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ふらの和牛の特徴とは?定義や歴史も合わせてご紹介

ふらの和牛の特徴

ふらの和牛は肉のうま味と脂のうま味を最大限に引き出した牛肉です。

肉のうま味が強く、あっさりした口当たり。

脂には甘味があり、融点が低いため食べた瞬間に全体に広がる口溶けの良さ。

霜降り肉ですがしつこくはありません。

ふらの和牛の産地は何県?

ふらの和牛が育てられているのは、北海道空知郡上富良野町(そらちぐんかみふらのちょう)です。

札幌から車で北西に約2時間。

人口10,518人(2020年4月末現在)の町です。

年間平均最高気温25℃、最低気温が-12℃。

見渡す限りのラベンダー畑が有名です。

ふらの和牛の定義

ふらの和牛は谷口ファームによる単一農家のブランド牛です。

つまり谷口ファームで育てられた黒毛和種のことをふらの和牛と呼びます。

ふらの和牛はサシの入り具合、肉の色やツヤ、肉の締りとキメ、脂肪の色ツヤと質から格付けする日本食肉格付協会の格付では常に3等級以上を獲得。

高品質であることもふらの和牛の必須条件です。

ふらの和牛の読み方

ふらのわぎゅうと読みます。

ふらのとは北海道の原住民族であるアイヌの人たちの言葉でフラヌイ「臭くにおう泥土」に由来します。

この一帯が泥炭地であり、富良野川が硫黄の臭気を含むことから名付けられたそうです。

ふらの和牛は長く人々に親しまれてきた土地の名前を冠しているのです。

ふらの和牛の歴史やルーツ

谷口ファームは初代が家畜の売買をしていたことに始まります。

1981年100頭の牛を買い肉牛生産をスタート。

1989年には(有)谷口ファームを設立。

その後事業拡大を繰り返し、現在では3つの牧場と1つの焼肉店を有する複合型大規模牧場になっています。

ふらの和牛は2008年のG8洞爺湖サミットでは総理夫人主催昼食会の献立に採用され、外国人記者団にも振る舞われました。

2016年には北海道枝肉共励会 黒毛和種の部 最優秀賞農林水産大臣賞受賞。

2017年全国肉用牛枝肉共励会 全国2位獲得。

ふらの和牛は日本のみならず世界にも認められる牛肉なのです。

黒毛和種とは和牛の一種で、古くは近畿、中国地方を主な産地とし、農耕や荷物を運ぶために飼われていました。

明治時代に外国種と交配し改良され、昭和19年に日本固有の肉用種に認定。

日本全国で飼育されており、現在日本で肥育(運動をさせないでえさを多く与え、短期間にふとらせること)されている和牛の90%以上が黒毛和種です。

ふらの和牛の食べ方

谷口ファーム直営の焼肉店「ふらの和牛よしうし」おすすめメニューはすき焼きユッケ炙り握りです。

すき焼きは1枚目は卵黄をからめ、2枚目はごはんを包んで食べるのがよしうし流。

ユッケは安全・安心な加工をして提供されます。

甘みとうま味をダイレクトに感じられる1品。

炙り握りは特製ダレとおろし、ネギの香りとわさびがアクセント。

シンプルながら素材のうま味を感じられます。

ふらの和牛の育て方はどうなっている?

ふらの和牛はグループ牧場内で繁殖、出産、飼育、出荷と一貫生産されています。

これは「牛たちを常に観察すること」という谷口ファーム代々受け継がれている教えによります。

「牛は言葉を発しない分、こちらが気づいてあげなくてはなりません。姿かたち、何らかの形で訴えている。それを見逃さないようにしたいのです。」

そのためにはどの生産過程も人任せにせず、信頼できる仲間たちと牛の世話を全てやる。

こうしてグループ一貫生産体制が築かれました。

エサは栄養価の高いトウモロコシの胚葉部分、ホミニーフィードにくわえ大豆や北海道産小麦を与えます。

そして肉をおいしくする重要なポイントになるのがおから

特におからを乾燥させたものを与えています。

それと霜降り肉を作り上げるために重要なのはビタミンAをコントロールすること

牧草にはビタミンAが多く、稲わらには少ないので使い分けてコントロールします。

あげるタイミングは月齢によっても違いますし、暑さ、寒さ、ストレスも影響します。

ビタミンAを減らしすぎると体調が悪くなり、増やしすぎると霜降りが入りません。

「牛たちを常に観察し」個々の牛たちにピッタリのタイミングとバランスでエサを与えます。

また水は十勝岳連峰、大雪山連峰の雪解け水が長い時間かけて地下に染み込んだ伏流水を使用。

しっかり検査も行ない、人間が飲んでも問題のないきれいな水です。

「牛はストレスがなければ静かなんです」

谷口ファームの方はこう話します。

牛舎は十分なスペースが確保されていて、すべてがアスファルト舗装。

これは菌は泥と混ざり合うのですが、アスファルトであれば洗い流せて乾くのも早いため。

除糞したあとは消毒をするので、牛舎にはほとんど臭いがありません

谷口ファームで率先して機械を導入しています。

クラウド牛群管理システムで牛の情報を生まれた時から管理し、全社員がいつでもタブレット端末で記録を確認することができます。

さらに自動エサ寄せ機、自動哺乳機なども導入。

牛のストレス軽減にもつながり、人が牛の管理に集中できる環境作りに役立っています。

ふらの和牛の偽物が出回っているって本当?

ふらの和牛は2005年に商標登録をしました。

偽物が出回るということはまずないでしょう。

しかしこの商標登録したことはブランドを守るということ以上に大きな意味がありました。

それは従業員の意識の変化です。

自分たちが育てた牛だけが名乗ることができる「ふらの和牛」というブランド。

これは経営陣だけでなく従業員も今まで以上に誇りを持ち仕事に取り組めるようになりました。

ふらの和牛のおすすめの部位はどこ?

谷口ファーム直営焼肉店「ふらの和牛よしうし」ではふらの和牛のいろいろな部位を食べることができます。

おなじみのロースサーロインはもちろん、シャトーブリアンイチボといった希少部位も。

時期やタイミングによってもある部位は違いますので、お店の人と相談しながら選ぶのも楽しいですね。

ふらの和牛を通販で購入することをお考えの方はこちらの記事をご覧ください。

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