あなたは焼鳥はお好きですか?
お酒のお供の代表格です。
焼肉にも劣らないおいしさですが、
肩ひじ張らずに仕事帰りにサクッと食べることもできるのが嬉しいですね。
一口に焼き鳥と言っても様々な部位があります。
今回はそんな中でも定番中の定番である、「ムネ」についてご紹介。
栄養面や値段など様々な面から紹介していきます。
興味がある方はぜひお付き合いください。
Contents
焼き鳥の胸肉とは?どこの部位?
名前そのままですが、ズバリ「鶏の胸肉」です。
鶏の首の付け根あたりからモモの手前あたりまでの肉を指します。
焼き鳥ではモモとともに正肉と呼ばれ、
定番中の定番の部位です。
味わいはモモと同じように淡白で、
クセのないどんな味付けにも馴染むものです。
モモとの違いは、胸の方がやや脂が少ないです。
焼きすぎるとパサパサしてしまうので、
一般的にはモモの方が人気の部位ではありますが、
お店によってはモモとムネを混ぜて使うところもあるようです。
ちなみに、ムネの中でも上質部位は「ささみ」と呼ばれ、
低カロリー高タンパク食材として人気の部位です。
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焼き鳥の「ささみ」ってどんな部位?味付けの種類とカロリーを解説
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胸肉のカロリーは?
ここからは、栄養面についてみていきます。
まずは、気になるカロリーについて。
一般的に焼き鳥は塩かタレの味付けで提供されますので、
それぞれについて紹介します。
なお、一般的に胸肉には鳥皮がついていることがありますが、
今回ご紹介するのは鳥皮がついていない場合の数値です。
胸肉(塩)のカロリー
まず塩味のときのカロリーについて、
100gあたり約108kcal です。
比較のためにご紹介しますと、
モモの場合は 116kcal 、ささみの場合は105 kcal です。
胸肉(タレ)のカロリー
続いて、タレ味のときのカロリーについて、
100gあたり約127kcal です。
やはりタレのカロリーが加わる分、少し高くなります。
ただ、タレのカロリーはお店によって変わってきますので、
あくまで目安として考えてください。
胸肉の栄養成分は?
カロリーに続いて、栄養成分についてみていきましょう。
ムネで特筆すべきは何といってもタンパク質の豊富さ。
100gあたり22.3 g 含まれており、
これは数ある焼鳥の部位の中でもトップレベルの含有量です。
一方で脂質の割合は低く、
100gあたり1.5g 程です。
ダイエット中の方やトレーニング中の方には、
脂質を抑えてタンパク質を摂取できるおすすめの食材です。
ちなみに、モモの場合ですと、
タンパク質が100 gあたり18.8g 、脂質が100g あたり3.9 gです。
脂質はムネの倍以上含まれています。
これが食べるときのジューシーさに繋がっているのですが、
あまりたくさん食べるのは気が引けますね。
ムネにはその他、糖質・脂質・タンパク質の代謝に不可欠なナイアシンや、
アミノ酸の代謝を助けるビタミンB6などが豊富に含まれています。
胸肉の値段はいくらくらい?
胸肉を購入しようと思ったら、
どのくらいで買えるのでしょうか。
ネット通販で調べてみました。
調べたところ、胸肉としてより、
ささみとして販売されていることが多いようです。
ささみそのままの状態ですと、1kgあたり1000円前後、
串の状態ですと、5本で 500円前後なので、
1串あたり100円前後で販売されています。
どうしても胸肉が良いという方は、
お近くのスーパーでも販売されているかと思いますので、
覗いてみてはいかがでしょう。
焼き鳥の胸肉の切り方は?
さて、自宅で胸肉を調理するときに気を付けていただきたいのが、その切り方。
一般的に胸肉はパサパサしていて苦手という人もいますが、
切り方ひとつで印象はかなり違ってきます。
おすすめの切り方について紹介します。
お肉の表面をよく見ると、
一定方向に繊維が走っていることが分かると思います。
使用する肉の大きさにもよるのですが、
この繊維の向きが変わるところが、
2~3か所前後あるので、まずはその繊維の向きが変わる境界線で肉を切り分けましょう。
そうすると3つ前後の大まかな塊に分かれると思います。
次に、それぞれの繊維の方向を見極めた後、
その繊維の方向と垂直に肉を切っていきます。
イメージとして、肉の繊維を断ち切る感じです。
このようにして切ると、
同じように調理した場合でも、
肉にジューシーさが残っていて、
苦手な方でもおいしく食べられます。
特別な器具なども必要ない方法ですので、
自宅で調理される際は、
試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
焼き鳥のド定番部位である、「ムネ」についてご紹介しました。
価格もリーズナブルで、ヘルシー高タンパク食材なので、
積極的に日々の食卓にも取り入れていきたいですね。
また、焼き鳥以外にも調理方法は豊富ですので、
冷凍で備蓄食材としてもおすすめですよ。
ちなみに、焼き鳥で「ムネ」と同じく正肉として扱われる、
「もも」については別の記事で詳しく紹介しておりますので、
興味がある方はそちらもご参照ください。
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焼き鳥の「もも」とは?どこの部位?カロリーや串打ちの大変さについて
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。