お疲れ様です。HIROです。
今回はタクシー運転手と介護タクシー運転手の違いと
転職するならどっち?
ということを見ていきましょう。
両者ともにタクシーという単語が入っていますが
働き方や給料などはどのように違うのでしょうか?
早速、見ていきましょう。
Contents
タクシー運転手の働き方
タクシー運転手の働き方は簡単に言えば
お客様をお乗せしてあるポイントからあるポイントまで
運ぶお仕事です。
タクシー運転手の1日の流れは下記の記事を参考にしてください。
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タクシー運転手の1日を現役運転手が語る!!(1日の流れ)
続きを見る
そして、タクシー運転手の8割以上は隔日勤務と言われる
雇用形態で働いています。
隔日勤務というのは簡単に言えば
一回の仕事で20時間近く働いて、次の日はお休みという働き方です。
ここでは詳しい解説はしないので、隔日勤務については下記の記事をご覧ください。
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タクシー運転手のシフト勤務体系を実体験から分かりやすく解説します。
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そして、最後は気になる給料についてです。
タクシー運転手の給料は歩合制が一般的です。
お客様から頂くメーター料金の約6割が自分の給料にプラスされます。
基本給はありますが、全国的な大卒の初任給くらいです。
なので、効率よくお客さん見つけて乗せて降ろしてを繰り返し
歩合給を上げることが重要なのです。
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タクシー運転手の給料・月収・手取りはいくら「お金に関して徹底解説」
続きを見る
タクシーの働き方まとめ
まとめるとタクシー運転手の働き方は
・自分でお客さんを見つける必要がある
・お客さんから頂く料金の6割くらいが自分の収入になる
・多くの運転手が隔日勤務というシフトで働いている
介護タクシー運転手の働き方
タクシー運転手の仕事内容はタクシーを利用したことがある方なら
想像が付きやすいと思いますが、介護タクシーとはどんなお仕事なのか?
介護タクシーとは公共交通機関での移動が難しい(高齢者や障害者)
の方を対象にしたサービスです。
もう少し具体的に言うと
・自立支援学校の障害者の移動手段として
・公共サービスの利用が一人だと難しい人
・担当のケアマネージャーさんがいる人
・要介護判定1〜5の認定を受けている方
など、介護を必要としている人が対象となっています。
そして、介護タクシーを専門にやっている会社や
大手のタクシー会社がサービスとして
介護タクシー事業をやっている場合があります。
また、タクシー運転手と大きく違うのは
・固定給
・労働時間
です。
順番に見ていきましょう。
タクシー運転手は歩合給が一般的ですが、介護タクシーは固定給が一般的です。
介護タクシー運転手の平均年収は240万〜360万程度とされています。
ただ、人材不足が激しい業界だと言うこともあり
未経験で年収500万を超えるような案件も見受けられました。
これからも日本は少子高齢化で介護を必要とする世帯が増えると
思うので需要はこれからも伸びそうです。
仕事の探し方については下記で説明しています。
タクシー運転手と介護タクシーの共通点と違い
両方ともタクシーという名前が付きますが
両者の共通点や違いは何があるのでしょうか?
共通点
・第一種免許取得後3年経っていること
・21歳以上であること
・第二種免許が必要
・両方、正社員として採用される(介護はアルバイトでも可)
・車両を運転するので免許の点数が大事
・同じようにメーター料金を頂く
違い
・労働時間の違い
・給料体系の違い
・地理を覚える量が少ない
・介護職なので、人助けになる
・訪問介護タクシーなどになると別の資格も必要
介護タクシー運転手になりたい場合は第二種免許を
取得できればなれます。
ただ、利用者の介助も行うのでホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)などを
受けることが推奨されています。
他にも保険が使える介護保険タクシーになると
ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)の資格が
仕事をする上で条件になってきたりもします。
今回はあくまでも介護タクシーについてなので
保険介護タクシーについては言及しません。
タクシー運転手から介護タクシー運転手へは簡単になれる?
先ほども言ったようにタクシー運転手から介護タクシー運転手へは
比較的簡単になることができます。
共通点である第二種免許を取得していることや運転歴についても
問題ないからでしょう。
なので、タクシーを辞めて次のキャリアで介護タクシーに転職する方もいます。
未経験からでも介護タクシーへの転職は可能?
タクシー業を飛ばして初めから介護タクシー運転手になりたい方もいるでしょう。
そのような方にも第二種免許の取得や研修制度が充実している
事業者も多いので、未経験者でも安心して飛び込める業界です。
私が所属している大和自動車も「福祉車両サービス」という名で
介護タクシー事業を行なっています。
また、未経験からの人にも対応しています。
出典:大和自動車福祉サービス
タクシー運転手に必要な適正
タクシー運転手は歩合給が一般的だとお伝えしました。
ですので、自分の給料を上げるも下げるも自分次第です。
タクシー運転手になってお金を自分の力で稼ぎたいという
ハングリー精神がある方はタクシー運転手が向いているでしょう。
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タクシー運転手で稼げる人と稼げない人の違い?2年目運転手が暴露
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また、タクシー運転手に必要な適正は以下です。
・丁寧な接客ができること
・運転が好きかどうか?(嫌いでも問題はないです)
・体力があること
・体調管理ができること
・ストレス耐性があること
これらが無くても問題はないですが、ご自身の性格と比べてみる
判断材料にはなると思います。
介護タクシー運転手に必要な適正
介護タクシー運転手は人の助けをするので
心が優しい方が多いイメージがあります。
また、タクシー運転手と違って道路上でお客さんを探す必要がないので
とにかく安全運転ができる人が好まれる傾向です。
他にも必要な適正として
・やる気
・人柄
・謙虚さ
・思いやり
など。
相手の気持ちに寄り添ってあげる能力が必要ですね。
タクシー運転手に転職するなら私にお問い合わせください
私は現役タクシー運転手なので
タクシーについての相談や転職については以下のお問い合わせから
ご連絡ください。
また、大和の介護タクシーサービスにも興味がある方はお力になれると思います。
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タクシー運転手の志望動機と押さえるポイントを現役運転手が教えます
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介護タクシー運転手に転職ならこちらの会社
カイゴジョブ
カイゴジョブは自分の仕事がとても探しやすいのが特徴です。
画面を開いた瞬間から以下のようなナビメニューが表示されます。
「介護タクシーをやりつつヘルパー資格の取得」
など幅広い要望に答えてくれます。
自分の希望通りにクリックしていけば、条件の良い仕事を
表示してくれるのでミスマッチの少ないお仕事紹介が受けられます。
ココがポイント
・月間利用者数55万人以上
・東証一部上場の企業が運営
・求人情報3万件以上
まとめ:転職するならどっちがいいの?
タクシー運転手は世の中の景気を受けやすい業界で
加えて歩合給なので給料が安定しないというデメリットがありますが
反対に景気が良かったり自分の実力で給料をアップできるメリットがあります。
介護タクシーは固定給なので賃金アップを目指すのは難しいですが
確実に手元に額面の給料が振り込まれるのは安心材料だと思います。
どちらも第二種免許が必要など、共通点も多い職業なので
あなたがご自身の考えやライフスタイルで決めるのがいいと思います。
最後にタクシー運転手とバス運転手も比べてみたので
良かったら見てください。
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