央

札幌から車で約2時間半のところにある

人口3519人(2020年1月末)の街です。

年間平均最高気温25.1℃、最低気温-14.1℃。

冬には積雪5メートルにもなる豪雪地帯です。

大雪アンガス牛が育てられる大雪アンガス牧場

北海道でも屈指の星空スポットとしても知られています。

大雪アンガス牛の定義

大雪アンガス牛は上川町でしか育てられていません。

そこで上川町で生まれ、大雪アンガス牧場で育てられたアンガス種

大雪アンガス牛と呼びます。

大雪アンガス牛の読み方

たいせつあんがすぎゅうと読みます。

大雪アンガス牛は大雪山を仰ぎみる

大雪高原で育てられています。

土地に密着し

土地の恵みを受け育てられていることが表されています。

大雪アンガス牛の歴史やルーツ

上川町で畜産が始められたのは

1976年北海道が主導していた、畜産基地建設事業が発端です。

これは未利用の土地が多い地域に大型畜産経営郡を作り

農業経営を合理化することを目的とするものでした。

そこで北アメリカとカナダの牧場からアンガス種を導入して

繁殖、育成、肥育を町内で一貫しておこなうことにしたのです。

その当時、北海道で肉牛というと和牛とホルスタインの2種が主流でした。

そこでその中間の肉質を狙ってアンガス種を選んだのです。

またアンガス種は肉質がよく、粗食に耐え

寒冷地の飼育に適しているという特徴も

上川町での飼育にぴったりでした。

くわえて、コープさっぽろと契約し

産地直送販売としての流通も確保し順調に規模を拡大。

しかし、1991年牛肉輸入自由化に大きな打撃を受けます。

肉質が競合し価格が急落。

生産者が激減したのです。

多くの生産者がアンガス種から離れていくなか

上川町でアンガス種の飼育を続けているのは

消費者からの支持によるもの。

価格が安いということよりも、現場がはっきりと見え、管理がしっかりしている

つまり安全・安心というのは何にも変えがたい価値があるということなのです。

黒毛和種のような派手さや、ホルスタイン種のような馴染み深さはありませんが

大雪アンガス牛が好きだ、と言ってくれる消費者のために

これからも大雪アンガス牛は育てられていきます。

大雪アンガス牛の食べ方

柔らかく程よい脂の大雪アンガス牛はいろいろな料理にすることができます。

ステーキ、焼き肉、しゃぶしゃぶ

あなたの好みに合った料理で食べてくださいね。

大雪アンガス牛の育て方はどうなっている?

大雪アンガス牛は上川町内一貫生産されています。

子牛が生まれると素牛(もとうし)農家で育てられます。

ミルクにくわえ、無農薬の牧草もたっぷり与えて胃を丈夫に育てます。

9ヶ月齢ごろになると同じ町内にある

大雪アンガス牧場に引っ越しです。

同じ町内なので移動距離は短く

これは牛たちのストレス軽減につながっています。

ここで牛たちは広大な敷地で放牧され

のびのびとストレスなく過ごします。

餌は無農薬の牧草とホルモン剤を含まない

配合飼料をたっぷり与えられ

体が大きくなるよう育てられます。

22ヶ月齢、600~650kgまで育つと出荷です。

以前は19ヶ月齢くらいで出荷していたのですが

より和牛に近い肉質になるようにと、飼育期間を長くしています。

飼育期間が長くなるとそれだけ手間がかかるということです。

けれど消費者のニーズに応えるために

手間を惜しまず育でられています。

大雪アンガス牛の偽物が出回っているって本当?

平成16年から

牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(牛肉トレーサビリティ法)

が施行されました。

この法律では国産牛肉について

牛の出生からと畜場(食肉処理場)で処理され

牛肉に加工され、小売店に並ぶ一連の履歴を

10桁の個体識別番号で管理し

取引データーを記録することが義務付けられました。

もちろん、大雪アンガス牛も法律を遵守して

飼育、流通、販売されますので

偽物が入るスキはありません。

また、毎年コープさっぽろ組合員と牛肉生産地との交流会をおこない

消費者に直接、安全・安心を伝える取り組みを続けています。

大雪アンガス牛のおすすめの部位はどこ?

ステーキにはサーロイン

ローストビーフにはモモ、

焼肉にはカルビ。

部位によりそれぞれのうま味を持っているので

好みや料理に合わせて選べます。

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