ジビエ

ジビエのペットフードが発売されているけど評判や安全性はどうなの?

ジビエって聞いたことありますか?

ジビエとは野生動物の肉のことです。

ジビエについて詳しく理解したい方は、以下の記事を読んでみてください。

そんなジビエですが、人間が食べるだけでなく

ペットフードにも使われていることはご存じでしたか?

「えっ、野生動物の肉なんてペットに食べさせて大丈夫なの!?」

かわいいペットにジビエを与えることに

少し不安を感じる方もいるかもしれません。

そこで今回は

ペットフードに使われているジビエについての

安全性価格

メリットデメリット世間の評判などを見ていきたいと思います。

それではさっそくいってみましょう。

ジビエのドッグフードとは?

まずはドッグフードから見ていきましょう。

ジビエを使っているドッグフードには

どんな種類のものがあり、どんなものが含まれているのでしょうか。

まず、ジビエを使っているドッグフードの種類としては

生肉ジャーキードライフードなど

普通のドッグフード同様にたくさんあります。

ドライフードに含まれているジビエ以外のものは

普通のものと同じように穀物です。

また、特殊なペットフードでは

シカのトライプ(第4の胃)などもあります。

シカの角は骨と同様です。

トライプは胃だけでなく、その内容物を含んでいるものです。

「えっ、野生動物が食べて消化したものを食べさせるの・・・?」

ちょっと抵抗がありますよね。

しかし、このトライプは栄養価が非常に高く

消化酵素なども含んでいるので

犬の消化を助け、栄養を効果的に吸収します。

ジビエのキャットフードとは?

それでは同様にジビエを使っているキャットフードには

どんな種類のものがあり

どんなものが含まれているのでしょうか。

ジビエを使ったキャットフードには

生肉ドライフードウエットフードがあります。

普通のキャットフードは

穀物類が多く含まれていますが

ジビエを使ったドライフードには

野菜類が多く含まれていて、栄養価が高いと言えます。

また、ウエットフードは缶詰で猫が好きな魚介類なども

多く含まれています。

ジビエのペットフードは安全なの?

ジビエが入っているペットフードが

普通に市場に出回っていることが分かりましたが

ペットにとって、ジビエは安全なのでしょうか。

人間に対するジビエの安全性については

下の記事を参考にしてみてください。

結論から言うと

ペットに対しての安全性は高いです。

もちろん、安価なもの出所が不明なものは

安全性に疑問が残りますが

それは他のペットフードにも同じことが言えます。

通販サイトの口コミ欄などをご覧になって

確かな商品を選んでおけば、安全性については心配ないでしょう。

ジビエのペットフードはいくらくらい?

では次に

ジビエのペットフードはいくらくらいするのでしょうか。

「栄養価が高いんだから、結構かかるんじゃないのかな・・・」

ジビエを使っていない普通のペットフードは

ペットの年齢や目的、量や素材によって変わりますが

缶詰で100gあたり200円くらい

ドライフードでは100gあたり100円を切ることも。

それに対して、ジビエを使ったペットフードは

使っているジビエやその他の材料にもよりますが

生肉であれば100gあたり100~200円くらい

缶詰などは100gあたり500円前後

ドライフードでは100gあたり300円前後

その他の加工品は値段もまちまちです。

やはり、ジビエを使っていないペットフードに比べると

栄養価が高く、希少性が高い分値段が高いです。

逆に言うと値段が高い分

それだけの価値があると言えるのではないでしょうか。

ジビエのペットフードを与えるメリットとデメリット

ペットフードにジビエを使うことでのメリットデメリット

どんなことが挙げられるでしょうか。

それぞれ見ていきましょう。

ジビエのペットフードを与えるメリット

ジビエのペットフードを与えるメリットは

次の4つの点が挙げられます。

①栄養価が高い

②食いつきがよく、アレルギーが少ない

③ホルモン剤の投与や遺伝子組み換えなどの心配がない

④地域の貢献に役立つ

以下でそれぞれについて説明していきます。

メリット① 栄養価が高い

まずは何といっても

栄養価が高いことが第一に挙げられます。

ジビエは低脂肪低カロリー高タンパクに加え

ビタミンミネラルを多く含みます。

ペットにとっても栄養になることは言うまでもありません。

ジビエの栄養について詳しく知りたい方は

下の記事を参考にしてみてください。

メリット② 食いつきがよく、アレルギーが少ない

犬や猫はもともと肉食動物です。

穀物を含んだペットフードよりも

ジビエを多く含んだペットフードは

普段のペットフードよりも食いつきがよくなります。

またペットにとって穀物、特に小麦がアレルギーになる場合がありますが

ジビエを多く使っているペットフードは

アレルギーになることが少ないです。

食べ物のアレルギーで困っている方は

ジビエ入りのペットフードを試してみてはいかがでしょうか。

メリット③ ホルモン剤の投与や遺伝子組み換えの心配がない

家畜の肉を使っている場合、ホルモン剤の投与などで

成長をコントロールされている場合があります。

また、穀物などを混ぜているペットフードには

遺伝子組み換えの穀物が使われている場合もあります。

いずれも、ペットにどのような影響を与えるかは不明です。

国によっては、ホルモン剤の投与を禁止されている場合もあります。

それらのものが入っているペットフードは

できれば与えたくないのが本音ではないでしょうか。

ジビエは野生動物の肉ですので

ホルモン剤を投与されていません。

また、ミンチ肉などを選べば

遺伝子組み換えの作物が入っている心配もありません。

メリット④ 地域の貢献に役立つ

野生動物の作物被害で処分されたイノシシやシカは

ほとんどが焼却処分されてしまいます。

地域によってはふるさと納税などにジビエを出して

消費を促そうとしています。

そのため、ジビエをペットフードとして利用することで

地域の貢献にも役立ちます。

ジビエのふるさと納税については

下の記事を参考にしてみてください。

ペットフードではないですが

おいしそうなジビエがたくさんありますよ。

ジビエのペットフードを与えるデメリット

次にジビエのペットフードを与えるデメリットは

次の2つが考えられます。

①ジビエを使っていないペットフードより少し高価

②安定した供給があるか心配

以下で説明していきます。

デメリット① ジビエを使っていないペットフードより少し高価

まず1つ目が、先の項目で見たとおり

ジビエを使っていないペットフードより少し高価であるということです。

毎日必要なものだからこそ少しでもコストを抑えたいと思うかもしれません。

しかし、安価なものを与え続け健康状態を損ねることで

医療費がかさんでしまうと本末転倒です。

毎日与えずとも定期的に少しずつ与えることで

健康状態の維持に努めるのがコストの面で考えると

ベターではないでしょうか。

デメリット② 安定した供給があるか心配

狩猟期間は11月から2月までと決まっており

それ以外の期間は供給がありません。

そのため、ジビエの安定的な供給があるか心配されるところです。

ひょっとすると、ほしいときに必要なペットフードが

手に入らない可能性があります。

ジビエのペットフードの口コミを集めてみた

ここまでジビエの入っているペットフードを

いろんな視点から見てきました。

では、実際に使っている方の感想はどうでしょうか。

代表的な口コミを以下にまとめてみました。

50代女性

鹿肉のミンチ肉をミディアムレアに炒めて、ドライフードと混ぜて与えると、勢いよく食べてくれました。お友達にも分けてあげると、お友達のワンちゃんも同様の反応でした。

60代女性

老犬ですが、鹿肉を与え始めてから、健康状態がよく元気になりました。

50代男性

やっぱり生肉は違いますね!食いつきがとてもよくなりました!

50代女性

グリーントライプは、ニオイがとてもきついですが、犬たちは喜んで食べてくれています。

60代男性

鹿のアバラ骨を購入しました。うちは柴犬ですが、食いつきもよく、毎日1本ずつあげています。

口コミを見ると

飼い主だけでなく、ペット自身にも

ジビエのペットフードは

軒並み高評価であることがうかがえます。

まとめ ジビエ入りのペットフードを与えてみよう

ジビエが使われているペットフードは

人間が食べているものと同じように

安全性栄養価が高く

ペットにとってもいいものだということが分かりました。

また、種類もたくさんあり

ペットの好みによっていろいろと選ぶことができます。

この記事を参考に、あなたの家のかわいいペットに

おいしくて栄養価の高い

ジビエペットフードを与えてみてはいかがでしょうか。

ペットも喜んでくれること間違いなしです。

-ジビエ

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