あなたは焼鳥の部位をどのくらいご存じですか?
定番である「もも」や「ムネ」などの正肉や、
「レバー」「ハツ」などの内臓肉が代表的なものとして挙げられますが、
焼肉に比べて、ややバリエーションに乏しい印象を受けるのも事実です。
しかし実は、焼き鳥でも知られていないだけで数多くの部位が存在しており、
焼肉に負けないくらい奥深い世界なのです。
今回はそんな焼鳥のマイナー部位の1つである、
「もみじ」についてご紹介。
どこの部位か、特徴などについて説明します。
興味がある方はぜひお付き合いください。
それでは早速参りましょう!
「もみじ」はどこの部位?
出典:肝臓公司
ズバリ、鶏の足です。もっと厳密にいうと、鶏の足先です。
主にスネから爪先あたりまでのことを指します。
あまりイメージできる方はいないかもしれませんが、
鶏の足というと、指が3本あり、
足裏から見ると名前の通り、
もみじの葉のような形をしていることから、
このように呼ばれています。
鶏の足だと生々しいですが、
もみじだとちょっと抵抗感薄れませんか。
「もみじ」の特徴
「もみじ」の特徴として、とてもいいダシが取れることが挙げられます。
このため、「もみじ」は焼鳥屋で見かけることも稀にありますが、
ほとんどはダシを取る目的でラーメン屋などで使われています。
生の状態だと、足がそのまんまの感じでかなりグロテスクなのですが、
焼き鳥で提供されるときは、足裏の肉球がついている部分を切って串にされるため、
知らない限り、足だと意識することはないかと思います。
焼き鳥の場合、1串あたり3~4羽分を必要とする希少部位です。
串で食べると、コリコリした歯ごたえがありますが、
味わいにはクセがあります。
好きな人にはたまらない味わいなので、
お店で見かけたらチャレンジしてみることをおすすめします。
「もみじ」はいくらで購入できる?
「もみじ」はどのくらいの値段で販売されているのでしょうか。
調べたところ、1kgあたり600円前後で販売されています。
かなり需要が限られているため、
かなり手ごろな値段で取り扱われています。
試しに「もみじ」を使って自家製ラーメンというのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
焼き鳥の中でもかなりレアな部位である、
「もみじ」についてご紹介しました。
動物は変わりますが、豚の足については、
「豚足」の記事で詳しく紹介しておりますので、
興味がある方はそちらもご参照ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。